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やあ、通りすがりの光取り扱い職(謎)だよ。
基本、地上で幹線の光となると管路に埋まってるわけだが、道路沿いでもそこそこの深さに埋まってるから切れない、ことになっている。しかしアレな工事業者(道路工事とか下水道工事とか)だと、ろくに埋設物調査やらんでほじくり返したりとか、調べていても「これぐらいの浅さにゃないだろう」とか勝手に判断してやらかしてくれやがったりするわけだ。あとはやりがちなのが、その管路の上に埋設シートって「この下に光通信ケーブルあり」的なものを引いておいて、万一バックホウ(まあショベルで掘り返す建設機械だと思
道路管理者を中心に「埋設協議会」といった名称の連絡会を設けているところも多く、年度始めに関係各者が集まってその年の工事(埋設・掘り返し)の予定を申告し、場所の確認と工事期間の調整を行います。
水道やガス管、電線その他ケーブルといったものが主ですが、それぞれ工事で傷を負わされては困るので、バックホーで引っ掛けたりしないよう開削の際には他社の担当者も立会います。
開削はしないが、使われなくなった管が埋め殺しされていることもあるので、埋設状況を確認するために直径1cm程度のドリルで掘進することもあります。(これもボーリングと呼んでる)もちろん他者担当者が立ち会うが、大昔の管など正体不明なものも少なくない。
そんな具合に予定を立ててはいるものの、やはり急な工事は発生するので、その時は協議会を通じて緊急に関係者が集まって打ち合わせして、立会いをすることで事故を防止します。
...と、いう訳で事故が起こらないような仕組みを設けているところも少なくないのですが(設けてない地域もある)、それでもガス管に穴を空ける事故が起きる!!
私がたまたまガス関係の仕事に関わっていた間でも、関東近県で何度かやってました。ガス管は原則として他の埋設物より深く埋まっているはずなのに...他は推して知るべし。
位置確認をして安全のため東側30cmの位置を指定したのに、そこから西30cmを掘削して本管直撃とか、事故原因は様々です。古い管の場合は道路が拡張されたりして管の位置がわからなくなっていることも少なくないし。
また、連絡がなく、知らない間に工事が始められて事故を起こすケースもあります。ガス管も経年劣化するのでガス会社は定期的にパトロールして埋設管の異常を点検しているのですが、パトロール中に聞いていない他者工事に遭遇することもしばしばあるのだとか。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
光ケーブルはあっさり切れる (スコア:5, 参考になる)
やあ、通りすがりの光取り扱い職(謎)だよ。
基本、地上で幹線の光となると管路に埋まってるわけだが、道路沿いでもそこそこの深さに埋まってるから切れない、ことになっている。
しかしアレな工事業者(道路工事とか下水道工事とか)だと、ろくに埋設物調査やらんでほじくり返したりとか、調べていても「これぐらいの浅さにゃないだろう」とか勝手に判断してやらかしてくれやがったりするわけだ。
あとはやりがちなのが、その管路の上に埋設シートって「この下に光通信ケーブルあり」的なものを引いておいて、万一バックホウ(まあショベルで掘り返す建設機械だと思
Re:光ケーブルはあっさり切れる (スコア:5, 参考になる)
道路管理者を中心に「埋設協議会」といった名称の連絡会を設けているところも多く、
年度始めに関係各者が集まってその年の工事(埋設・掘り返し)の予定を申告し、
場所の確認と工事期間の調整を行います。
水道やガス管、電線その他ケーブルといったものが主ですが、それぞれ工事で傷を
負わされては困るので、バックホーで引っ掛けたりしないよう開削の際には他社の
担当者も立会います。
開削はしないが、使われなくなった管が埋め殺しされていることもあるので、埋設
状況を確認するために直径1cm程度のドリルで掘進することもあります。(これもボーリングと呼んでる)
もちろん他者担当者が立ち会うが、大昔の管など正体不明なものも少なくない。
そんな具合に予定を立ててはいるものの、やはり急な工事は発生するので、その時は
協議会を通じて緊急に関係者が集まって打ち合わせして、立会いをすることで事故を
防止します。
...と、いう訳で事故が起こらないような仕組みを設けているところも少なくないの
ですが(設けてない地域もある)、それでもガス管に穴を空ける事故が起きる!!
私がたまたまガス関係の仕事に関わっていた間でも、関東近県で何度かやってました。
ガス管は原則として他の埋設物より深く埋まっているはずなのに...他は推して知るべし。
位置確認をして安全のため東側30cmの位置を指定したのに、そこから西30cmを
掘削して本管直撃とか、事故原因は様々です。
古い管の場合は道路が拡張されたりして管の位置がわからなくなっていることも
少なくないし。
また、連絡がなく、知らない間に工事が始められて事故を起こすケースもあります。
ガス管も経年劣化するのでガス会社は定期的にパトロールして埋設管の異常を
点検しているのですが、パトロール中に聞いていない他者工事に遭遇することも
しばしばあるのだとか。