アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
著作人格権の問題 (スコア:4, 参考になる)
これ何がまずいってアレンジが一切許されないんです。もちろん替え歌なんてダメです。無許可でのパロディ行為も一切許されません。厳密に適用すると、ジャズとかアングラ音楽になってします。
ついこないだのmixiの項目にも著作人格権の不行使というのがありましたが、これもこの同一性保持権がらみの話です。
さらにまずいことに、著作人格権は他人に譲渡できません。つまり、JASRACのような著作権管理団体に委託する等の方法で運用でカバーすることができないわけですね。
商業流通でも、これくらいなら許されるだろうという暗黙の了解のもとに運用し
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
あくまで「 ≒ 」ですし、同一性保持権のほうが範囲が広いのは分かっていますが。
それはそうとして、なにが問題かというと
1、法律自体が曖昧模糊としているにもかかわらず、強力な権利が付与されている。
2、それに伴い裁判例/判例も流動的で、全てが事例判決の粋を出ない。
3、さらに、普通の生活のそこここで著作権を侵害しかねないにもかかわらず、公正利用が権利としてではなく単なる例外自由とされている。
4、そして、権利者からの追及を免れている原因が、単に立証の困難性のみに依っているという現実。
といったところではないでしょうかね。あくまで私的なイメージですが。
Re:著作人格権の問題 (スコア:2, すばらしい洞察)
翻案権のような財産権の場合は出版社などに権利を委譲することもできますが、同一性保持権は必ず著作者本人が管理しなければならない。広く使われるようになると、許諾を得る方も、許諾を出す方も大変なコストがかかりますので、まともに運用できません。
その上、些細なことでも抵触する可能性があるわけで、本当はちゃんと許諾を取らないと違法なんだけど、暗黙の了解でみんな見なかったことにしてるわけです。つまり、違法行為を容認しないと業界が回らないのが一番の問題なんです。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される