アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
温暖化が本当だとしてもどう対策するのか? (スコア:1, 興味深い)
産業が発展すれば二酸化炭素が出るのは当たり前で、中国インドなどの発展が予想される将来においてはますます二酸化炭素排出量が増えることと思われます。
だからといって中国インドやその他発展途上国が、産業発展の制限を受諾するとは思えません。豊かな生活を望む彼らの希望を無碍にすることはできないのでは?そしてそれを強制する力もないですよね。経済制裁でもするんですか?でも中国に経済制裁して貿易制限したら大変なことになりますよね。
発展途上国抜きの先進国、つまりEU及び日本、もしかしたらアメリカも加わって、それで制限を開始したとして、それがどれだけの効果があるでしょう?
そこで期待されているキャップアンドトレードも一見合理的に見えますが、いろいろと穴がありますよね。よく言われるのは、各国が自国の割り当て分が大きくなるように議論しているということです。フェアなキャップを設定するのは非常に難しいのでは?参加国が不満なく受け入れる基準を作ることができるのか、はなはだ疑問です。過去に大量の二酸化炭素を出してきた先進国への批判も厳しくなるでしょう。
これら障害をクリアして、世界が協調して二酸化炭素排出量を減らすのに、どれだけの犠牲が必要なのでしょうか。
もし政府が一億円出せば、次の日から二酸化炭素が減って、温室効果が目に見えて抑制されるということが確定しているのなら、私も「それじゃ、ためしに二酸化炭素の規制をやってもいいだろう」と思いますが、実際には一億円どころでは到底足りないですし、二酸化炭素が減ったとしても本当にそれで温暖化が止まるのかわからないですよね。
そもそも温暖化して本当に困るんですか?メリットも多いですよね。
真っ先に考え付くのは、凍死者が減るであろうということです。人間の命が地球よりも重いのが本当なら、大歓迎ですよね。
あと海岸線があがって陸地が減るといわれますが、逆に寒すぎて人が住むのに適していないシベリアや南極大陸なんかは住みやすくなるんじゃないですか?シベリアとかアラスカで農業できるようになるかもしれないですよね。南極の資源採掘も、それが国際的に許されるかどうか別として、もっと容易になるでしょう。
コペンハーゲン・コンセンサスでも、温暖化対策は非常に優先度が低く設定されていますよね。
対策の費用対効果が極めて不透明で、この場合に効果=二酸化炭素の削減としたとしても、それが温暖化抑制につながるかどうか、不透明ということもあります。
そんなものよりも、お金を出せば絶対に解決するであろう優先度の高い問題が、世界にはいくつもある、ということです。
だから結論として、温暖化はとりあえず放置でもいいんじゃないのかな、と思ったりもします。
あと10年20年様子を見たとして、それが人類絶滅に直結するような影響はないと考えます。
様子見の間にもっとデータも貯まるでしょう。
Re: (スコア:0)
いや、何もしなくていいんではないかと思うのですが
できないことはやるんじゃないとも言います