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1年ほど前,Intelはそれまで(非公式に)独立型GPUとなるとしていたコードネーム「Larrabee」を,純然たる演算用クラスタCPUに方向転換した。LarrabeeはテラFLOPSクラスの演算性能を持つとされているが,IntelのテラFLOPSを実現した試作チップは80個のCPUコアを集結したものとなっていた。現状の数十倍の演算能力を実現するめどはすでに立っているわけだ。 レイトレーシングが十分実用的になれば,GPU自体が存在意義を失ってくる。いま思えばLarrabeeの方向転換には,このような背景があったのかもしれない。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
背景は? (スコア:0)
AMDを買収したことによりCPU分野で競合して技術提供を拒否、というのなら話はわかるのですが、何故現段階で、Intelは自社製チップセット対応のGPUを販売しているNVIDIAに対して、その商品開発の妨げとなるような措置をとったのでしょうか?
お金払ってないとかそういう単純な問題ではないのですよね。
Re:背景は? (スコア:4, 興味深い)
http://srad.jp/hardware/07/06/10/128234.shtml
これをする上で、現在ゲーマーに圧倒的な支持を得ているNVIDIAは目の上のタンコブなのではないのでしょうか?
NVIDIAがAMDとくっつこうが自社とくっつこうが巨人Intelからすればどうでも良い事なのでしょう。裏から手を回しているかもしれませんが。
あとはライセンス料の折り合いがつかないとかですかね
NVIDIAがSLIを根拠にQPI(CSIは旧名称)のライセンス料を相殺してくれと願い出たが却下されて折り合いがつかなくなったなんて可能性も。
Re:背景は? (スコア:1)
この前後の記事をきちんと追っていないとこういうストーリーになってしまいます。
[GDC 2008#21]ゲームに使えるリアルタイムレイトレーシング最前線
http://www.4gamer.net/games/047/G004713/20080222012/ [4gamer.net]
Intelが進める、32コアCPU「Larrabee」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0611/kaigai364.htm [impress.co.jp]
IntelのLarrabeeに対抗するAMDとNVIDIA
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0618/kaigai365.htm [impress.co.jp]
技術としてのレイトレーシングはおもしろいと思うけれど、実際のゲームエンジンとして
広く採用されるかとなると時間がかかるでしょうね。
特に、DirectXのバージョンアップが遅くなっているので、次のXbox(3年先)くらいまで
DirectX10.xが続くかもしれませんし。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0122/kaigai411.htm [impress.co.jp]
これより問題なのがCPUへのGPU+メモコンの統合で、結果CPU側にPCIe-16(Ver.2)が統合される。
ハイエンド向けには残るにしろ、既存のPCIe16トンネルとしてのノースの販売数は激減するし、
事実上GMCHは絶滅する。NVIDIAにとってのチップセットビジネスが(QPIのライセンスの如何
に関わらず)岐路に立たされているといえる。
Re:背景は? (スコア:1)
訂正ありがとうございます。
Intelは自社で必要な主要半導体を製造できるし。
AMDもATI買収でチップセット製造を自社でできるようになった。
SiS,VIAはチップセット事業から撤退。
こう考えるとNVIDIAは色々と岐路に立たされてますね。
DirectXについては予定通り行けば来年には11に移行予定です。
予定通り出れば、の話ですが。