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日本の失業者のために宇宙開発やめてくれないかなあ。宇宙開発なんて生活にまったく訳にたたないのに。
逆です。
失業者対策には仕事を増やせばいい。そのためには宇宙開発のような「自発的に発生しない」ような仕事にお金を投下するのが一番です。ほうっておいても必要になるような仕事は、うかつに税金とかを投入するとコストダウンが適切に発生せず、業界として腐ってしまいます。なので、これはやってはいけない。
生活保障のようなものに現金を投下すると1投下しても、1の効果しかありません。しかし、宇宙開発のようなものであれば技術開発の横展開や、新規知識の取得等で10以上の効果が得られます。その意味でも、このプロジェクトは「効果的な
ある程度の持続的な経済成長が見込まれ、特に現状の社会生活上で大きな問題もなく、ただ失業者だけがなぜか多いので就職口を作るって状況ならまあ嘘を言ってるとは思ってません。で、現在のような消えた年金の現状確認ですらいつまでかかるかわからんという国会答弁から進展がなく、介護の世界では(ちょっと前は介護バブルでちょっと人も増えましたが)人手が足りなくなってきていて、少子化等考えた時に国内の経済成長が今後順調にいくと思ってるのが政治家か、もっと貧富格差を作って経営者が儲かればいいという一部団体ぐらいになってる状況でも同じだと思いますか?別に数十年前に有効であった経済学がすぐに破綻するとまでは言いませんが、そのまま盲目にその理論を実践できる時代がいつまでなのか考えない人に使われるとロクな事がないって思ってるのってもしかして俺だけ?
「経済政策としては」同じです。あるお金が「誰かのポケットに入ってそれで終わり」と言うことは絶対にない。
たとえば銀行に預けるとします。銀行はこれを投資しなくては利子が払えませんから、投資にまわすことになります。あとはケインズの言うとおり。たとえば何かを買うとしましょう。高級車でも、アパートでもなんでもいいです。これは物が売れるということなので、きわめて直接的に景気回復に効果がある。ようするに、「全員でたんす預金」にしない限り、必ず景気高揚策になります。
逆に言うと「皆でたんす預金」を始めると、デフレが起こります。
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もちろん、そうは言っても「その後」はあるので、「誰も使わない橋」を建てるよりも、宇宙開発のほうがましです。しかし 景気高揚策としては それらに違いはありません。
どちらかというと、利用目的が問われるのは、財政赤字に対して、です。財政赤字は生産性向上に対する邪魔者ですので 30年とかの長期においては 景気に影響を与えます。ただし、それ以上のものが生まれる対象に対する投資であれば、財政赤字による重し以上の景気高揚が見込めます。ですので、基礎研究や宇宙開発のような、応用製品が多く出てくるものに対しては、借金をしてでも投資するべきなのです。
「誰も使わない」橋のようなものは、何も生みませんので、長期的には足かせになります。長期にわたってそこに人が住み続ける保証がない過疎地に上下水道を完備するのも、そりゃ誰も使わない橋ほどひどくはありませんが、やはり長期的には足かせになります。
基礎科学技術への投資というのは、おおよそ今日本で考えうる政財政投資の中で、短期的にも長期的にももっとも価値があるといえます。ただし、それを箱物投資にすり替えては駄目ですけどね。
これらを実施するのに、公共投資は全く必要としません。むしろこれらの実現のために税金を使う方が無駄。こんなのは株式会社でどうとでもなる。
ゆえに、仮にこれらがあったとしても「宇宙開発への投資」は無駄な金にはならないのです。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
無駄な金つかうなよ (スコア:-1, フレームのもと)
日本の失業者のために宇宙開発やめてくれないかなあ。
宇宙開発なんて生活にまったく訳にたたないのに。
Re: (スコア:5, 興味深い)
逆です。
失業者対策には仕事を増やせばいい。そのためには宇宙開発のような「自発的に発生しない」ような仕事にお金を投下するのが一番です。
ほうっておいても必要になるような仕事は、うかつに税金とかを投入するとコストダウンが適切に発生せず、業界として腐ってしまいます。なので、これはやってはいけない。
生活保障のようなものに現金を投下すると1投下しても、1の効果しかありません。しかし、宇宙開発のようなものであれば技術開発の横展開や、新規知識の取得等で10以上の効果が得られます。その意味でも、このプロジェクトは「効果的な
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
ある程度の持続的な経済成長が見込まれ、特に現状の社会生活上で大きな問題もなく、ただ失業者だけがなぜか多いので就職口を作るって状況ならまあ嘘を言ってるとは思ってません。で、現在のような消えた年金の現状確認ですらいつまでかかるかわからんという国会答弁から進展がなく、介護の世界では(ちょっと前は介護バブルでちょっと人も増えましたが)人手が足りなくなってきていて、少子化等考えた時に国内の経済成長が今後順調にいくと思ってるのが政治家か、もっと貧富格差を作って経営者が儲かればいいという一部団体ぐらいになってる状況でも同じだと思いますか?
別に数十年前に有効であった経済学がすぐに破綻するとまでは言いませんが、そのまま盲目にその理論を実践できる時代がいつまでなのか考えない人に使われるとロクな事がないって思ってるのってもしかして俺だけ?
Re:無駄な金つかうなよ (スコア:3, 興味深い)
「経済政策としては」同じです。あるお金が「誰かのポケットに入ってそれで終わり」と言うことは絶対にない。
たとえば銀行に預けるとします。銀行はこれを投資しなくては利子が払えませんから、投資にまわすことになります。あとはケインズの言うとおり。
たとえば何かを買うとしましょう。高級車でも、アパートでもなんでもいいです。これは物が売れるということなので、きわめて直接的に景気回復に効果がある。
ようするに、「全員でたんす預金」にしない限り、必ず景気高揚策になります。
逆に言うと「皆でたんす預金」を始めると、デフレが起こります。
.
もちろん、そうは言っても「その後」はあるので、「誰も使わない橋」を建てるよりも、宇宙開発のほうがましです。しかし 景気高揚策としては それらに違いはありません。
どちらかというと、利用目的が問われるのは、財政赤字に対して、です。財政赤字は生産性向上に対する邪魔者ですので 30年とかの長期においては 景気に影響を与えます。ただし、それ以上のものが生まれる対象に対する投資であれば、財政赤字による重し以上の景気高揚が見込めます。ですので、基礎研究や宇宙開発のような、応用製品が多く出てくるものに対しては、借金をしてでも投資するべきなのです。
「誰も使わない」橋のようなものは、何も生みませんので、長期的には足かせになります。
長期にわたってそこに人が住み続ける保証がない過疎地に上下水道を完備するのも、そりゃ誰も使わない橋ほどひどくはありませんが、やはり長期的には足かせになります。
基礎科学技術への投資というのは、おおよそ今日本で考えうる政財政投資の中で、短期的にも長期的にももっとも価値があるといえます。
ただし、それを箱物投資にすり替えては駄目ですけどね。
fjの教祖様
Re:無駄な金つかうなよ(オフトピ) (スコア:0)
>「皆でたんす預金」を始めると、デフレが起こります。
元コメが言ってるのは、まさにそういう常識の事なんじゃない?
現に無利子銀行とか逆利子付き地域通貨とか既に出てきてるんだし。
Re:無駄な金つかうなよ(オフトピ) (スコア:1)
これらを実施するのに、公共投資は全く必要としません。むしろこれらの実現のために税金を使う方が無駄。こんなのは株式会社でどうとでもなる。
ゆえに、仮にこれらがあったとしても「宇宙開発への投資」は無駄な金にはならないのです。
fjの教祖様