アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
コスト (スコア:5, 参考になる)
航空機のコストの見積りは他の分野と違ってメンテナンスのコストを非常に重視します。
一般的に、航空機の故障は、「故障しても破壊に至るまでに捕捉できれば良い」という発想があります。
例えば、強度に関しては、単純な方法で(材料を増やして)強度をあげると直接燃費に影響するため、安全率を低く設定する、その変わりに保守の段階で検出できるように設計する。
というように、航
Re:コスト (スコア:1)
この表現はよくわからない。
「故障」というのは、フォールト・トレラントが確保されていることが前提の故障だろうか?
「破壊」と言うのは、割れたり欠けたりする程度でなく、完全に千切れたりしてラダーなどが機能を失うことを言っているのだろうか?
すると、何らかの機能不全が起きる前にちびちび壊れるようになっていて、その段階で修理、交換するとか、そういうことだろうか?
でもそんなうまい具合に壊れてくれるものだろうか?
新幹線の車軸などは蛍光探傷(全般検査時)、超音波探傷(交番検査時)、さらに定期的に交換と、かなりコストかけているように思える。1本折れても代替が効かないからかもしれないが。
ラダーは複数系統あれば代替が効くだろうけど、主翼支持など主要部分はそうもいかないだろうな。
Re:コスト (スコア:5, 興味深い)
>でもそんなうまい具合に壊れてくれるものだろうか?
基本的にはそういうことになっていて、うまい具合に壊れてくれないと現実に困ったことになります。大げさな言い方をすれば、検査工程が機能しないと航空機の場合いずれ墜落しうる設計となってるけど、自動車の場合そもそも多少壊れたからといって致命的な事故がおきるような設計にはしません。
だから、航空機の検査とその他の機械の検査は意味合いが少し違うのです。メンテナンスをさぼったら致命的な事故になる自動車だったらリコールの対象になりますが、航空機はそもそもそういう設計手法をとっているということもできます。
事故で航空機メーカーが責められるとき、整備検査工程に問題があったと航空機メーカーがしばしば主張できるのは、設計段階から整備検査工程に安全性を担保していることを皆が理解しているからです。自動車メーカーだったらそんな主張は許されないでしょう。
Re:コスト (スコア:0)
> しばしば主張できるのは、設計段階から整備検査工程に安全性を担保していることを
> 皆が理解しているからです。
いや、多くの客はそんなこと理解してないと思うぞ。
ていうかあたしも初耳です。
もともと飛行機なんて大嫌いで31歳まで乗ったことなかったんですが、
この書き込み見て、沖縄県以外への国内移動は鉄道しか使わないことを心に決めましたわ。
#ちなみに人生で羽田→千歳1回、羽田←→那覇1往復しか乗ったことない。
Re:コスト (スコア:0)
でこのAC、
鉄道は鉄道で、事故を起こさぬ努力はするけれど、
事故が起きた場合に乗員乗客の命を守るという観点では
殆ど考慮されていないってことを知ったら、何に乗るんだろう。
Re:コスト (スコア:1, 興味深い)
三島駅でふざけててドアにはさまれて引きずられて死んだ高校生1人以外に
これまでに「乗客の」死者出してませんから。
飛行機と比べると安全度の桁が違いますし。
まあ、新幹線ってのはテロにはものすごく脆弱ではありますね。
今まで荷物チェックなんか受けたことないし。
Re:コスト (スコア:1)
最近は意外とテロのような兆候は新幹線から出てこない。
日航機の事故以来、国内での事故による死者は出ていない。これも立派な実績。
もちろん、ヒヤリとするようなインシデントは結構多い。特に管制にまつわる部分で。油断できない。日本の空は過密だし、手合図口合図に頼る部分が多い管制はいささか心許ないと常々おもう。