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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
Gtk# Ribbon Library (スコア:4, 参考になる)
・Google SoC: Gtk# Ribbon Library [tirania.org]:紹介記事
・開発者ブログ [wordpress.com]
上記記事では DreamWeaver, Bluefish, Blender あたりもリボンUIっぽいとされています。私はいまだにOffice2007のリボンUIにはなじめないのですが、こうした他のソフトウェアでも類似のUIを採用しているのだと考えれば、もしかして以前との見た目の違いにとまどってい
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:3, 興味深い)
Gtkとか(あとKDEとか)の方面ってさ、悪い意味で(も)MSの後追いなUIばかり作っているよね。
そういう意味では、彼らが採用したからといって、それが「良い」UIである保証なんか何処にも無いと思う。
>リボンUIが流行ればいずれ慣れて便利に使うようになっているのかも。
「いずれ慣れて」という発想は危険です。
伝説の靴職人フェラガモの言葉を引用しましょう。
「靴が足に慣れるのではない。足が靴に慣れるのだ。」
これは「慣れればいい」という意味ではなく、まったく逆の意味の言葉です。足は柔軟だから慣れてしまえるんだけど、慣れたからといってストレスが無くなるわけじゃなく、単にストレスに「気づかなく」なるだけ、なのだそうです。実際には負担は蓄積する。
靴職人としての彼が、合わない靴によって足を痛める人が昔から後を絶たないのを嘆き、そのカラクリ(なぜ人はその原因に「気づかない」のか)を説明した言葉です。
われわれソフト屋(でしょうか?)も肝に銘じるべき言葉だと思います。
われわれも体に合わないMSのUIに「慣れさせられて」いるだけ、かも知れませんよ。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:3, すばらしい洞察)
慣れさせられているの極みだと思うのですが・・・・
# そもそも、QWERTYキーボードが・・・・
1を聞いて0を知れ!
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:0)
いっぽうGUIは慣れても上がりません。
それを見ても判るように、
両者がそれぞれ人体にかける負担は
根本的に違うんです。
慣れを要するのが悪いというわけではなく、
慣れても負担が増すものと、そうでなく体に良いものとが、あるということです。
フェラガモが目指していたのも体に良い靴です。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:1)
> そういう意味では、彼らが採用したからといって、それが「良い」UIである保証なんか何処にも無いと思う。
私もそう思います。誰にとってどう良いUIであるのか悪いUIであるのかは今後徐々に明らかになっていくのではないでしょうか。ただ、GTK+とQtに関してはクロスプラットフォームを謳うツールキットとして部分的にでもMSの後追いが不可避だろうと思いますので、悪い意味だけをとるのは公平ではないと思います(まして今回のGtk#のはMonoの一環ですから執拗に後追いするのが宿命のようなものです)。GNOMEやKDEのようなデスクトップ環境自体はMSと異なる方向に進んでいると思いますし。
> 「いずれ慣れて」という発想は危険です。
> 伝説の靴職人フェラガモの言葉を引用しましょう。
> 「靴が足に慣れるのではない。足が靴に慣れるのだ。」
どのような分野であれ慣れに溺れずに自分の頭できちんと考えることは常に必要とされることだろうと思いますので、これは素晴らしい言葉だと思います。しかし靴の場合とソフトウェアが異なるのは、ソフトウェアが圧倒的に多機能であるという点ではないでしょうか。靴は履くだけで最低限の目的を満たすことが出来ますが、件のOffice2007は下手をすればあらゆる要求に応えるべきだと見做されます。多機能と真剣に向きあった結果であると考えればリボンUIが悪いと断言することは私には出来ません。疑いの目を向けるとすれば、結局のところ、そもそも多機能過ぎること自体(またそれを期待するユーザの心構え)についてではないかと思います。
件のライブラリについて言えば、GNOMEが機能を限定する方向でインターフェースを良くしようと試みていることを考えれば、実際にリボンUI的手法が適用されるのはごく限られた範囲に留まるのではないかと予想しています(特許の件も考えればなおさらです)。そういう意味では確かに「いずれ慣れて」という発想自体が間違いだったということになりそうな気がします。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:0)
クロスプラットフォームはあまり関係ないんじゃないでしょうか?
PCだろうがPDAだろうがキヨスク端末だろうが、そのどれもが、MSに似せる必要性は特に有りません。
クロス「ライブラリ」というなら話は別で、確かにMonoならば仕方が無い面が有りますね。
>GNOMEやKDEのようなデスクトップ環境自体はMSと異なる方向に進んでいると思いますし。
異なりますかね?かなりそっくりに見えるんですが…
もっと違う(しかも有用な)ものというならば、
たとえば私の個人的興味で言えば、
まずはX
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:2, 参考になる)
> というのは今日トピックが立った「(シャープの)マルチタッチ画面」
> のようなデバイスに、Xは対応できないからです。
> (マウスが1画面あたり一匹だと決め付けてるので)
MPX [unisa.edu.au]で快適なマルチポインタ生活をお楽しみ下さい。
> いや、逆に疑問なんですが、期待してるユーザなんて居るんでしょうか?
文系の世界にはたくさん居られます。MS Office は魔法の箱だからこれひとつで全て解決!的なことをしばしば期待されます。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:0)
>文系の世界にはたくさん居られます。
その文系の人らの望みは、どれくらい叶えてもらえてるんでしょうか?
要望と無関係な機能ばっかり拡張されてる、なんてなことは無いですか?