アカウント名:
パスワード:
去年の7月に裁判が始まったときにも、映画の著作物 [e-gov.go.jp]を個人の著作物とみなすのは難しいのではないか、と思っていたのですが、思わぬ判決に驚いています。
判決文を読まないと、裁判長がそのように判断した経緯は分からないのですが、「映画の著作物」の意義を考えさせられるような結果ではないかと思います。
# 「ほしのこえ」だって純然たる一人ではないし……(音楽とか)
判例出てた。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070830144013.pdf [courts.go.jp]
とりあえずリンクのみ。(まだ読んでない)
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
個人の著作物かどうか (スコア:2, 興味深い)
今回、チャップリン個人の著作物であるという判断をして、制作後ではなく死後からの計算となったようなのですが、通常さまざまな人が制作に関わる映画を個人の物とするのは無理があるように思います。
それとも、今回の裁判で争われた作品全部が、「ほしのこえ」のようにすべて一人で制作したものなんでしょうか?
Re:個人の著作物かどうか (スコア:3, 興味深い)
去年の7月に裁判が始まったときにも、映画の著作物 [e-gov.go.jp]を個人の著作物とみなすのは難しいのではないか、と思っていたのですが、思わぬ判決に驚いています。
判決文を読まないと、裁判長がそのように判断した経緯は分からないのですが、「映画の著作物」の意義を考えさせられるような結果ではないかと思います。
# 「ほしのこえ」だって純然たる一人ではないし……(音楽とか)
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:個人の著作物かどうか (スコア:1)
どういう論理でこういう結論が出たのか興味深い。
朝日新聞では「チャプリンが著作者の1人と認めて」という
書き方だったから,単純に「映画を個人の著作物と認定した」と
いうわけではないんじゃないかと予想。
Re:個人の著作物かどうか (スコア:0)
「数人の合著作に係る著作物」と判定した可能性大。
普通なら会社の著作物になるんでしょうが、
氏は自分で映画会社を持っていましたから。
http://cinema-magazine.com/new_kantoku/chaplin.htm [cinema-magazine.com]
Re:個人の著作物かどうか (スコア:1)
判例出てた。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070830144013.pdf [courts.go.jp]
とりあえずリンクのみ。(まだ読んでない)
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:個人の著作物かどうか (スコア:0)
チャップリンの著作物、なんだそうだ。
絶望した! 判断基準の稚拙さに絶望した!
普通、社員が業務上作成したブツの知的財産権は会社に移るって念書を書かすだろ。
たとえ戦前だからって、欧州の契約社会がそんな基本的な契約をやってないとは考えにくいぜ。
いやさ、チャップリン独立後の作品なら「チャップリンは著作者の一人」で筋が通るんだよ。
もしくは著作権をチャップリンが保持する旨の念書があるなら。
だけどさー。うわー……