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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
伝達スピードと寿命 (スコア:2, 興味深い)
ぜひ他の生物、過去の人類で検証してほしい。
# 登場初期の人の寿命なんて、10年あったか だろうから
# それに対して39歳は遅いよな。
確かにピークが遅い気がする (スコア:3, 参考になる)
平均寿命に関しては新生児、乳児の死亡率が高そうなので、そこを乗り越えると50近くまではいくように思いますが…。
というかもっと早く(例えば体力のピークと一致する20代とかで)ピークが来ない理由はなんなんだろうかしらん?
元トピックでは補修が追いつかなくなるとあるので下降する理由はわかるのですが、
代謝能力が高いと思われるもっと若い時期がピークでないのはなぜなのかしらと。
人類の平均寿命に関する余談:
ちなみに骨を調べた限り、栄養状態・健康状態に関しては旧石器時代人は決して悪くないそうです。
疫病は集住による感染機会の増加と集住の副作用としての衛生状態の悪化、人口増加に伴う栄養状態の悪化が主要原因で
狩猟採集生活を維持するため人口密度を低く抑えていた石器時代人にとっては相対的に余り重大な脅威ではなかったとか。
人口増加で食料のうち動物性たんぱくの占める割合が減り穀物に依存する度合いが高まっていくにつれて
体格は小柄になり病気への抵抗性が落ちる傾向がどんどん激しくなりその傾向は化石燃料を利用できるようになる産業革命期まで続いていたそうです。
そういえば昔高校の社会科の資料集で縄文→弥生→と一貫して体格が小柄になっていき
江戸時代人が一番体格が小柄なのはなぜだろうと思っていましたが…。
参考文献:
「ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源」
マーヴィン ハリス 著
鈴木 洋一 訳
ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫
ISBN-10: 4150502102
ISBN-13: 978-4150502102