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電圧やノイズマージンの不足、物理的な故障などのハードウェアに起因するエラーはmemtestで発見できる可能性がありますが、それらが全てmemtestで発見できるわけではありません。ですのでmemtestを通ったから安心はできませんが、memtestに通らないのは論外なので、即座に交換すべきです。
一方、宇宙線や部材からの放射線に起因するソフトエラーは、瑕疵のないハードウェアであっても一定の確率で確実に起こりうるもので、防ぎようがなく、memtestで発見できるわけでもなく、また発生したからといってメモリモジュールを交換しても無意味です。これに対処するには、最低でもECCメモリ、より強力な2ビット以上のエラーを訂正可能なメモリ、あるいはメモリのミラーリングなどの仕組みが必要となります。
ではソフトエラーがどの程度の確率で発生するのかといわれると、最近のメモリでの厳密なデータは見たことがありませんが、経験では8GB搭載した1000台のサーバーで年に1~4回程度です。
こうしたエラーの結果、OSが落ちてしまうなら問題は少ないのですが、ユーザーデータが化け、それがそのまま不揮発メディアに保存されてしまうと、エラーが半永久的に解消されずに残ることになります。近年のメモリ使用量の肥大化は、プログラムコードよりもユーザーデータのほうに比重がありますから、ますますこうしたケースは増えていくでしょう。
メモリを4GB搭載してから起動時稀にブルースクリーンになるので調査したところ、BIOSで「メモリテスト ON」(QUICK BOOT OFF)にしたときには発生しないことが判明。memtest86+のテストも同様でした。
昔はPC起動時のメモリテストが必ずあったものですが、昨今のメモリ容量増大→チェック時間増により、起動時メモリチェックはなくなったんでしたっけ?(QUICKだと1回だけ?)私のメモリは秋葉で1GB \1K以下で買ったものなので自業自得だと思いますが、QUICKでエラー発生、メモリテスト3回で動作する場合は不良とみなされるんでしょうかね。
個人で使ってるどーでもいいデータばかりのPCならば許す。というより安さ優先。仕事で使ってる、飛んだら自分の責任範囲以上に事が及ぶデータを扱っているPCでは許せん。
だけど現実は逆なのよね……。個人向けは激安サーバ機がたたき売られているときに買ってきて、適当にUbuntu入れて使ってるんだが、どうでもいい作業にしか使わないのに無駄にECC。会社で割り当てられたPCは、自称詳しいという奴が選んだ見かけ倒し廃スペックのショップブランド系激安機。(ランダムアクセスが増加すると謎のフリーズを起こす)何とかしてくれ。
信じられるか?これで数値解析とかしてるんだぜ?
>ランダムアクセスが増加すると謎のフリーズを起こすそれはまさか特定SSDに発生するいわゆるプチフリーズという奴では?
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人生unstable -- あるハッカー
non-ECCメモリを許せますか (スコア:2, 興味深い)
電圧やノイズマージンの不足、物理的な故障などのハードウェアに起因するエラーはmemtestで発見できる可能性がありますが、それらが全てmemtestで発見できるわけではありません。ですのでmemtestを通ったから安心はできませんが、memtestに通らないのは論外なので、即座に交換すべきです。
一方、宇宙線や部材からの放射線に起因するソフトエラーは、瑕疵のないハードウェアであっても一定の確率で確実に起こりうるもので、防ぎようがなく、memtestで発見できるわけでもなく、また発生したからといってメモリモジュールを交換しても無意味です。これに対処するには、最低でもECCメモリ、より強力な2ビット以上のエラーを訂正可能なメモリ、あるいはメモリのミラーリングなどの仕組みが必要となります。
ではソフトエラーがどの程度の確率で発生するのかといわれると、最近のメモリでの厳密なデータは見たことがありませんが、経験では8GB搭載した1000台のサーバーで年に1~4回程度です。
こうしたエラーの結果、OSが落ちてしまうなら問題は少ないのですが、ユーザーデータが化け、それがそのまま不揮発メディアに保存されてしまうと、エラーが半永久的に解消されずに残ることになります。近年のメモリ使用量の肥大化は、プログラムコードよりもユーザーデータのほうに比重がありますから、ますますこうしたケースは増えていくでしょう。
Re:non-ECCメモリを許せますか (スコア:1)
メモリを4GB搭載してから起動時稀にブルースクリーンになるので調査したところ、BIOSで「メモリテスト ON」(QUICK BOOT OFF)にしたときには発生しないことが判明。memtest86+のテストも同様でした。
昔はPC起動時のメモリテストが必ずあったものですが、昨今のメモリ容量増大→チェック時間増により、起動時メモリチェックはなくなったんでしたっけ?(QUICKだと1回だけ?)
私のメモリは秋葉で1GB \1K以下で買ったものなので自業自得だと思いますが、QUICKでエラー発生、メモリテスト3回で動作する場合は不良とみなされるんでしょうかね。
Re: (スコア:0)
個人で使ってるどーでもいいデータばかりのPCならば許す。というより安さ優先。
仕事で使ってる、飛んだら自分の責任範囲以上に事が及ぶデータを扱っているPCでは許せん。
だけど現実は逆なのよね……。個人向けは激安サーバ機がたたき売られているときに買ってきて、適当にUbuntu入れて使ってるんだが、どうでもいい作業にしか使わないのに無駄にECC。
会社で割り当てられたPCは、自称詳しいという奴が選んだ見かけ倒し廃スペックのショップブランド系激安機。(ランダムアクセスが増加すると謎のフリーズを起こす)何とかしてくれ。
信じられるか?これで数値解析とかしてるんだぜ?
Re:non-ECCメモリを許せますか (スコア:2)
>ランダムアクセスが増加すると謎のフリーズを起こす
それはまさか特定SSDに発生するいわゆるプチフリーズという奴では?
Re: (スコア:0)
どうせサイズと音優先でファンが足りないとか、風があたっていないとかだと思う。
Re: (スコア:0)
アクセスパターン・量が一定水準以上になると、しばらくメモリアクセスを抑制します。
その閾値は、BIOSがチップセットに設定するわけですが、それが不適切な場合もありえましょう。
たとえばメモリの電源回路の容量をケチって、消費電流を抑制するために閾値を低くすることもありえましょう。
ミクロな話なので、マクロな現象としては遅くなる、というだけでフリーズはしないと思いますが。