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外から想定してないエネルギ(この場合はレーザ)を与えてやるとあっさりと機能停止、あるいは破壊に至る
30年近く前(冷戦まっただなか)のScientific Americanの記事に, この場合の問題点として, 確実に機能停止あるいは破壊が確認できるまでは攻撃を終えられないってものが挙げられていました. なにしろ標的は数100km以上彼方ですから, 破壊の程度を観測するのも難しく, 最悪の場合にはブーストフェイズが終わって軌道を観測して初めて壊れていることが分かるってこともありえます. そのため, ブーストフェイズは比較的長時間(1970年代のICBMで約8分だとか)あっても, その間に処理しきれるミサイルの数はそれほど多くなく, 現実的には有効性に乏しい(当時は本格的なミサイル戦争では, 第一撃として1000基以上のミサイルが想定されていましたし)と結論付けられていました.
今回の場合は想定される条件はかなり異なっていますが, かなりの確率でハードな破壊が可能でなければ, システムとしては回らないでしょうね.
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核融合レーザー (スコア:0)
Re:核融合レーザー (スコア:1)
レーザーは弾頭に真に直撃でないと意味がないんですよね。
アンチミサイルなら近接信管が作動すればダメージを与えられる可能性がありますが。
後はどれだけの時間、照射すれば弾道の機能停止ができるかの判断もかなりシビア。
198X年の上映見てしまった人だけどID
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re:核融合レーザー (スコア:5, 参考になる)
米軍のABL [dion.ne.jp]にせよ今回のネタにせよ、ブーストフェイズにおいてミサイルの胴体を加熱して破壊するのが目的です。ミサイル(あるいはロケット)はぎりぎりの条件で設計・使用されてるので、外から想定してないエネルギ(この場合はレーザ)を与えてやるとあっさりと機能停止、あるいは破壊に至る、とのこと。
聞きかじりだけどID
Re:核融合レーザー (スコア:1)
30年近く前(冷戦まっただなか)のScientific Americanの記事に, この場合の問題点として, 確実に機能停止あるいは破壊が確認できるまでは攻撃を終えられないってものが挙げられていました. なにしろ標的は数100km以上彼方ですから, 破壊の程度を観測するのも難しく, 最悪の場合にはブーストフェイズが終わって軌道を観測して初めて壊れていることが分かるってこともありえます. そのため, ブーストフェイズは比較的長時間(1970年代のICBMで約8分だとか)あっても, その間に処理しきれるミサイルの数はそれほど多くなく, 現実的には有効性に乏しい(当時は本格的なミサイル戦争では, 第一撃として1000基以上のミサイルが想定されていましたし)と結論付けられていました.
今回の場合は想定される条件はかなり異なっていますが, かなりの確率でハードな破壊が可能でなければ, システムとしては回らないでしょうね.