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(前略) だから、真空の宇宙に上昇しただけじゃ、本当のロケットだなんて認めやしない。 少なくとも僕とあさりさんは。 どんなに大きくたって、人が乗ってたって、衛星軌道に達しないロケットは「本物のロケット」じゃない。逆に、どんなに小さくても、衛星軌道に達するロケットは、「本物のロケット」だ。
あさりよしとおさんの「なつのロケット」の巻末、野田篤司さんの解説(?)より引用 人によっては極端かと思うかもしれない考えかたですけど、納得できる考え方ではあります。 固体液体問わずに民間のロケットが軌道に乗ったことはなく、その点で文句なしに「
「ロケット」とは何か?? どんなに立派にできていても、どんなに高い高度に達し真空の宇宙に届いても、たとえ有人であっても、周回軌道に入れず、弾道軌道で地上に戻って来てしまう「ロケット」は、「オモチャ」でしかない。少なくとも私に、とっては・・ 「V2号はオモチャか!」と言う怒りの声が聞こえてきそうである。 「A4はそれ自体はオモチャだ」と答えておこう。ただし、フォン・ブラウンら開発者にA4をステップにし、地球周回軌道投入を可能にするロケットの開発しようとする心があった筈だ。その最終的な目標があってこそ、「弾道軌道しかできないA4を、オモチャを超えた何かにしている」と考える。要は開発者・設計者の心意気なのである。なお、私はV2号とは呼ばず、A4と呼ぶ。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
世界初の民間開発液体燃料ロケット (スコア:0)
別に大気圏を離脱しなくても、周回軌道に乗らなくても、ロケットはロケットでしょ?
ゴダードのロケットも液体燃料だったような気がするし、バリバリの民間だし。
でもとうとう地球を回れるとこまで来たんですね。
宇宙旅行もすぐそこですね。
Re: (スコア:2, 興味深い)
あさりよしとおさんの「なつのロケット」の巻末、野田篤司さんの解説(?)より引用
人によっては極端かと思うかもしれない考えかたですけど、納得できる考え方ではあります。
固体液体問わずに民間のロケットが軌道に乗ったことはなく、その点で文句なしに「
Re: (スコア:1)
かなり無理のある定義ではないでしょうか?
スプートニクのR-7から現在のRockotに至るまで弾道弾転用の衛星打ち上げロケットは多数存在しますが、この定義ですと最上段に何を積むかだけで「本物のロケット」かそうでないかが変わってしまいます。
ロケットの定義ではなくミッションの定義といったほうが適切な気がしますが、それでも違和感が有りすぎです。
Re:世界初の民間開発液体燃料ロケット (スコア:1)
>かなり無理のある定義ではないでしょうか?
定義と言うほど大げさなものではなくて、志の問題のようです。
http://www.koalanet.ne.jp/~anoda/space/mlab11/mlab11.htm [koalanet.ne.jp] より引用
>この定義ですと最上段に何を積むかだけで「本物のロケット」かそうでないかが変わってしまいます。
いや、最終的に---そのロケット自体が、あるいはその計画で---秒速8km弱(低軌道の場合)にまで達するか、そうでないかの違いです。でないと、俺達は、「本物のロケット」とは認めないぞ、という話です。
違和感を感じる人はいるでしょうし、それはそれでいいと私は思います。