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ニュースなどに顔を出す方々ですと、iPS細胞の、京都大学 山中教授とか、ロボットスーツの、サイバーダイン社 山海教授とか、カーボンナノチューブの、飯島教授とかを思い浮かべますが、例に挙がった方々みたいに、長い間表に出続ける人はほとんどいないですよねぇ。
どの科学分野がホットかで変わってしまうんだろうけど、一般の人にとって一つの分野が長い間ホットにならない限り、ヒーローと言える人は見つけられないのかと
でんじろう氏のデモンストレーションには、サイエンスを感じません。「科学」と冠したマジックショー? それはそれでそれなりの価値だとは思うのですが、いつ見ても「これはサイエンスではないな」と思い、なぜか気持ちが沈んでしまいます。
NHK高校講座の縣秀彦氏の天文解説は、とってもサイエンスだと思います。同じく高校講座の秋山仁氏の数学は、見るたびに「数学ってこんなにエキサイティングだったのか!」と感じます。
この両者のどこがどう違うのか、未だに言語化できないのですが、自分の中では歴然と線引きされています。
米村でんじろう先生は本人も仰っているとおり
実験の面白さを伝える
ことのみに徹しているわけです。だから理論の説明はほとんどなし。でもそれってインチキ実験と区別がつかないんです。usagitoさんはたぶんそれがわかってるからその点を危惧してるんだと思います。訪問販売の浄水器だとか深夜のテレショップで売ってる化粧品だとか怪しげな実験は世に蔓延してるわけで、むしろああいうのに騙されやすいニンゲンを作ってしまいそうな感じがしておいらも見てて気が重くなります。もちろんでんじろう先生は悪くないのですが、その後の「なぜそうなったか」部分は別の誰かがちゃんとケアできてるのか子供はまだ教育される機会があるけどアレを見て結果だけを覚えた大人とかどうなんだろうとか。
説明が理解できなかったのでしょうきっと噛んで含めるように説明されないとダメなんですよ
完璧ではないにせよ、そんなに否定するようなものかな…
> サイエンスを感じません。
TVで見る場合は尺の問題もあるし,細かい説明まではしていないとは思いますが,基本的には「科学的な現象」によって起こされる「興味深い・目を引く現象」を紹介しているというように見えるので,十分に科学の伝道師と言えると思うのですがね.
すでにコメントが付いていますが,基本的に「不思議さの原因」には最低限の解説はつけているわけで,そこから興味を持ってなにかしらの道を進みはじめる子供がいれば,科学の楽しさを伝えるという点は達成できているはず.
ご本人の取り組み自体にスポットを当てた番組なんかを見てもマジックショーじゃないんだという意思を感じますし.
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
ニュースなどに顔を出す方々ですと、
iPS細胞の、京都大学 山中教授とか、
ロボットスーツの、サイバーダイン社 山海教授とか、
カーボンナノチューブの、飯島教授とか
を思い浮かべますが、例に挙がった方々みたいに、長い間
表に出続ける人はほとんどいないですよねぇ。
どの科学分野がホットかで変わってしまうんだろうけど、
一般の人にとって一つの分野が長い間ホットにならない
限り、ヒーローと言える人は見つけられないのかと
Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:2, 興味深い)
でも,ここで言われているのって,もっと深く教育の核として根付くような 影響力を多くの人に与えてくれた人々のことを言っていると思います. 偉大な業績でノーベル賞をとる人とは別に, 「教育・啓蒙に継続的に力を尽くしてくれた人々」がいるから 次の世代に科学の情熱が繋がっていくのだと.
そういう意味で,いま現在,特定の細かい分野で大きい成果をあげた人というのは, 一部の子供には影響を与えるでしょうけど,幅広く何十万何百万の子供の 将来設計に影響を与えるというのとは役回りが違うのではないですかね. 子供世代に科学の芽を出させる,伝道師みたいな地道な努力を継続的にしつつ, 皆に愛される分かりやすさを持ち,最先端の事情にも詳しい… なかなか難しいですねぇ.
Re: (スコア:0)
サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
でんじろう氏のデモンストレーションには、サイエンスを感じません。
「科学」と冠したマジックショー? それはそれでそれなりの価値だとは思うのですが、
いつ見ても「これはサイエンスではないな」と思い、なぜか気持ちが沈んでしまいます。
NHK高校講座の縣秀彦氏の天文解説は、とってもサイエンスだと思います。
同じく高校講座の秋山仁氏の数学は、見るたびに
「数学ってこんなにエキサイティングだったのか!」と感じます。
この両者のどこがどう違うのか、未だに言語化できないのですが、自分の中では歴然と線引きされています。
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
米村でんじろう先生は本人も仰っているとおり
実験の面白さを伝える
ことのみに徹しているわけです。
だから理論の説明はほとんどなし。
でもそれってインチキ実験と区別がつかないんです。
usagitoさんはたぶんそれがわかってるからその点を危惧してるんだと思います。
訪問販売の浄水器だとか深夜のテレショップで売ってる化粧品だとか怪しげな実験は世に蔓延してるわけで、
むしろああいうのに騙されやすいニンゲンを作ってしまいそうな感じがしておいらも見てて気が重くなります。
もちろんでんじろう先生は悪くないのですが、その後の「なぜそうなったか」部分は別の誰かがちゃんとケアできてるのか
子供はまだ教育される機会があるけどアレを見て結果だけを覚えた大人とかどうなんだろうとか。
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1, 興味深い)
タネはいつも説明しているじゃん。
砂糖に濃硫酸ぶっかけたのに感動して、ノーベル賞を
もらう人もいるわけだから、十分だと思う。
Re: (スコア:0)
説明が理解できなかったのでしょう
きっと噛んで含めるように説明されないとダメなんですよ
Re:サイエンス以外の何か/Re:知名度が重要なのかなぁ (スコア:1)
完璧ではないにせよ、そんなに否定するようなものかな…
> サイエンスを感じません。
TVで見る場合は尺の問題もあるし,細かい説明まではしていないとは思いますが,
基本的には「科学的な現象」によって起こされる「興味深い・目を引く現象」を
紹介しているというように見えるので,十分に科学の伝道師と言えると思うのですがね.
すでにコメントが付いていますが,基本的に「不思議さの原因」には
最低限の解説はつけているわけで,そこから興味を持って
なにかしらの道を進みはじめる子供がいれば,
科学の楽しさを伝えるという点は達成できているはず.
ご本人の取り組み自体にスポットを当てた番組なんかを見ても
マジックショーじゃないんだという意思を感じますし.
Re: (スコア:0)
部門でも語られているMMR的に「な、なんだってー!!」な突っ込みをしたくなるような、詳しい理屈はよくわからないけどなんか凄い事(ちゃんとした裏打ちがあるのは当然ね)を言っちゃう姿がヒーロー性をかもし出すのかと。
「生物はDNAの乗り物に過ぎないっ!」とか「ブラックホールは最終的に蒸発するっ!」ってのは、なんかよく分からんけど凄い事なわけじゃない。
ホーキング博士の場合、病気の存在も無視できないだろうけどね。
日本だとそういうのはユビキタスぐらいかなあ。
iPS細胞はでかい事言えそうだけど、その性質から、うかつに発言が出来ないのかも。