ところが、ほとんどの種のカメ、すべてのワニ、一部のトカゲ類は性染色体を持っていません。そしてこれらの動物の性は、地中に産み付けられた卵がさらされる温度によって決まるのです。現在では、カメ類の多くは卵が高温にさらされるとメス、低温ではオスが生まれることが分かっています。逆にワニのほとんどとトカゲの一部では、低温域でメス、高温域でオスが生まれます。また、カメやワニやトカゲの一部では中間温度でオスが、低温域と高温域とでメスが生じます。カメの中でもスッポンや北米産のモリイシガメなど一部の種は、性染色体を持っており、温度に関係なく性が決まります。卵がさらされる温度によって性が分化するこの現象を「温度依存的性決定 TSD, Temperature-dependent Sex Determination」と言います。
よりによってXmasイブにこんなネタ配信しなくても (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:よりによってXmasイブにこんなネタ配信しなくても (スコア:3, 参考になる)
Re:よりによってXmasイブにこんなネタ配信しなくても (スコア:5, 参考になる)
ちょっと抜粋。
ほ乳類でこのシステムだったら大変でしょうねぇ……。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:よりによってXmasイブにこんなネタ配信しなくても (スコア:0)
岡崎二郎のコミック「国立博物館物語」の三巻を思い出しました。
恐竜を祖先として進化した「人類」が、
都市をセントラルヒーティングで覆うほど文明を発達させたが、
結果、メスの出生率が高くなり、ゆるやかな滅亡に向かう・・・。
とかいうお話でした。
まあ、「国が卵の温度管理したらいいんじゃね?」とか、
「男女産み分けビジネスの予感」とか思いましたけども。