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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
なぜ危ない橋を渡る (スコア:1)
OSx86プロジェクトの成果物ってことは、ハード自体はただのPC(動作確認済のパーツで構成されてはいるんだろうけど)だから、プリインストールさえしなければAppleも手出しできない気がするのに。
# インストールディスクに危ないファイルが入ってる可能性もあるけどそれは置いといて。
Re: (スコア:1)
非マッコユーザーとしては、ライセンスに一体どんな問題があるのか教えてくれないと、何がおこったのかちんぷんかんぷんですよ
Re: (スコア:5, 参考になる)
>プリインストール「可能な」マシンだからまだインストールされてないんじゃね?
製品ページによると、Leopardをあわせて購入すれば、同OSのリテール版と正規のインストールディスクを付けるだけでなく、無料でプリインストールも行なうという
>ライセンスに一体どんな問題
Apple社のエンドユーザー使用許諾契約書(EULA)には、同社OSをインストールし使用することが許されるのは、Appleブランドのハードウェア上に限ると
#タレコミリンク先くらい読もう(自戒をこめて
Re: (スコア:0)
旧Mac互換機の時にはハード自体が独自仕様だったので特許権かなんかで守られてたんだっけ?
Re:なぜ危ない橋を渡る (スコア:4, 興味深い)
それにこの場合、「たまたま」x86アーキテクチャ用OSも動くApple独自ハードに専用OSをセットしているだけの話。扱いとしてはAmiga、ATARI、X68KやFM-TOWNS用のOSと一緒で、特定ハード(シリーズ)専用に開発したOSを(そのハードを)勝手にコピーして作った他のハードで動かすなと言うのは独占禁止法云々とは別の次元でしょう。
確認しては居ないけれど、AppleがMacintoshシリーズ互換機のライセンスを販売していた時期には、EULAもライセンサーのハードでMac OSを動かすことに問題がないようになっていたはず。(Mac OS 9あたりのリテールパッケージが見つかれば確認できると思うけれど……)
今はパソコンというとx86マシン(俗にPC互換機といわれていたもの)ばかりになり、(多少なりとも)そうでないパソコンがMacintoshシリーズだけになったので「専用ハード+専用OS」という構成が「普通でない」感覚になっているが故に「独占禁止法云々」と考えてしまうのでしょう。しかしその感覚は「ハード専業メーカー」と「OS専業メーカー」(前者にはOSやソフトに手を出しているものも居ないわけではないし、後者はOS以外のものも作っているけれど)との分業が進んだ分野に慣れ親しんだ結果生じたもので、Appleのような「ハード+OS」をセットで作っているメーカー(昔はそちらの方が多かった)が少数派(事実上一社のみ)に対して「違和感」を抱くようになったためではないでしょうか。
尚、今日のx86アーキテクチャの原型となったIBM PCはハードの回路図、BIOSのソースコードとも開発元のIBMが公開していました。また、開発当初からROM-BASIC、OSともにそれらの専業メーカー(つまりMS)に発注し、特にOSについては(公開したハード・BIOSをみて)いずれ出てくるであろう互換機メーカー向けに販売することを当初から許容していました(当時のIBMに取って、パソコン事業は大して重要視されていなかったため)。
一方、Appleはパソコン専業メーカーとしてハード・ソフト(ブートモニタ等含む)を自社開発(もっとも68KMacに乗っていたROMには一部MOTOROLAのにおいがするけれど……気のせい?)し、互換機を認めずにいた(AppleII互換機等も可能な限り排除しようとしていた)という違いがあることも背景として考慮すべきでしょう。(今はこういったことを知っている人も少数派となっているでしょうが)
# 組み込み機器の分野では今でも汎用RTOS等を移植せず、自社独自OSを自社ハードに組み込んで販売しているところが残っているようです。しかしこの「自社独自OS」を他社ハードへ移植することを禁じたとして、それが独占禁止法に問われるものになるでしょうか?
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより