「特許法見直し：ソフトウェアも保護対象へ」記事へのコメント

著作権との絡みは？

[Anonymous Coward]

ソフトウェアなんて本来は特許で守るべきはずだったものを、著作権法の拡大解釈で守ってきた面があるわけで。
で、その著作権を流用したソフトウェアの保護は排除されると考えてよいのでしょうか？

特許と比べて著作権は取得が極めて容易な反面、権利は強力かつ不当なまでに長期なので利権者に好き勝手ヤラれてる感もあるのですが・・・そのため、技術革新の大きな足枷にもなってきました。特許は一定期間は保護する反面、その期間を過ぎればパブリックドメインに帰するものですので、著作権のように人間の寿命を超える独占を保証してしまう悪法の流用よりはマシかもしれません。

Re:

[Anonymous Coward]

うーん、著作権でソフトウェアを守らないことにしたとしたら、著作権で守るべき著作物とそうでないソフトウェアの線引きってどうするんだろう。

小説は著作権で守られているけど、じゃあいわゆる選択肢のあるノベルゲームは? ストーリー重視のRPGは? アクション要素がストーリー展開に深く結びついたゲームは? シナリオとエンジンを分けてシナリオだけに著作権を適用する? けれど作り方によっては「ストーリーの重要な要素」であるアクションやエフェクトがエンジンにリンクされちゃう場合もあるよ。シナリオだってスクリプトをコンパイルしてリンクする場合があるかもしれない。

あ、ゲームは無理やり映画の仲間にしたからそっちで保護すればいいのか。

Re:

[Anonymous Coward]

著作権は権利者が申告するだけで刑事罰の強制捜査や逮捕までできてしまうので怖いよ
特許なら異議申し立てで潰せるものもあるし特許相互利用契約もできるし良いことだ。