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「リチウムは熱圏大気中での質量比が周辺程度であり、電離時間が長く、共鳴散乱の効率がよい気体であるため、F層高度での中性大気風計測のトレーサーとして適しており、これを選定した。」
「バリウム、ストロンチウム」
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
素人の疑問 (スコア:2, 興味深い)
2番目の資料(どこかの学会の予稿ですね)に
とありますけど、電離時間、共鳴散乱の効率云々はいいとして、「質量比」って何と何を比べた質量比なのでしょう?
周辺の中性原子はヘリウムとか水素が主というのであればリチウムと原子量が近いですよね。
ただ、かつて試されたトレーサーとして
っていうのがあるんですよね。原子量は56、38とかなりリチウムより重い元素です。
「バリウム、ストロンチウム」のころは周辺大気の中性元素がよくわかっていなかったのでしょうか。
「リチウム、バリウム、ストロンチウム」っていずれもアルカリ金属かアルカリ土類金属というのも興味ぶかいですね...
#素人のたれながしなのでAC
Re:素人の疑問 (スコア:1)
イオン化し易く蒸気にし易く安定となると、これしかないでしょう。
高層大気 (主成分は酸素原子、単原子であって分子ではない) の成分は、オーロラのスペクトル見れば簡単に分かる (オーロラの上部の赤は酸素の発光) から、「バリウム、ストロンチウム」は単にイオン化し易い (重元素のほうがイオン化し易い) 上に、リチウムのような毒性もなくて扱い易いからでしょう。
なお、日本で見えるオーロラは上部の赤しか見えないので「赤気」と言い、瑞兆とされました。(たまに時代劇に出てくる)
the.ACount