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若干の誤解があるかと思うので書いておくけど。
金型の設計というのは、金型で作られるもの(プラケースとか、 金属ケースとか)と少々異なるところがあります。というのは、 成形されるものは、その物性によって、 金型の逆形状とは若干異なる形状になるためです。 で、金型を設計する場合は、もとの設計形状になるように、 その形状を逆算してやる必要があります。 その逆算も、成形方法によって、あるいは成形業者によって若干異なり、 聞くところによると『金型をみると、どこの業者かわかる』ほどだ
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
著作権? (スコア:2, すばらしい洞察)
>独自性があると認められたものを登録し管理する。
登録管理の基準が独自性の有無だってのは、ちょっと疑問を感じます。どれもこれもが対象なのでは?
#型設計の現場は知りませんが、二次創作(^^;はどれくらい行われるものなんでしょうか?
いや、個人的には著作権(や特許)がこれ以上領域を広げるのは嫌なので、
「独自性なくても管理しろよ」と主張するつもりは更々無いのですけど。
むしろ逆ですね。
うーん。どうなんでしょう。これって、その曖昧であるという契約のほうの問題なのでは?
Re:著作権? (スコア:2, 参考になる)
若干の誤解があるかと思うので書いておくけど。
金型の設計というのは、金型で作られるもの(プラケースとか、 金属ケースとか)と少々異なるところがあります。というのは、 成形されるものは、その物性によって、 金型の逆形状とは若干異なる形状になるためです。 で、金型を設計する場合は、もとの設計形状になるように、 その形状を逆算してやる必要があります。 その逆算も、成形方法によって、あるいは成形業者によって若干異なり、 聞くところによると『金型をみると、どこの業者かわかる』ほどだ
Re:著作権? (スコア:1)
そりゃそうですね。#金属鋳造の講義は学校で聞きかじりました。
>聞くところによると『金型をみると、どこの業者かわかる』ほどだとか。
ノウハウを吸い上げるのがITだ(本来の意味の「情報」技術だぁね)、という面もあるんで、
その善悪はさておき、ノウハウってのは平均化していくという方向性が(も)有ると思っています。
>差が許容範囲であるとか、あるいは少々合わないのを無理に押し込むとかすれば(けっこうあるようです)、
そういや、どっかで、「補正部品」という用語を聞い
著作権とか特許ってのは (スコア:2, すばらしい洞察)
制作者を保護するってのが本来の目的です。
陶磁器や刀剣などで製法が不明になったものが多いのは、その時代に保護が無かったためです。
>>ちなみにこれがかなり激しいのが陶磁器で、そのノウハウだけでもかなりのものになります。
>個別の企業としてはそれは是なんでしょうが、
陶磁器,フェライト,セラミックな
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:著作権とか特許ってのは (スコア:1)
>円滑にするため、
あくまで「本来は」ですね。
現状は多くの面においてかなりそれと違った残念な状況になっているわけで。
それに、相変わらず"ノウハウ"の多くは個に埋没してる現状もまた有るわけで、
特許とかが実際にそれらの掘り起こしにどれだけ貢献したのかは、ちょっと疑問を感じます。
余談:こないだの「ハッカーの動機づけ」トピックを、ちょっと思い起こしました。
少なくともESRの言葉を信じるなら、金と独占権だけじゃ技術者は萌え(^^;ない、という面も有るかなと。
余談2:ぶっちゃけていえば、萌えるのは、自分の技術を「使う」ときじゃないかな?それが金や独占と繋がっているかどうかは関係無くて。
>陶磁器や刀剣などで製法が不明になったものが多いのは、その時代に保護が無かったためです。
なるほど。今や博物館に行ってしまったような歴史的な技術については、正にそれが言えていますね(^^;。
あの頃(昔)"保護"しておいてくれてたなら、今我々はそれを愛でることが出来たはずなのに、というわけです。
しかし、今の社会を産業を経済を支えて欲しい現役の技術について、
しかもこの時間の流れの早い(技術が隠居するのも早い)時代において、
保護期間が終わったら技術は隠居済みだった、ということが頻繁に見られるこの状況は
どれほど特許とかで救済されているんでしょう?
Re:著作権とか特許ってのは (スコア:0)
>特許とかが実際にそれらの掘り起こしにどれだけ貢献したのかは、ちょっと疑問を感じます
特許が存在していなかった時代と、現代とは産業構造も資本構造も大きく異なるので、単純比較するのはあまり意味があるとは思えません
逆に特許が存在しない状況を想像してみればどうでしょう?
例えば、G7氏ご自身が#152694 [srad.jp]で仰った
Re:著作権とか特許ってのは (スコア:1)
というか、「特許がない」状況と「今風の特許しかない(^^;」状況と、とをしか
比較しないなら、「3歩くらいは前進したよね」という話にしかならないのでは?
今のよりもっとマシなもんにしないとね、という話のほうが重要であるような。
>技術情報を隠せば、競合相手はその技術にアクセスすらできずに市場を占有されてしまう可能性があります。
現状でも大差ないですね。
皮肉にもこのスピード時代のせいで、20年だかの年限「しか無く」ても十分ウハウハできるわけで。
#むしろスピード時代のせいで、大企業だけじゃなく速攻屋にも「独占のチャンス」が広がった(だけ)、というか。
まあ、さっきもどっかで書いたけど、人は「制度の範囲内で安き」に流れるんで、
よほど斬新な(=誰も予測/警戒してなかったような)方法を持ち出さない限り、
特許が有ろうが無かろうが年限が長かろうが短かろうが、
問題の解決しにくい新たな位置に状況が吹き溜まって終わり、なのかも知れないけど(T_T)