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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
他分野への応用といえば・・・ コミケの行列とか。 (スコア:1, オフトピック)
・・・ですが,あるかも。
渋滞と行列のプロといえば,コミケの行列ですが。コミケットカタログで,そのコミケのローリングスタートの話を読んで。これは,会場前のコンコースで入場者に立ち止まらせずにグルグル歩かせる方法なんですが。
これを渋滞学っぽく考えると,行列が立ち止まることで前が詰まって(密度が上がって)渋滞が発生する現象を抑える効果があるなとか,思いました。
この方式って,同論文の著者の一人が書いた渋滞学 [shinchosha.co.jp]の出版とほぼ同時期な気がするのでマジで「応用」してるのかも。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re: (スコア:0)
行列と渋滞じゃ全然意味が違うし、ローリングスタートにした所で密度は変わらないだろ。
この論文の言うところと、まったく別のアプローチだと思う。
>行列が立ち止まることで前が詰まって(密度が上がって)渋滞が発生する
渋滞で重要なのは、その「立ち止まって詰まる」事じゃなくて、全体の密度だっていう論文ですぜ。
Re:他分野への応用といえば・・・ コミケの行列とか。 (スコア:2, おもしろおかしい)
もうちょい具体的にコミケのローリングスタートの方法を説明します。
コンコースは,通常(開場前と開場後)は,復路は復路専用として空けられています。でもって,コミケ開場直前に,その復路を使ってローリングを実施します。ということは,ローリング中の行列密度は,待っているときの半分に落としているってことになります。だから,ものすごいスピードになる(笑。
今回の論文のような人工環境を作らず自然状態で(止まった)行列を作ると,どんなことをやっても,相転移密度を超えた渋滞相の行列になります。このあたりも「渋滞学」の知見の一部だと思います。
でもって,コミケのローリングは,渋滞相の行列を事前に歩かせることによって「全体の密度」を半分程度に落とし,ボトルネック(会場の入り口)で,渋滞相を起こすことなく入場させる技法とみなせるわけです。
コミケで渋滞相を発生させる主なボトルネックは,開場時の入り口,大手サークルの売り場,それから三角塔に登るエスカレーターとありますが,誰でも気づくようにボトルネック付近で渋滞相が自然発生すると実に危険なわけです。
それをコントロールするコミケの技法の蓄積は,マジですごいなと思いますね。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:他分野への応用といえば・・・ コミケの行列とか。 (スコア:1)
こちらの日記 [home.ne.jp]の2/14のところに,コミケの中の人の『渋滞学』への感想が載ってます。参考まで。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心