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ちょっと煽り気味ですが,アンチウイルスなんていらないよ派の人の考えとそのナンセンスさについてまとめてみます.ここのコメント欄にもこのような考え方をしているが多数いらっしゃることに驚いています.
・ウイルスに感染していたら,感染していることに気づくはずだと思っているウイルスとは,突然変なウィンドウが出てきたり,HDDをフォーマットしたり,ブラウザのホームがエロサイトになるようなものしかないと思っている人がいるようです.PCを乗っ取るためのバックドアを開くようなウイルスもあり,それに感染したかどうかをアンチウイルスソフトなしで知ることはほぼ不可能です.最近PCが重いなあと思っていたらウイルスに感染してた,ってのはよくある話ですね.
・「正しい」PCの使い方をしていれば絶対ウイルスに感染しないと思っているウイルスに感染するなんてバカの証拠で,賢い俺様がウイルスの被害に遭うことなんてあり得ないと思っているタイプです.振り込め詐欺に引っかかるタイプに近いですね.爆発的に感染が拡大したいくつかのウイルスの仕組みを知れば,そのような考えが危ういことはすぐに分かります.また,周辺機器にウイルスが混入していることもあれば,普通のサイトがクラックされてウイルスを仕込むようになっていることもあります.前者の例としてはAsusのネットトップなどがありますし,後者の例としては,個人的な話で恐縮ですが,参加した国際学会のWebサイトがクラックされていたことがありました(当然アンチウイルスソフトでウイルスのダウンロードはブロックされました).それらの例に行き当たるかどうかは完全に運の世界で,今まで遭遇したことがないから未来永劫遭遇しないはずだと考えるのはナンセンスです.
・検出率が100%ではないから無駄だと思っている検出率100%なんてありえないのは明白です.それは,例えば予防接種を受けても100%罹患を防げないのと一緒です.しかし,高確率で脅威を防げればそれは有効な手段だと言えます.有効性の高いアンチウイルスソフトが欲しいのなら,雑誌や各種ウェブサイトなどではしばしばアンチウイルスソフトの検出率の検証がなされていますから,それらを参考にするべきです.
・全てのアンチウイルスソフトが一様に重いと思っている実際にはソフト間の差は激しく,また,重さと検出率にあまり因果性はないようです.例えばここ [gigazine.net]にあるように,Nortonの重さは異常です(最近のバージョンは軽いらしい?).シェアが高いから優秀というわけではありません.なんとなく有名だからNortonを買ってみて,アンチウイルスなんて重い,クソだと言っているような人は「情弱」と言われても文句は言えないと思います.
例えばここ [gigazine.net]にあるように,Nortonの重さは異常です(最近のバージョンは軽いらしい?).
Norton 2008 以降であれば、十分軽いでしょう。Norton 2009 は NOD32 並に軽いですよ。
>しかし,高確率で脅威を防げればそれは有効な手段だと言えます.
「高確率で防げる」なんて思ってたら、かなりオメデタイと思うけどなー。flashのウイルスとか、どこぞの掲示板に貼られた時点では踏んだらだいたいアウトだし。
確かにアンチウイルスソフトって一昔前の大流行型のウイルスには有効だけど、最近はそういう愉快犯は少なくなってる。本当に被害が深刻なウイルスはこっそりばら撒かれて、アンチウイルス作ってる企業に見つかる頃にはアップデートされて引っかからなくなってたり。もはや何をやってても怪しいリンク踏んだり出所の怪しい(怪しくなくてもマルウェア仕込む糞企業もありますが・・・)ソフトを実行した時点でアウトだと思った方がいい。アンチウイルスを過信せず感性を磨く方が重要。
結論=気休めにしかならないが、入れないよりはマシ。exeとかscrとか何の疑問も持たず開くレベルでは、どんなアンチウイルス入れてても無駄無駄無駄。
リテラシーを磨くことと、アンチウイルスソフトをインストールすることは全く相反しないと思うのですがどうでしょう?高いリテラシーを持った上でアンチウイルスソフトもインストールしておくのが最も効果が高いのでは。
個人的には、世間にはどのようなアンチウイルスソフトがあり、どのような原理で動いており、どのソフトが支持されているか知ることも、リテラシーを高める方法の1つだと思います。
とりあえず、Windowsは使えませんね。ClamAV/Linuxも全コードを読んで、バックドアが存在しないことを確認しないとダメでは?
# オープンソースなら誰かが見つけるから安心!・・・ですか?# ソースが公開されてなくても、パケットを監視すれば比較的簡単に分かることだと思いますが...。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
アンチウイルスいらないよ派に対する反論 (スコア:2, すばらしい洞察)
ちょっと煽り気味ですが,アンチウイルスなんていらないよ派の人の考えとそのナンセンスさについてまとめてみます.ここのコメント欄にもこのような考え方をしているが多数いらっしゃることに驚いています.
・ウイルスに感染していたら,感染していることに気づくはずだと思っている
ウイルスとは,突然変なウィンドウが出てきたり,HDDをフォーマットしたり,ブラウザのホームがエロサイトになるようなものしかないと思っている人がいるようです.
