>1922年、ディズニーは会社を辞めてラフ=オ=グラム・フィルムLaugh-O-Gram Filmsを設立した。 >アイワークスの他、数人の才能ある若いアーティスト(その中にはヒュー・ハーマンHugh Harman、ルドルフ・アイジングRudolf Isingもいた)を引き抜き、 >『シンデレラ』Cinderellaや『長靴をはいた猫』Puss in Bootsのようなおとぎばなしをコミカルにアレンジした作品を製作し始めた。 >当初こそ前途有望かと思われたが、ディズニー作品の配給元が破綻し、破産状態になったために中座してしまった。 >生き延びるために彼は新シリーズのパイロットフィルムを作った。これが『漫画の国のアリス』Alice in Cartoonlandである。 >だが、すぐに資金も尽き、彼もまた結局は破産宣告を余儀なくされることになった。
まぁそこで"Alice in Cartoonland"が予想外のヒットになったことで、なんとか息を吹き返したわけです。その後彼はようやくオリジナルの作品を手がける事ができるようになった(まぁ、言うまでもないがミッキーマウスだ)のであって、つまりは彼も当時の緩い著作権の利益を受けた一人であった、という事ですよ。
予想 (スコア:3, すばらしい洞察)
権利を主張するならするで、例えば映画であれば映画館で観ることができる(その映画館が東京だけっていうのは無しで)、例えば書籍なら品切れ重版未定ということが起こらない、というようなことを強制できるような制度も必要だ。
今のまま期限だけ延伸されるのは、チャプリンなりの有名作家を例外として、創る側・観る側双方に不利益だというしかない。
別にフリーライド推進を言いたいんじゃないんだから。今だって、どういう権利者の意向か知らないが、チャプリンの映画は映画館では上映できないんだろ?
Re:予想 (スコア:0)
DVDであればお店で買うことができます。もちろん東京以外でも。
というわけで、ジェネオン・エンタテインメントが出しているDVDを買えばOK。何の問題もない。
> 別にフリーライド推進を言いたいんじゃないんだから。
ね。
Re:予想 (スコア:3, 興味深い)
という文言が何を意味しているか読み取れましたか?
売れる作品ばかりが著作物って訳じゃない。
ファンが少ない作品は保護されたまま死蔵されてしまう状態なのです。
儲からない作品は絶版になってしまいますからね。
Re:予想 (スコア:-1, フレームのもと)
「いつでも見れる状態に」なんて強制したら、それこそ映画の本数は激減しますよ。
ボランティアでやってるとか、空から金が降ってくるとか思ってるんですか?
# どうも現実世界に生きてない人が散見されるなぁ。
# オープンソースの広がりは変な幻想を広げちゃったか?
Re:予想 (スコア:2, 興味深い)
ウェブアーカイブなどに公開してしまえばよいでしょう。
儲けの出るコンテンツを公開しろなんて言いません。
出しても儲かりそうも無いコンテンツを公開してくれれば良いのです。
それと、この問題は映画だけじゃないですよ。
Re:予想 (スコア:0)
例えば自分が何かダメダメな映画や音楽を作った場合,「一度は公開したけど,もう2度と他人に見せたくない」というように意図的に「公開しない」という選択をすることも十分あり得るわけで,それを「法的に公開する義務がある」とか強制されるのはどうかなぁ.
そもそも「出しても儲かりそうも無いコンテンツだけどオレは見たい」というのであれば,相手が満足する値段で権利を買い取っちゃうのが一番最短の道では?それを「どうせ出しても儲からないんだから無料で公開しろ」とか自分勝手なことを言い出すから話が噛み合わない.もし自分の出せる最大限の金額で断られたら,潔く諦めましょう.世の中,欲しいものが何でも手に入るわけではありませんよ.
Re:予想 (スコア:0)
Re:予想 (スコア:0)
などという主張には何の説得力も無い.
#念のため書いておきますが,上記の話は固定資産税がどうこうとかいうことは全く関係無い話ですので,そこへツッコミを入れるのは的外れです.
参考 Re:予想 (スコア:1)
大体、ディズニーのシンデレラなどは著作権が永遠だったらつくることができない。
Re:参考 Re:予想 (スコア:0)
著作権が永遠でも、何だって作れるさ。許可を得ればいいだけの話だ。
それだけの金と力がディズニーに無いとでも思ってるのか?
Re:参考 Re:予想 (スコア:1, 参考になる)
第6章 ウォルト・ディズニー:世界でもっとも成功したアニメスタジオ Walt Disney [nifty.com]
>1922年、ディズニーは会社を辞めてラフ=オ=グラム・フィルムLaugh-O-Gram Filmsを設立した。
>アイワークスの他、数人の才能ある若いアーティスト(その中にはヒュー・ハーマンHugh Harman、ルドルフ・アイジングRudolf Isingもいた)を引き抜き、
>『シンデレラ』Cinderellaや『長靴をはいた猫』Puss in Bootsのようなおとぎばなしをコミカルにアレンジした作品を製作し始めた。
>当初こそ前途有望かと思われたが、ディズニー作品の配給元が破綻し、破産状態になったために中座してしまった。
>生き延びるために彼は新シリーズのパイロットフィルムを作った。これが『漫画の国のアリス』Alice in Cartoonlandである。
>だが、すぐに資金も尽き、彼もまた結局は破産宣告を余儀なくされることになった。
まぁそこで"Alice in Cartoonland"が予想外のヒットになったことで、なんとか息を吹き返したわけです。その後彼はようやくオリジナルの作品を手がける事ができるようになった(まぁ、言うまでもないがミッキーマウスだ)のであって、つまりは彼も当時の緩い著作権の利益を受けた一人であった、という事ですよ。