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倫理的な問題もそうだけど、ロボットのレゾンデートルを人間の模倣に求めるというのは産業的にもあまり有益ではないし、人間そっくりになった時点で進歩も行き詰ってしまう。 メカニズムとして人間の持つ何かを取り入れるのはいいとしても、少なくともロボットが目指す場所は人間ではたどり着けない何かであるべきと思います。
そういう意味で、人間に近づく必要はないと思います。どうせ目指すならデウス・エクス・マキナのごとく人知を超えた万能の存在くらいの気概があった方がいいかと。
この連載を読んでいて思ったのですが、ロボットが人間に近づく必要性、という話ではないのだと思います。
(日本)人はなぜロボットを人に近づけようとするのか。それは人が人を模倣したものを作ることによって、人を理解したいからなのかもしれない。
と私は解釈しました。人を超えるものを作りたい、というのもあるのでしょうけど。
”その人間を機械で再現するためには、人間を知らなければならない。だから人型機械の研究であるロボット工学は、実は究極の人間理解を目指す学問分野である。” [itmedia.co.jp]仰る通り、ヒト型にしたのはヒトを知りたいからと言う哲学的な欲求もあるようです。器もヒト型でなければ、ヒトに近づけない。
一方、最終章-3 “人=ロボット”の時代へ [itmedia.co.jp]の話が気持ち悪くて面白かったです。逆にヒト型でないものにヒトの脳を入れたらどうなるか?
ロボット工学は実験哲学の様相をおびてきたと思います。
>一方、最終章-3 “人=ロボット”の時代への話が気持ち悪くて面白かったです。>逆にヒト型でないものにヒトの脳を入れたらどうなるか?
攻殻機動隊のジェイムスン型になるでしょう。あれは箱型でしたね。もっとも、ダミーの擬体信号が豊富だから存在できるとか欄外に書いてたような気がしますし、脳みそに人間だったころと同じような刺激を与えないとヤバいんじゃないかなと思いました。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
ロボットが人間に近づく必要はない (スコア:3, すばらしい洞察)
倫理的な問題もそうだけど、ロボットのレゾンデートルを人間の模倣に求めるというのは産業的にもあまり有益ではないし、人間そっくりになった時点で進歩も行き詰ってしまう。
メカニズムとして人間の持つ何かを取り入れるのはいいとしても、少なくともロボットが目指す場所は人間ではたどり着けない何かであるべきと思います。
そういう意味で、人間に近づく必要はないと思います。どうせ目指すならデウス・エクス・マキナのごとく人知を超えた万能の存在くらいの気概があった方がいいかと。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:1)
この連載を読んでいて思ったのですが、ロボットが人間に近づく必要性、という話ではないのだと思います。
(日本)人はなぜロボットを人に近づけようとするのか。
それは人が人を模倣したものを作ることによって、人を理解したいからなのかもしれない。
と私は解釈しました。
人を超えるものを作りたい、というのもあるのでしょうけど。
Re:ロボットが人間に近づく必要はない (スコア:3, 興味深い)
(日本)人はなぜロボットを人に近づけようとするのか。
それは人が人を模倣したものを作ることによって、人を理解したいからなのかもしれない。
と私は解釈しました。
人を超えるものを作りたい、というのもあるのでしょうけど。
”その人間を機械で再現するためには、人間を知らなければならない。だから人型機械の研究であるロボット工学は、実は究極の人間理解を目指す学問分野である。” [itmedia.co.jp]
仰る通り、ヒト型にしたのはヒトを知りたいからと言う哲学的な欲求もあるようです。
器もヒト型でなければ、ヒトに近づけない。
一方、最終章-3 “人=ロボット”の時代へ [itmedia.co.jp]の話が気持ち悪くて面白かったです。
逆にヒト型でないものにヒトの脳を入れたらどうなるか?
ロボット工学は実験哲学の様相をおびてきたと思います。
Re: (スコア:0)
>一方、最終章-3 “人=ロボット”の時代への話が気持ち悪くて面白かったです。
>逆にヒト型でないものにヒトの脳を入れたらどうなるか?
攻殻機動隊のジェイムスン型になるでしょう。
あれは箱型でしたね。
もっとも、ダミーの擬体信号が豊富だから存在できるとか欄外に書いてたような気がしますし、脳みそに人間だったころと同じような刺激を与えないとヤバいんじゃないかなと思いました。