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太陽電池についていつも思ってて、思ってるだけで全く調べていない疑問。
太陽電池を作る時の環境へのインパクトというか汚染の具合。半導体なんでしょ?薬品とか使ったり、色々あるんじゃね?とか思ってる。メンテも必要だろうし、古くなったら廃棄、取り替えというサイクルもあるだろうし。その辺の話全く見たこと無いのは取るに足らないことなのかなぁ。とか思いつつも口には出したことがない。
他の「エコ」関連テクノロジー全般に対してもこの疑問は少なからずあるし。
#エコカー減税やエコポイントなんてエコロジーなじゃくて、エコノミー補助にしかなってないと思ってる。#主目的はどうみても景気促進だよね。#適当なサブジェクト思いつきませんでした。
投入エネルギー量が削減エネルギー量とバランスするまでの時間多結晶シリコンで1.5年、アモルファスシリコンで1.1年、化合物薄膜(CIS)で0.9年
排出CO2量が削減CO2量とバランスするまでの時間多結晶シリコンで2.4年、アモルファスシリコンで1.5年、化合物薄膜(CIS)で1.4年
出典:太陽光発電のエネルギーペイバックタイム・CO2ペイバックタイムについて [aist.go.jp]
よく言われる20~30年というのは投資を回収するまでの期間なので、太陽電池の購入を経済的に回るようにする施策は、温暖化対策としての嘘はついていない。
主導が経済産業省なので嘘臭く見えるけど、電力会社の管轄省庁は経済産業省なので環境省はイニシアティブを取りにくいんだろうな。
ちょっと横ですが。>環境省はイニシアティブを取りにくいんだろうな
推測ですが、彼らはあえて経産省に譲ったんじゃないでしょうか。というのは経産省が今回の方針を打ち出す直前、環境省が下記のようなレポートを出しているんですよ。
低炭素社会構築に向けた 再生可能エネルギー普及方策について(提言) [env.go.jp]
えらい長たらしい名前の上にとんでもない分量のレポートなんですけど、結論は”再生可能エネルギーの普及には確かにすごいお金がかかるけど、それ以上に便益(経済的なもの)の方が大きくなるはずやで”です。環境保護の効果もちゃんと付いてきますし、エネルギー自給率も向上します。ドイツでも実証されてるようなことが、日本でも可能だというレポートです。
たぶんこのレポートで、環境省は関連する利権を全部取ることも出来たと思うんですよね。実際、ドイツは環境省が主導してますし。でも実際に施策を打ち出したのは経産省で、その発表とほぼ同時に環境相から歓迎のコメントが出ています [env.go.jp]。
真相は語られて無いのでわかりませんけど、これ以来、環境省と経産省があんまりケンカしなくなったように思えます。
> ドイツは、> フランスで原子力発電→スイスで揚水発電→その電力を輸入> というチートをやっていると聞いたんですが、本当でしょうか?
