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コンクリート舗装とアスファルト舗装の長所短所を簡単にまとめて見ます。
コンクリート舗装短所 ・施工後の養生に時間がかかる(普通ポルトランドセメントで21日程度) 養生期間は使用材料により短縮も可能。 ・アスファルト合材に比べ若干値段が高い(私在住の工場出荷値段) ・糖分に弱い長所 ・重量物に対して耐久力がある。(路床が堅牢な場合に限る)
アスファルト舗装短所 ・重量物走行によるわだち掘れが発生する。長所 ・施工後の開放が比較的早い(表面温度50度以下で開放可能) ・補修が比較的容易。
補修のコストについては一概には言えませんけど、このコストには、沿線住民や道路使用者(道路を通る方々)の工事による不利益等も換算されるべきかと思います。これらを考えた場合、比較的早く工事が済み、ほどよく耐久性がある道路を作れば良いことになります。これに当てはまるのは、大抵がアスファルト舗装となるでしょう。
もちろん、養生期間がとれて、掘り返す可能性が無いのであれば、耐久性の高いコンクリート舗装が良いことには間違いありません。
糖尿病とは言いえて妙。
コンクリートが硬化する際に糖分が存在すると、硬化が阻害されます。#詳しい説明等は化学屋さんに譲ります。その量はセメントに対して0.025~0.1%程度! これで硬化が阻害されてしまうとは、うっかりコンクリート打設現場にジュースとかアイスとか持っていけません。現場代理人や監督に叩き出されてしまいます。
生コンクリートもそうですが、養生期間をおいて硬化したコンクリートはアルカリ性です。硬化したコンクリートに糖分などをこぼした場合、これらが蟻酸という強酸性に変化して、コンクリートを中性化してしまいます。中性化なら強度は保たれますが、酸性に変化してしまうと、ぼろぼろと崩れてしまいます。
なので、糖分はコンクリートにとっては大敵なのです。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
コンクリート舗装だよね (スコア:2)
日本のアスファルトとちがって
コンクリート舗装の方が耐久年数が長いから
コンクリート舗装のが多いと聞いていたけど
コスト的にはどっちが優位なのかな?
Re:コンクリート舗装だよね (スコア:3, 参考になる)
コンクリート舗装とアスファルト舗装の長所短所を簡単にまとめて見ます。
コンクリート舗装
短所
・施工後の養生に時間がかかる(普通ポルトランドセメントで21日程度)
養生期間は使用材料により短縮も可能。
・アスファルト合材に比べ若干値段が高い(私在住の工場出荷値段)
・糖分に弱い
長所
・重量物に対して耐久力がある。(路床が堅牢な場合に限る)
アスファルト舗装
短所
・重量物走行によるわだち掘れが発生する。
長所
・施工後の開放が比較的早い(表面温度50度以下で開放可能)
・補修が比較的容易。
補修のコストについては一概には言えませんけど、このコストには、
沿線住民や道路使用者(道路を通る方々)の工事による不利益等も
換算されるべきかと思います。
これらを考えた場合、比較的早く工事が済み、ほどよく耐久性がある
道路を作れば良いことになります。
これに当てはまるのは、大抵がアスファルト舗装となるでしょう。
もちろん、養生期間がとれて、掘り返す可能性が無いのであれば、
耐久性の高いコンクリート舗装が良いことには間違いありません。
Re:コンクリート舗装だよね (スコア:2)
>短所
>・糖分に弱い
え? これ、どういうことですか?
# 糖尿病になりやすいとか…違うな…
clausemitz
Re:コンクリート舗装だよね (スコア:2, 興味深い)
糖尿病とは言いえて妙。
コンクリートが硬化する際に糖分が存在すると、硬化が阻害されます。
#詳しい説明等は化学屋さんに譲ります。
その量はセメントに対して0.025~0.1%程度! これで硬化が阻害され
てしまうとは、うっかりコンクリート打設現場にジュースとかアイスと
か持っていけません。現場代理人や監督に叩き出されてしまいます。
生コンクリートもそうですが、養生期間をおいて硬化したコンクリート
はアルカリ性です。
硬化したコンクリートに糖分などをこぼした場合、これらが蟻酸という
強酸性に変化して、コンクリートを中性化してしまいます。中性化なら
強度は保たれますが、酸性に変化してしまうと、ぼろぼろと崩れてしま
います。
なので、糖分はコンクリートにとっては大敵なのです。