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記憶容量を調べるため、画面に5個の数字がごく短時間表示された後、白い四角形に変わるよう設定。小さい順にタッチするテストを実施したところ、0.65秒▽0.43秒▽0.21秒と短くしていっても、5歳半になったチンパンジーのうち最も優秀な子供の正解率は約8割で安定していた。表示された直後10秒間、大きな物音で気を取られても正解率は変わらなかった。一方、大学生9人に同じテストを受けさせると、表示時間0.65秒では平均正解率約8割だったが、0.21秒では4割以下。また、チンパンジーの大人は、人間の大人とあまり変わらない成績だった。
眼球の動きも観察したところ、極めて短時間のため、人間、チンパンジーともに数字を目で追う眼球運動は起きていなかった。子供チンパンジーは目にした映像を瞬間的に写真のように記憶に焼き付けているとみられるという。直観像記憶は人間の子供の数千人から数百人に一人が備えているといわれる。研究グループは自然界で瞬時に敵、味方を判断したり、木々で熟した実を見つけ出す能力に由来すると推定。
チンパンジーの子どもは3人とも一瞬みただけで、どの数字が、画面のどこにでてきたか記憶できます。いちばん成績の良かったアユムは、9個の数字を約0.7秒でほぼ正確に記憶できます。人間のおとな(大学生)は、だれもできません。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
やり直しを要求する。 (スコア:1)
人間が、数字を言語として処理するものを、チンパンジーが形として処理していたら同等の比較にはならない。
現時点では実験に参加したチンパンジーが数字を言語として処理しているか不明なので全く意味が無い。
短期記憶で比較をするのであれば、人間も言語ではなく形として認識するもので比較すべきではないのか?
例えば被験者が知らない文字で実施するとか。
Re:やり直しを要求する。 (スコア:1)
いいんだけど),この実験で覚えるのは数字の並びではなく,マス目の順序.
スクリーンを矩形で区切り,そのうちのいくつかにランダムに数字を振る.で,
数字の振られたマス目とその順序(1,2…9)を覚えておいて,数字の消えた
スクリーン上で同じ順序でマス目を押していくというもの.当然チンプにはあらかじめ
数字がどういう順序で並ぶものなのか,というのは教えてある.
Re:やり直しを要求する。 (スコア:2, 興味深い)
人間の場合は数字が染み付いているので、「3」→「さん」→「数字として認識」という経路を辿るのに対し
チンパンジーが「3」→「記号として認識」では使用している脳の部位や経路が変わるのではないか、という事。
手元のボタンも当然、同様。
意味不明な記号でもチンプの方が勝つのではないかと思わないでもないが
短期記憶の「比較」を科学的に実験するのであれば、不確定要素は極力排除すべきではないのか。
#人間は既に言語にコンタミされております。
NHKでやってました (スコア:2, 参考になる)
実験内容は
・画面上ランダムな配置で1~9の数字が一瞬だけ表示される←0.65秒、0.45秒、0.21秒の3種 [kyoto-u.ac.jp]
・数字が表示されていたマスが■に置き換わるので、それを1~9の順番に押す
というものです。
> 意味不明な記号でもチンプの方が勝つのではないかと思わないでもないが
その場合、人間側も「意味不明な記号が9種類」の順序関係を覚える必要があり
短期記憶と直観像記憶 (スコア:3, 参考になる)
産経新聞の記事 [msn.com] 京大霊長類研究所 [kyoto-u.ac.jp] やっぱり短期記憶も人間の容量の方が少ないか。
Re:短期記憶と直観像記憶 (スコア:0)
記憶できなかった以前に認識できなかっただけの予感もするのだけど
# 認識できなかった人より