アカウント名:
パスワード:
「温暖化→塩分濃度低下」の間の仕組みが説明されていませんが、 温暖化によって北極近辺の氷が溶けて海の塩気を薄めている って認識でいいんですかね?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
風と桶屋の間 (スコア:1)
「温暖化→塩分濃度低下」の間の仕組みが説明されていませんが、 温暖化によって北極近辺の氷が溶けて海の塩気を薄めている って認識でいいんですかね?
Re:風と桶屋の間 (スコア:1, 参考になる)
極域の海水の塩分濃度が高くなる仕組みは、海水が凍ることにあります。
海水が凍ると、濃い塩水と真水に近い氷に分離します。海水は徐々に凍るため、真水成分だけ先に凍り付き、濃度の高くなった塩水は凝固点が降下するため、なかなか凍らず、氷の隙間から漏れ出て沈降します。
コレが、海洋大循環の駆動力となっています。
現在の極域は、海水があまり凍らず、逆に溶けていくような状態です。
今回の塩分濃度減少の原因の一つに、この海氷生産の低下があるように思います。
濃い塩水の供給が減ると海洋大循環の駆動力の低下するわけで、極域の海水温上昇と共に、かなり気になる事態と言えます。
温暖化が進むと氷河期が来る、という一見矛盾した考えは、映画デイアフタートゥモローの原作本を読むまでは全く意識していませんでした。
実際ヤンガードライアスという実例もあるわけで、1年で氷河期が来るかはともかくとして、かなり現実的な脅威であると思います。
本腰を入れて温暖化阻止を考えないとまずい事態に突入してる感じですね…。