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福田康夫氏が第91代内閣総理大臣に指名されましたが、
「指名」という表現にひっかかってしまった。内閣総理大臣は、国会 (の首班指名選挙) によって「指名」され、国会の指名に基づき天皇によって「任命」される。単に「指名された」だけでは、いわば正式に内閣総理大臣になる一歩手前の段階である。すでに正式に内閣総理大臣となっている今、なぜわざわざ「指名」の語を使って表現するのか疑問だ。
第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
「親任」については、『大辞林 [goo.ne.jp]』は次のように説明している。
しんにん【親任】 (1) 旧制で、天皇が直接任命すること。〔以下、勅任・奏任・判任の順となる。現行制度にはない〕
ただ、ウィキペディアの「親任式 [wikipedia.org]」や「認証官 [wikipedia.org]」の記述によれば、内閣総理大臣 (および最高裁判所長官) を任命する儀式については旧例を踏襲し「親任式」と呼ぶのだという。親コメントはそのあたりを勘違いしたものであろう。
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「指名」 (スコア:0)
「指名」という表現にひっかかってしまった。内閣総理大臣は、国会 (の首班指名選挙) によって「指名」され、国会の指名に基づき天皇によって「任命」される。単に「指名された」だけでは、いわば正式に内閣総理大臣になる一歩手前の段階である。すでに正式に内閣総理大臣となっている今、なぜわざわざ「指名」の語を使って表現するのか疑問だ。
「指名」の後がちょっと違う (スコア:1, 参考になる)
国務大臣は「認証」で、辞令には御名御璽に内閣総理大臣の副署が付きます。
旧憲法下では「親任官」「勅任官」「奏任官」「判任官」などがありましたが
新憲法では「親任」「認証(官)」の二区分しか存在しません。
「指名」の後は「任命」 (スコア:1)
「親任」については、『大辞林 [goo.ne.jp]』は次のように説明している。
ただ、ウィキペディアの「親任式 [wikipedia.org]」や「認証官 [wikipedia.org]」の記述によれば、内閣総理大臣 (および最高裁判所長官) を任命する儀式については旧例を踏襲し「親任式」と呼ぶのだという。親コメントはそのあたりを勘違いしたものであろう。
Re:「指名」の後がちょっと違う (スコア:0)
憲法の条文には「任命」とあるはずだが、どういうこと? 俺の知らぬ間に憲法改正でもされたか?
Re:「指名」の後がちょっと違う (スコア:0)
#いずれにしても首相決定の主体は国会なわけだから指名の方が適切だと思うけど。
Re:「指名」の後がちょっと違う (スコア:0)
指名された以上任命は必至であり、実質的に意味など無いってこと。