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というか、巨大物体テレポーテーション装置ができたとして、 それに人間を乗せることは (たとえ全く同じ人間が出力されるとしても) 殺人にならないのでしょうか?
(極端な話、破壊的なテレポーテーション装置の中身が、 非破壊的な装置とピストルを組み合わせたものだったらどうでしょう?)
逆に、非破壊的なら、全く同じ人間がふたり生じてしまうこ
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
オリジナル側の破壊 (スコア:1)
というか、巨大物体テレポーテーション装置ができたとして、 それに人間を乗せることは (たとえ全く同じ人間が出力されるとしても) 殺人にならないのでしょうか?
(極端な話、破壊的なテレポーテーション装置の中身が、 非破壊的な装置とピストルを組み合わせたものだったらどうでしょう?)
逆に、非破壊的なら、全く同じ人間がふたり生じてしまうこ
Re:オリジナル側の破壊 (スコア:1)
『マインズ・アイ』 [bk1.co.jp]の
はしがきに登場するエピソードと同じ話になりますよね。
転送された母親が、子供を目の前にして、自分は本当に
この子供たちの母親なのだろうか? とアイデンティティに
悩む、という話は、未だに忘れられないなぁ。
と思い出しただけでした。ごめんちょです♪
世界人類が平和ボケでありますように
Re:オリジナル側の破壊 (スコア:1)
テレポートと意識の話をするならばホフスタッターは必読かと。
『マインズ・アイ』で、充分エッセンスは汲めると思います。
重要なのは、
・テレポートの前後で、「自分」は同一なのか
という議論の論点を「意識の連続性」に置いてしまった場合、
・そもそも日常において、1秒前の自分と今の自分は同一なのか
という問題に発展してしまい、最終的には
・主観や意識は肉体の現象が自己組織的に統合した結果に過ぎない(=主体性がない)
・ゆえに、アイデンティティの根拠たる「(一般的なイメージで言う)自己」などというものは存在しない
(・ゆえに、テレポート前後の自己の同一性は「定義できない」)
という結論に達してしまうことです。本にはそこまではっきり書いてないですが。
D.R.ホフスタッターの本:
マインズ・アイ上 [bk1.co.jp] : 簡単でお勧め。
マインズ・アイ下 [bk1.co.jp]
メタマジック・ゲーム [bk1.co.jp]
ゲーテル、エッシャー、バッハ [bk1.co.jp] : 読了すると友達に自慢できる。
おまけ(オフトピ):
意識や主観が自己でないなら、何が自分を動かしているのでしょ。そのヒント。
脳のなかの幽霊 [kinokuniya.co.jp], V.S.ラマチャンドラン, サンドラ.ブレイクスリー : おもしろすぎ。みんな知ってるとは思いますが。
脳の中の幽霊はmoriyama.comの99年ベストサイエンスブック2位 [moriyama.com]ですが、それはどうでもよく、梶田さんや茂木さんのコメントをチェック。
下條さんも推薦したいんですが、粘着さんに絡まれるといやなのでやめておきまつ。
更なるおまけ:
万が一、人間のテレポートが日常化したならば、むしろ「自己」という概念が薄れる方向に行くのではないでしょうか。命の価値に興味が無くなるというか。
ゲームの駒のように、あっちに転送、こっちに転送するのが当たり前で、その時に個体は死ぬのか否かなど考えず、むしろ、その肉体の上に載せたアイディアを、より速く別の場所に届けることを目指すのでは。ネタは違うけど、「宇宙消失」みたいに。