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それどころか、技術的制限を大きくした結果、技術の内でもアイデアではなくクオリティの要因が大きくなった。 でも、製造とかしていれば判るだろうけけど、クオリティで他との差を付けるってのは難しく、本気でやるならそれこそコストが際限無くかかる。
それは過去の弱小プライベーターから名前が知られる様になったチームを見ていると、ロータスにしろティレルにしろ、クオリティでは太刀打ち出来ないと解ってのアイデア勝負の車を作って来たチームだったってのが解る。 そして、そういうバックボーンが余り強固でないチームは規制により楽になったか? いいえ、みんな撤退しましたと。
#つーか、何より一番のコスト要因は、「コロコロ変わるレギュレーション」ですよ。
現状はレギュレーションがきつすぎて、結局各メーカー本当の意味でのオリジナルな車を作れて居ない。 国内で一番盛り上がっていた頃のF1を思い出すと、意外と各チームの車毎に性格が有った筈ですよ。
そりゃチャンピオンを狙ったチームってのは基本的に何でもありだったですが、中堅チームに至っては、
空力とガチガチサス&重くてもそれなりのパワーのエンジンで直線狙いとか、同様に空力派でもそれはサスの為で、 高速コーナーだけは速かったり、シンプル&コンパクトで車の回頭性のみを狙ってテクニカルコース狙いだったり、 あの頃ウキウキしながら真夜中の中継を見ていた人には、それだけでもチームが思い出せるはず。
アイデア勝負ってのは、既存のものではない新しい他者ちとは違う武器を作り出すって事。 それによりレースには展開が生まれる。
しかしワンメイクで出来る車ってのは基本的には同じ性格の高性能車と低性能車ってだけ。 セッティングだけでは極端な差が出来ないんで、2流チームの車がごく一部としても一流チームの車を上回る事は望み薄となる。
今の定番の技術。ミッドシップにしてもベンチュリにしてもモノコックにしてもハイノーズにしても、 考えたのはクオリティ勝負では勝てない中堅・弱小チームなんだよね。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
そもそもコストダウン対策が的外れ (スコア:5, すばらしい洞察)
どこにどんな制限をしたところで、かける金額に違いは出ません。
それどころか、技術的制限を大きくした結果、技術の内でもアイデアではなくクオリティの要因が大きくなった。
でも、製造とかしていれば判るだろうけけど、クオリティで他との差を付けるってのは難しく、本気でやるならそれこそコストが際限無くかかる。
それは過去の弱小プライベーターから名前が知られる様になったチームを見ていると、ロータスにしろティレルにしろ、クオリティでは太刀打ち出来ないと解ってのアイデア勝負の車を作って来たチームだったってのが解る。
そして、そういうバックボーンが余り強固でないチームは規制により楽になったか?
いいえ、みんな撤退しましたと。
#つーか、何より一番のコスト要因は、「コロコロ変わるレギュレーション」ですよ。
Re:そもそもコストダウン対策が的外れ (スコア:3, おもしろおかしい)
そうですよね。
仕様が変更される度に「車輪の再発明」をさせられる側の身にもなってくださいよ。
Re:そもそもコストダウン対策が的外れ (スコア:1, すばらしい洞察)
うん。なんだか最近のf1は車の耐久レースになってしまっているような気がする。
一昔前まで、ひとつのグランプリでもらえるポイントは1位が10ポイント、2位以下6位まで6,4,3,2,1ポイントだった。
それが2002にシューマッハがシーズン半ばでぶっちぎりの優勝を決めてしまった次の年から、1位以下8位まで10,8,6,5,4,3,2,1ポイントに変わってしまった。
昔のポイント制なら1位と2位で4ポイント差あったものが、いまは2ポイント差しかつかない。昔だったら優勝→リタイヤ→優勝でもワールドチャンピオンが狙えたけど、いまは2位、3位あたりをさまよって、たまに優勝しておけば十分で、逆にリタイヤなんかしちゃうのが致命的。技術的にもドライブ的にも保守的でないと勝てない世界になり果てている。
レギュレーションがなくなったら成り立たない世界であるというのも分かるんだが(グランドエフェクトやらアクティブサスペンションやら認めてたら、どんなアホドライバーでも急カーブすいすい曲がれる恐ろしい車になってしまう)。ただ、エンジン開発凍結とかいう現状の軍縮的アプローチもどうなのかと思うし、これでさらにエンジンがワンメイクになれば、ユニークなエンジンにあわせた単一のカーバランスを追求することになるわけだから、空力的にも各チームごとのバリエーションがなくなってしまうだろう。
ただ、何をどうかえればいいかといわれると、私には正直分かりませんねぇ。。。分からないけど、とにかく今のようなまじめ一辺倒のクオリティー競争はなんだか受験戦争を見てるみたいでつまらないです。
Re:そもそもコストダウン対策が的外れ (スコア:1, すばらしい洞察)
現状はレギュレーションがきつすぎて、結局各メーカー本当の意味でのオリジナルな車を作れて居ない。
国内で一番盛り上がっていた頃のF1を思い出すと、意外と各チームの車毎に性格が有った筈ですよ。
そりゃチャンピオンを狙ったチームってのは基本的に何でもありだったですが、中堅チームに至っては、
空力とガチガチサス&重くてもそれなりのパワーのエンジンで直線狙いとか、同様に空力派でもそれはサスの為で、
高速コーナーだけは速かったり、シンプル&コンパクトで車の回頭性のみを狙ってテクニカルコース狙いだったり、
あの頃ウキウキしながら真夜中の中継を見ていた人には、それだけでもチームが思い出せるはず。
アイデア勝負ってのは、既存のものではない新しい他者ちとは違う武器を作り出すって事。
それによりレースには展開が生まれる。
しかしワンメイクで出来る車ってのは基本的には同じ性格の高性能車と低性能車ってだけ。
セッティングだけでは極端な差が出来ないんで、2流チームの車がごく一部としても一流チームの車を上回る事は望み薄となる。
今の定番の技術。ミッドシップにしてもベンチュリにしてもモノコックにしてもハイノーズにしても、
考えたのはクオリティ勝負では勝てない中堅・弱小チームなんだよね。
Re: (スコア:0)