「テレビのアナログ放送停波に向け、常時画面に「アナログ」表示」記事へのコメント

時代は繰り返す

[kingink (35064)]

何十年か前にカラー放送が始まった際も「この番組はカラーで放送されています」という紹介が入り、まだ白黒テレビで「ジャングル大帝」などを観ていた子どもたちが羨んだ、なんて話を聞いたことがあります。
こういう「観ててなんか損をしてる気分」にさせるのは常套手段なんでしょうね。

Re:時代は繰り返す

[Anonymous Coward]

もし「カラー」のスーパーが無かったら、白黒テレビしか持ってない人は、いったいどのくらい番組がカラー化されているのかわかりませんでした。
「観てて損をしてる気分」と言われれば、確かにそう思う人もいたかもしれません。でも「まだまだカラー化されている番組は少ないから」とか「好きな番組がカラー化されたら」とか、カラーテレビを購入するタイミングの判断に役立ったのではないかと思います。

今は「字幕」「二ヶ国語」というスーパーがありますが、これもこのスーパーが無かったら、実際に字幕をONにするとか音声を切り替えてみないとわかりません。字幕を見たい、別言語で聞きたいという人にとっては便利な判断材料になります。

しかし「アナログ」というスーパーは、いったい何の役に立つのでしょうか？　何の判断材料にもなりません。

＃「カラー」のスーパーを見た記憶がある…。

Re:時代は繰り返す

[Anonymous Coward]

そうそう。
過去の「もっといいものがあります」式のテロップに倣うなら

　「この放送はデジタルでも放送されています」

とつけるのが正しい。

ところが今回は、アナログ停波するからとか、デジタルだと
時報が遅れるとかチャネル切替が遅いとか、正直ろくでもない。
後ろ向きなんですよ。

そういう後ろ向きの事情をわかっていてもデジタル化させるために
無理押しするという状況が「アナログで放送されてます（停波するんだぜ
このやろう）」という情けないテロップを生んだのかと。