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大赤班などの他のガス惑星上の渦巻きは, 湧き出し型の高気圧渦巻きで, 全て中心部が盛り上がっています. この場合, 台風の目の様な明確な風速の変化する領域が存在しません. というか, 渦の中心部は比較的風速が低くなっています.
今回の渦は低気圧型の渦で, 目の周辺には台風の目と同様の雲の壁が存在し, 目の周辺部の風速が最も高くなっています.
# てなことがNASAのプレスリリースの方にはちゃんと書いてありますよ.
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
目のある渦巻き (スコア:2, 興味深い)
# 観測できる大きさというのがニュース
## 大赤斑とかあるでしょ?
Re:目のある渦巻き (スコア:5, 参考になる)
大赤班などの他のガス惑星上の渦巻きは, 湧き出し型の高気圧渦巻きで, 全て中心部が盛り上がっています. この場合, 台風の目の様な明確な風速の変化する領域が存在しません. というか, 渦の中心部は比較的風速が低くなっています.
今回の渦は低気圧型の渦で, 目の周辺には台風の目と同様の雲の壁が存在し, 目の周辺部の風速が最も高くなっています.
# てなことがNASAのプレスリリースの方にはちゃんと書いてありますよ.
Re:目のある渦巻き (スコア:1)
高気圧は下降気流 [bioweather.net]ですけど。。。
なんか違うんですかね?
高気圧 != 下降気流 (スコア:3, 参考になる)
>なんか違うんですかね?
中学校の教科書的(気象予報士本も?)にはそうなんですけど、実際は必ずしもそうではないです。 単純化して説明すると:
・空気が水平方向に四方八方に吹き出す場所が高気圧になる(地球の自転と関係する)。
・水平に吹き出す場所が地面付近なら、吹き出す空気を補給するように、上から空気が降りてくるので(上空には)下降気流が存在する。
・吹き出す場所が上空なら、その分の空気は下からやってくる事があるので(その下方には)上昇流が存在することがある。
では、木星の大赤斑の下で上昇流があるか、ですけど、それはまだ良くわかってないみたい。
Re:高気圧 != 下降気流 (スコア:0)
低空で吹き出していて、高空では吹き込んでいる場合、低空は高気圧、高空は低気圧?
Re:高気圧 != 下降気流 (スコア:0)
>着目する部分(高空または低空)で水平に大気が噴出しているところを高気圧と呼ぶということでしょうか?
いいえ。この話では単に「気圧が高い所」が高気圧です。吹き出しの場所でどうして気圧が高くなるか、は以下の様に説明できます。
大きなスケール(惑星の自転が効くような)で水平に吹き出す風があると、その風に直角右向き(北半球では)にコリオリ力が働くことによって、時計回りに回転する風が生じてきます。さらに、この時計回り回転の風から生じるコリオ