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スペクトラム拡散通信なんかしてたら、「パターンのある電磁波」なんか得られそうにありません。
SETIのSはSearchのS。まずは、信号の中身までは気にしない。とりあえず「あそこに誰かがいる」ことを確定するのが目的。
#あと、地球人類は電波でも一度だけ積極的に信号を発信しているよ。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
学術的な研究意義はあるね (スコア:2, 参考になる)
知性を持った生物が現れそれが電波を使うまで順調に進化したならば、
収穫加速の法則により、その生物は速やかに宇宙を知性で満たすだろうと予測している。
宇宙は既にパターンのある電磁波で満たされているはずだが現実はそうではない。
我々こそが宇宙で最初に知性を持ち、電磁波を操る生物ではないのか?
電磁波で通信をする異星人がいないということを証明するのは、
人間原理的な面で特に、我々の宇宙を理解するのに役立つから進めて欲しいと思う。
高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, 参考になる)
ここらへんに、問題点が潜んでる気がしますね。
地球上でも、電波の無駄遣いはどんどん減っていく方向で、通信もアナログからデジタルに移行してる。
スペクトラム拡散通信なんかしてたら、「パターンのある電磁波」なんか得られそうにありません。
惑星間通信や、星系間通信の場合、極めて鋭いビームの電波あるいはレーザーを使うでしょう。
漏れ出た電磁波が偶然地球を指向する可能性は極めて少ないはず。
無論、未知の物理を駆使した通信が存在している場合、現在の地球人には観測できません。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, 参考になる)
これは、私もちょっと懸念している点です。
電磁波のように限られたリソースを効率的に使おうと突き詰めていくと、ある宇宙文明が使う通信は、おそらくデジタル化、データ圧縮、スペクトラム拡散などが使われるようになってくるでしょう。
宇宙文明内に内紛のようなものがあるなら、暗号化もありえます。
効率よく電磁波を使おうとするほど、通信はノイズに見える傾向があるでしょう。こうなると、信号のデコード方法を知らないと意味のある信号が読み取れそうにありません。
地球人類は、電波を使い始めて200年経たずにここまでたどり着いています。仮に、1つの宇宙文明が、他の文明に解読されうる信号を200年しか発信しないのだとすれば、SETIの望みは大幅に薄くなります。
ここまでの仮定が正しければ、SETIの望みは、(ACさんのおっしゃる通り)「ETIが自分たちで通信に使っている信号」の傍受ではなく、「ETIが積極的に宇宙に向けて発信している信号」の受信に絞られるでしょう。
ということで、現在のSETIのアプローチをちょっと変える必要があるんじゃないか、と思ったり思わなかったり。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, すばらしい洞察)
見つかったら今度はCETI。Contact for Extraterrestrial Intelligence。デコードが必要になるのはここ。でも、それは次の段階。
#あと、地球人類は電波でも一度だけ積極的に信号を発信しているよ。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
や、アレシボメッセージのただ1度だけってこともないだろう、と思って調べてみるとこんなのがあるようですね。
Active_SETI [wikipedia.org]
まあ、構想だけならガウスの時代からありましたからね。(当時は電波じゃなくて光学的なアイディアでしたが)
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:0)
「高度にデータ圧縮/暗号化された電波は、ノイズと区別がつかない」
ってことだと思うよ。