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ここまで人間の尊厳に気を遣わない直球な手法が登場したのは今になってこれが初のようだ。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
場所が場所だけに (スコア:3, 興味深い)
そこらの学校ならともかく一度事件がおきている学校 [wikipedia.org]なので、過剰反応気味でも仕方ないかと。
# あとは人間の尊厳と命を天秤にかけて判断するわけで。まあ、自分の息子が殺されても「最後まで人間の尊厳をもったまま死んで行きました」と言える親もいるかもしれない。
過剰と言うより、見当外れ (スコア:4, 興味深い)
被害が大きくなったとかって話があったんでしょうか?
把握出来ていれば被害を防げたんでしょうか?
事件を教訓にするならば、
学校の敷地への入場管理を徹底し、生徒以外の全ての入場者に、
所在把握のためのタグを(外せない形で)付けるべきだと思いますが、
# 念のため、教員にも。
「出来る事からやりましょう」と言うと聞こえは良いんですけど、
何の実効性もないものを騙して押し付けて、安全を伴わぬ安心を錯覚させるのは、
責任を曖昧にして子供を危険に晒すだけなので、社会的害悪だと思います。
Re:過剰と言うより、見当外れ (スコア:5, 興味深い)
> 被害が大きくなったとかって話があったんでしょうか?
> 把握出来ていれば被害を防げたんでしょうか?
ちょっと調べてみれば解りますが、この事件で問題視されたされたのは「部外者の出入り管理」のほかに「事件直後の状況把握の遅れ」がありました。
なにぶん、犯人は刃物を持って暴れたために教師も怪我を負っています。この状態で現場は混乱し、児童の誰がどこにいてどういう状態か学校側が把握できず、負傷した児童を数十分放置することになりました。結果、8名が失血死となってしまいました。死亡した児童については、学校側がきちんと所在を確認していれば適切な救命活動ができたはずだと、当時はニュースでも散々に叩かれていました。
小学校側の説明も、「これで不審者の侵入が防げる」ではなく、「地震や火災などで逃げ遅れた子供を早期に発見できればいい」です。実際、避難訓練では「全員いるかー」とのん気に点呼をしていますが、地震、火災のパニック時に安否の確認がどれだけ困難になるかは知っている方もいると思います。この小学校では件の死刑願望者の暴行で、そのことが骨身にしみたのでしょう。
> 「出来る事からやりましょう」と言うと聞こえは良いんですけど、
> 何の実効性もないものを騙して押し付けて、安全を伴わぬ安心を錯覚させるのは、
> 責任を曖昧にして子供を危険に晒すだけなので、社会的害悪だと思います。
「不審者の侵入」と「安否の確認」は別問題ですから、「不審者の侵入」に関してはまた別の方法を講じていることでしょう。今調べてみましたが、監視カメラの設置、フェンスの強化、正門に警備員の配置と対処に力を入れているようです。
http://www.ikeda-e.oku.ed.jp/anzen/kaichiku/kaichiku02/index.html [oku.ed.jp]
今回のシステムにしても、まずは「1年間の実験」ということですから、この小学校側も有効性をテストしてみたいということでしょう。小学校側のコメントに「これでもう安心大丈夫」などといった安全を伴わぬ安心を錯覚させるような文面があったらたしかに害悪でしょうが、今回の件でそういう発言はありましたか?