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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
宇宙飛行士になった後はさらなる関門が (スコア:2, 興味深い)
実際に宇宙へ行けるかどうかは全く別問題です。
最も大人数を軌道上へ上げられるスペースシャトルを
持つNASAですら、最初から最後まで待機要員扱いのまま
一度も宇宙へ行けずに職業を終える宇宙飛行士が多いとか。
数年後にスペースシャトルの退役が待っていますが、
有人打ち上げを完全にスペースシャトルに依存している日本は、
ロシアのソユーズフレガートロケットに頼らざるを得なくなります。
米国がポストシャトルとして開発している有人宇宙船就役まで待つと、
最低5年ぐらいブランクが生じますし、5年で飛べるモノが出来ると
いう保証はありません。
Re: (スコア:3, 参考になる)
長期滞在クルーの割り当てがあるので、ISSが運用されてる間は、むしろ今までより
コンスタントに、日本人宇宙飛行士が宇宙にいけるようになるんですよね。
現在のところ、18次長期滞在クルーとして若田宇宙飛行士が3ヶ月、
20次長期滞在クルーとして野口宇宙飛行士が6ヶ月滞在する予定になってますし、
17Aミッションで滞在人数が6人に増えれば、年0.5人の割り当てがあるので、
最低でも毎年1人は滞在できるはず。(ちょっと楽観的ですが)
ただ、ISSの運用が予定通り2016年で終わるとすると、
今回の募集で採用された人は順番が回ってくるかどうか微妙かも。
Re:宇宙飛行士になった後はさらなる関門が (スコア:3, 興味深い)
>今回の募集で採用された人は順番が回ってくるかどうか微妙かも。
募集して宇宙飛行士としたは良いが、待機要員のままという可能性が高いと思いますよ。
月や火星に傾注している米国にISSをやる気はもう無さそうですし。
各国の利害の調整だけでも、それぞれ相当の労力を使う割にメリットが薄く、
自力で軌道上に人間を送る手段を持つ国だけが有利な状況で、思惑に振り回される
共同の宇宙開発事業は内心何所の国も手を引きたがっているのでは無いでしょうか。
日本は多額の費用を負担して実験モジュールを付けましたが他国と比べて後回し。
構想から運用まで20年近く経ったきぼうの設備と実験内容は
陳腐化していると言われていますが、他国との手前今更降りる訳にもいかず・・・。
シャトル退役後、打ち上げ人員枠を巡ってグダグダ状態が酷くなるようなら
2016年にきっちり降りるという選択肢を考えてもいいと思います。