そういう経路で供給される電力もあるかも知れません。しかし・この10年で再生可能エネルギーによる電力供給を約10%増やした(1998年4.8%→2007年14%。2008年はもっと増えてるはず)http://www.erneuerbare-energien.de/files/pdfs/allgemein/application/pd... [erneuerbare-energien.de]・2020年には全電力の30%、2030年には50%、2050年には80%を再生可能エネルギーで供給する見通しhttp://www.bmu.de/files/pdfs/allgemein/application/pdf/leitstudie2008_en.pdf [www.bmu.de] (P.31のTable4、P.32のFigure13など参照)こうした事実の前では、取るに足りない事でしょうね。「チートしてる」などと騒いでいる方々こそ、意図を疑われるべきではないかと思います。
日本語の参考記事:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/06/news085.html [bizmakoto.jp]
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ソーラーもこれから (スコア:2, すばらしい洞察)
太陽電池についていつも思ってて、思ってるだけで全く調べていない疑問。
太陽電池を作る時の環境へのインパクトというか汚染の具合。
半導体なんでしょ?薬品とか使ったり、色々あるんじゃね?とか思ってる。
メンテも必要だろうし、古くなったら廃棄、取り替えというサイクルもあるだろうし。
その辺の話全く見たこと無いのは取るに足らないことなのかなぁ。
とか思いつつも口には出したことがない。
他の「エコ」関連テクノロジー全般に対してもこの疑問は少なからずあるし。
#エコカー減税やエコポイントなんてエコロジーなじゃくて、エコノミー補助にしかなってないと思ってる。
#主目的はどうみても景気促進だよね。
#適当なサブジェクト思いつきませんでした。
Re: (スコア:5, 参考になる)
投入エネルギー量が削減エネルギー量とバランスするまでの時間
多結晶シリコンで1.5年、アモルファスシリコンで1.1年、化合物薄膜(CIS)で0.9年
排出CO2量が削減CO2量とバランスするまでの時間
多結晶シリコンで2.4年、アモルファスシリコンで1.5年、化合物薄膜(CIS)で1.4年
出典:太陽光発電のエネルギーペイバックタイム・CO2ペイバックタイムについて [aist.go.jp]
よく言われる20~30年というのは投資を回収するまでの期間なので、
太陽電池の購入を経済的に回るようにする施策は、温暖化対策としての嘘はついていない。
主導が経済産業省なので嘘臭く見えるけど、電力会社の管轄省庁は経済産業省なので環境省はイニシアティブを取りにくいんだろうな。
Re:ソーラーもこれから (スコア:4, 興味深い)
ちょっと横ですが。
>環境省はイニシアティブを取りにくいんだろうな
推測ですが、彼らはあえて経産省に譲ったんじゃないでしょうか。
というのは経産省が今回の方針を打ち出す直前、環境省が下記のようなレポートを出しているんですよ。
低炭素社会構築に向けた 再生可能エネルギー普及方策について(提言) [env.go.jp]
えらい長たらしい名前の上にとんでもない分量のレポートなんですけど、結論は
”再生可能エネルギーの普及には確かにすごいお金がかかるけど、それ以上に便益(経済的なもの)の方が大きくなるはずやで”
です。環境保護の効果もちゃんと付いてきますし、エネルギー自給率も向上します。ドイツでも実証されてるようなことが、日本でも可能だというレポートです。
たぶんこのレポートで、環境省は関連する利権を全部取ることも出来たと思うんですよね。実際、ドイツは環境省が主導してますし。
でも実際に施策を打ち出したのは経産省で、その発表とほぼ同時に環境相から歓迎のコメントが出ています [env.go.jp]。
真相は語られて無いのでわかりませんけど、これ以来、環境省と経産省があんまりケンカしなくなったように思えます。
Re: (スコア:0)
フランスで原子力発電→スイスで揚水発電→その電力を輸入
というチートをやっていると聞いたんですが、本当でしょうか?
Re:ソーラーもこれから (スコア:1)
> ドイツは、
> フランスで原子力発電→スイスで揚水発電→その電力を輸入
> というチートをやっていると聞いたんですが、本当でしょうか?
そういう経路で供給される電力もあるかも知れません。しかし
・この10年で再生可能エネルギーによる電力供給を約10%増やした(1998年4.8%→2007年14%。2008年はもっと増えてるはず)
http://www.erneuerbare-energien.de/files/pdfs/allgemein/application/pd... [erneuerbare-energien.de]
・2020年には全電力の30%、2030年には50%、2050年には80%を再生可能エネルギーで供給する見通し
http://www.bmu.de/files/pdfs/allgemein/application/pdf/leitstudie2008_en.pdf [www.bmu.de] (P.31のTable4、P.32のFigure13など参照)
こうした事実の前では、取るに足りない事でしょうね。
「チートしてる」などと騒いでいる方々こそ、意図を疑われるべきではないかと思います。
日本語の参考記事:
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/06/news085.html [bizmakoto.jp]