PCを乗っ取るためのバックドアを開くようなウイルスもあり,それに感染したかどうかをアンチウイルスソフトなしで知ることはほぼ不可能です.最近PCが重いなあと思っていたらウイルスに感染してた,ってのはよくある話ですね.
・「正しい」PCの使い方をしていれば絶対ウイルスに感染しないと思っている
ウイルスに感染するなんてバカの証拠で,賢い俺様がウイルスの被害に遭うことなんてあり得ないと思っているタイプです.振り込め詐欺に引っかかるタイプに近いですね.
爆発的に感染が拡大したいくつかのウイルスの仕組みを知れば,そのような考えが危ういことはすぐに分かります.
また,周辺機器にウイルスが混入していることもあれば,普通のサイトがクラックされてウイルスを仕込むようになっていることもあります.前者の例としてはAsusのネットトップなどがありますし,後者の例としては,個人的な話で恐縮ですが,参加した国際学会のWebサイトがクラックされていたことがありました(当然アンチウイルスソフトでウイルスのダウンロードはブロックされました).それらの例に行き当たるかどうかは完全に運の世界で,今まで遭遇したことがないから未来永劫遭遇しないはずだと考えるのはナンセンスです.
・検出率が100%ではないから無駄だと思っている
検出率100%なんてありえないのは明白です.それは,例えば予防接種を受けても100%罹患を防げないのと一緒です.しかし,高確率で脅威を防げればそれは有効な手段だと言えます.
有効性の高いアンチウイルスソフトが欲しいのなら,雑誌や各種ウェブサイトなどではしばしばアンチウイルスソフトの検出率の検証がなされていますから,それらを参考にするべきです.
・全てのアンチウイルスソフトが一様に重いと思っている
実際にはソフト間の差は激しく,また,重さと検出率にあまり因果性はないようです.
例えばここ [gigazine.net]にあるように,Nortonの重さは異常です(最近のバージョンは軽いらしい?).シェアが高いから優秀というわけではありません.なんとなく有名だからNortonを買ってみて,アンチウイルスなんて重い,クソだと言っているような人は「情弱」と言われても文句は言えないと思います.
いまどきの Notron は軽い (スコア:1)
Norton 2008 以降であれば、十分軽いでしょう。Norton 2009 は NOD32 並に軽いですよ。
アンチウイルスなんて気休めにしかならないよって人からの反論 (スコア:0)
>しかし,高確率で脅威を防げればそれは有効な手段だと言えます.
「高確率で防げる」なんて思ってたら、かなりオメデタイと思うけどなー。flashのウイルスとか、どこぞの掲示板に貼られた時点では踏んだらだいたいアウトだし。
確かにアンチウイルスソフトって一昔前の大流行型のウイルスには有効だけど、最近はそういう愉快犯は少なくなってる。本当に被害が深刻なウイルスはこっそりばら撒かれて、アンチウイルス作ってる企業に見つかる頃にはアップデートされて引っかからなくなってたり。もはや何をやってても怪しいリンク踏んだり出所の怪しい(怪しくなくてもマルウェア仕込む糞企業もありますが・・・)ソフトを実行した時点でアウトだと思った方がいい。アンチウイルスを過信せず感性を磨く方が重要。
結論=気休めにしかならないが、入れないよりはマシ。
exeとかscrとか何の疑問も持たず開くレベルでは、どんなアンチウイルス入れてても無駄無駄無駄。
Re: (スコア:0)
リテラシーを磨くことと、アンチウイルスソフトをインストールすることは全く相反しないと思うのですがどうでしょう?
高いリテラシーを持った上でアンチウイルスソフトもインストールしておくのが最も効果が高いのでは。
個人的には、世間にはどのようなアンチウイルスソフトがあり、どのような原理で動いており、どのソフトが支持されているか知ることも、リテラシーを高める方法の1つだと思います。
Re: (スコア:0)
あなたの言っていることは、正しいけれど、正直いってアンチウイルスソフトの会社が信用できない。 個人情報を密かに会社に送信しているかもしれない。
多くのアンチウイルスソフトは、ソースコードが公開されていなくて、どのような原理で動いているのか秘密になっている。
どのソフトが支持されているかは、そのソフトのファンとアンチがいろんなことを言っていて、よく分からない。
自分は、GPLのアンチウイルスソフトClamAVを使っているが、検出精度は市販のものより低いので、結局、Linuxなど ウイルスに感染しにくいOSを使った方がいいと考えている。
Re:アンチウイルスなんて気休めにしかならないよって人からの反論 (スコア:1)
とりあえず、Windowsは使えませんね。
ClamAV/Linuxも全コードを読んで、バックドアが存在しないことを確認しないとダメでは?
# オープンソースなら誰かが見つけるから安心!・・・ですか?
# ソースが公開されてなくても、パケットを監視すれば比較的簡単に分かることだと思いますが...。
Re: (スコア:0)
パケットを監視して、暗号化された情報を解析するよりも、ソースコードを読んだ方が安心できると思うのだが。
ウイルスバスター2006は存在しないサーバ名もトレンドマイクロに送信する [takagi-hiromitsu.jp]