アカウント名:
パスワード:
試しに ゲーデル [kotobank.jp]を引いてみると、出典は『百科事典マイペディア』で、
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。
とあります。手許のシャープ製電子辞書に載っているマイペディアの該当項目と比較してみると、電子辞書版が4文からなるのに対して、コトバンク版は最後の1文だけが削られていました。本当に一部ですね。
内容も微妙です。
チェコスロバキアに生まれ、
とあります。ゲーデル出生時には、チェコスロバキアという国は、まだありませんでした。出生地ブルノーは、当時はオーストリア‐ハンガリー帝国の領土でした。では、辞書編纂時のチェコスロバキアかと思ったら、出典について、
ご提供する『百科事典マイペディア』は2008年6月に編集・制作したものです。
とあります。その時点で、チェコスロバキアという国はすでにありません。とっくに、チェコとスロバキアに分離していて、ブルノーはチェコに帰属しています。
微妙に記述が古いですね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
人名を引いてみた (スコア:5, 興味深い)
試しに ゲーデル [kotobank.jp]を引いてみると、出典は『百科事典マイペディア』で、
とあります。手許のシャープ製電子辞書に載っているマイペディアの該当項目と比較してみると、電子辞書版が4文からなるのに対して、コトバンク版は最後の1文だけが削られていました。本当に一部ですね。
内容も微妙です。
とあります。ゲーデル出生時には、チェコスロバキアという国は、まだありませんでした。出生地ブルノーは、当時はオーストリア‐ハンガリー帝国の領土でした。では、辞書編纂時のチェコスロバキアかと思ったら、出典について、
とあります。その時点で、チェコスロバキアという国はすでにありません。とっくに、チェコとスロバキアに分離していて、ブルノーはチェコに帰属しています。
微妙に記述が古いですね。
Re: (スコア:0)
そりゃ「当時チェコスロバキアは無い」「現時点でももう無い」ってのは、
脳内で補正しながら読めば済む事ではありますが、
それこそ、朝日新聞社デジタルメディア本部長:大西弘美氏の言う
> 調査や正式な文書の参考とするには支障があるケース
ですよね。
自分で修正を入れなきゃいけなんだから、
Wikipediaならクオリティにばらつきがある事はよく知られてるので、
「引用」しつつ、筆者が自分の考えを注記として添えていても、
読者はあまり抵抗を感じないと思うのですが、
「信頼性の高い用語解説」を自称するコトバンクからの引用に対し、
ここは違ってると思う、と注記を添えるのは印象的にちょっと...
鵜呑みにせずに異論を添えても不自然にならないWikipediaの方が、
参考としても使い易いかもしれません。なんか逆説的だけど、