「Every man over forty is responsible for his face」の方ですけど。この(10歳ほどずれた)セリフも、たとえばCosgrove Murphy『Knowing the Man』(Auto-Science Institute, 1926年)はスタントンの言葉として紹介してるんですよね。これをリンカーンの言葉だと言い出したのは、私の知る限りだとFrances Parkinson Keyesの「Face and Fortune」[『Words to Live by』(Simon and Schuster, 1948年)所収]が最初なんじゃないかと。それより古い例あるかしら?
「40を過ぎた男は自分の顔に責任を持つべきだ」はリンカーンの有名な quote (スコア:1)
つーかこれで引けば腐るほど出てくる。
http://www.google.co.jp/search?q=Abraham+Lincolin+responsible+for+his+... [google.co.jp]
fjの教祖様
Re: (スコア:1, 興味深い)
「19世紀の文献」には到底見えませんが。
腐るほど出てきているのも同様です。安岡さんは、これもタイプライターと同じ、孫引きによる誤解の拡大再生産と言いたいのでしょう。
web上で言えば、例えば、#copyright;1891となっている、"Recollections of President Lincoln and his administration" [archive.org]という文献があります。
これには、前述のStantonの言葉は出てきますが、Lincolnの言葉は出てきません。
もし、Lincolnが前述の言葉を
「自分の顔に責任を持つべきだ」はリンカーンかスタントンか (スコア:1)