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HAL伝説 [amazon.co.jp]に確かDeepBlueの製作者による文章が載ってました。曰く、DeepBlueは膨大な棋譜のデータベースの中から、現在の盤面に対する最適解を高速に導き出す、というコンセプトの元に製作されており、HALのように思考している訳ではない、という内容。
将棋や囲碁のように指し手の変化が複雑になってくると、いかに多くの手を読むかよりも、いかにして無駄な読み筋を切り捨て、より深く読むかということのほうが重要になってくると思います。そのあたりが
相手が常に一番嫌な手を打つと仮定した方法なので、駒をただ取りされるような手とかは避けれるはず。という事で教科書読めば誰でも人工知能っぽいものは書けるようになる。
確かに仰るとおり。人工知能じゃないんだから、いきなり有効な手全てに深読み始めちゃう人間はいないですね。
有段者ってのは何手ぐらい読むものなんでしょうか?
> 相手がこうやって来たら怖いという本筋に関しては、70手でも80手でも読みます
深い・・・。深すぎる。 狭く絞ってここまで深読みされると、漫然と手当たりしだい読みにいってるような人工知能じゃ勝ち目がありませんね。
> どこまで意外だと思っている手を読む気になるかが力の差で、どれだけ他人に意外だと見られてる手
> ・サイコロのようなランダム性が無い > ・必ず順番は交代制である > ・移動できる盤のマス目は固定である > ・駒の総数は決まっている 「パターン」の定義というのは分かりませんが、 サイコロのような不確定な要素が含まれていてもルールが決まった系されあれば人工知能は 組むことはで
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
「思考」している訳ではない (スコア:2, 参考になる)
HAL伝説 [amazon.co.jp]に確かDeepBlueの製作者による文章が載ってました。曰く、DeepBlueは膨大な棋譜のデータベースの中から、現在の盤面に対する最適解を高速に導き出す、というコンセプトの元に製作されており、HALのように思考している訳ではない、という内容。
将棋や囲碁のように指し手の変化が複雑になってくると、いかに多くの手を読むかよりも、いかにして無駄な読み筋を切り捨て、より深く読むかということのほうが重要になってくると思います。そのあたりが
min-max定理 (スコア:1)
相手が常に一番嫌な手を打つと仮定した方法なので、駒をただ取りされるような手とかは避けれるはず。という事で教科書読めば誰でも人工知能っぽいものは書けるようになる。
人間の将棋を指すときの思考 (スコア:1)
>とか経験みたいな感じらしいし。
これは私が知る限り逆だと思うのですが…
「ひらめき」→「読み」
「別のひらめき」→「読み」
・・・
が普通でしょう。さらに言っちゃえば、有段者クラスで
3,4手程度の読みってことは多分無いと思います。
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:1)
> 「別のひらめき」→「読み」
> ・・・
確かに仰るとおり。人工知能じゃないんだから、いきなり有効な手全てに深読み始めちゃう人間はいないですね。
有段者ってのは何手ぐらい読むものなんでしょうか?
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:3, 興味深い)
一般的な話かどうかは保証できませんが、
相手がこうやって来たら怖いという本筋に関しては、70手でも80手でも読みます。
しかし、それ以外の筋は有利になると判る(もしくは思い込む)まででそれ以上読みません。
たいてい、8手ぐらいでやばくない筋は決着します。
一方、仕掛ける時には、何箇所かの拠点を組みあわせて考え、
9手ぐらいで綾をつけられそうだったら、さらに読んでいきます。
時間さえあれば、読
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:1)
深い・・・。深すぎる。
狭く絞ってここまで深読みされると、漫然と手当たりしだい読みにいってるような人工知能じゃ勝ち目がありませんね。
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:0)
>人工知能じゃ勝ち目がありませんね。
逆みたいです。将棋などはパターンが決まっているので
最後は人間は勝てなくなるだろうとの事です。
(昔NHKの番組でやってた)
パターンというのは
・サイコロのようなランダム性が無い
・必ず順番は交代制である
・移動できる盤のマス
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:1)
現状の、例えば僕が使ってるような非力な計算機でという前提です。
> ・サイコロのようなランダム性が無い
> ・必ず順番は交代制である
> ・移動できる盤のマス目は固定である
> ・駒の総数は決まっている
「パターン」の定義というのは分かりませんが、
サイコロのような不確定な要素が含まれていてもルールが決まった系されあれば人工知能は
組むことはで
Re:人間の将棋を指すときの思考 (スコア:2, 参考になる)
(仕掛けるまえの)将棋の読みくらべというのは相手に隙を見せないでおこうとする我慢くらべなので、
どんな変わった手も読んでくるCPUは脅威なはずなのですが、
人間ならその有利が判る局面(押さえ込みのような)をあまり評価できないので、
定跡以上の踏み込みはしてきません(それでも充分手強いんですけど)。
一方、攻め合いが始まったあとの読みは、駒剥しと囲いくずしと即詰み狙いとその予防で
(あと逃げ道封鎖とか確保とかも)、バランス良く読むべきなのですが、
CPUは駒剥しと即詰み狙いだけ強い観があります。
そのため、CPUをいちばん凌駕できるタイミングというのは終盤の入口です。
中盤の定跡が未決定の部分でCPUを組伏せられればそれも良いのですが、
大容量化した現在の定跡から安全に分岐できる人は殆どいないので、
アマチュアがCPUに勝とうと思ったら、マギレ(怪しい局面)を求めて、
読み切られる前に敵陣をバラすのがいいと思います。
なお、プロとの勝負と言うことであれば、中盤が問題なのはいうまでもありません。
定跡をいくら覚えていても、最新定跡を開発している人には通用するはずがないですからね。
まぁ、最新だけにバグありの定跡もありますが(でもCPUは中盤のバグは見つけられなかったり笑)。