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20年先を見通した道路なんぞ作ろうものなら 「この時間にたった○台しか通らないルートに、なんと○車線もの道路を!」 などと、行政無駄遣い叩き報道特集の餌食になるんではないでしょうか。 たとえ見通しが正しくとも。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
渋滞は相転移 (スコア:5, 興味深い)
ということを明らかにした点です。
このことは、同じ相転移現象である水の凍結に置き換えてみると
理解しやすくなります。
純粋な水を注意深く冷却していくと、0度よりも低くなっても
氷にならないという現象が起こります(過冷却)。しかし、
このような状態では、何かのきっかけがあれば一気に全体が
氷に変化します。
しかし、水が氷になるのは
「氷になるきっかけ」があることが本質的な原因ではなく、
「温度が低い」ことによる相転移が原因です。
なので、水を氷にしたくなければ、氷になるきっかけを取り除く
ことを考えるより、温度を高くすることの方が効果的です。
これと同じことが渋滞にもいえるのですが、今までの渋滞対策は
「渋滞が起こるきっかけ」を取り除くことばかりに注力し、
本質的な「通行する車の密度を下げる」部分に注目されることは
ほとんどありませんでした。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「車を減らす」≠「車の密度を減らす」。
別に車を減らさなくても、車線が増えれば車の密度は下がりますよね。
Re: (スコア:0)
# 特に都心とか。
# 田舎も既存道路の脇には意外と店舗とかあるから、
# はじめから拡張予定の道路以外には難しいと思うよ。
Re:渋滞は相転移 (スコア:1, 興味深い)
工場跡地に出来るショッピングモールのために整備した道路は何故か片側1車線。新設道路なので片側2車線とする事は出来たのにねえ。案の定、ショッピングモールによってその道路は大渋滞。
1年先の計画も満足に立てられないのですから、10年20年の予測や計画なぞ立てられるはずもなく。予測や計画が無ければ、気が付いた時には道路は恒常的な大渋滞。時間が経てば経つほど難しくなるのは道路の拡張。難しいから先延ばし、先延ばしで更に難しくなる、のスパイラルでしょうな。
道路行政ですな、ガンは。結局の所。
Re:渋滞は相転移 (スコア:1, すばらしい洞察)
20年先を見通した道路なんぞ作ろうものなら
「この時間にたった○台しか通らないルートに、なんと○車線もの道路を!」
などと、行政無駄遣い叩き報道特集の餌食になるんではないでしょうか。
たとえ見通しが正しくとも。
Re: (スコア:0)
後藤新平の場合、先見の明がありすぎな感もありますが。
#100年先を正確に見通しても誰もついてこれないよね。。。