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とはいえ、口先三寸でン億の予算をせしめた教授が、物欲に任せて 予算の7・8割つぎ込んで無駄に高価な(しかも手に余るような)設備を買っちゃって、 結局まともな成果も出ずに終~了~、なんてパターンがごろごろ。 そんなことの繰り返してるのをハタから見られれば、切り易しと判断されても仕方ないよね……
今回公募停止された「新学術領域研究 (研究課題提案型) 」へ応募しようとしていた者です(研究分担者ですが)。 この種目については、タレコミ文にも書かれている「確実な研究成果が見込めるとは限らないものの、当該研究課題が進展することにより、学術研究のブレークスルーをもたらす可能性のある革新的・挑戦的な研究」が対象という点に着目されがちですが、この種目の本当に特徴的な点は若手でも応募しやすいチーム型研究対象の種目であることだと私は考えています。 科研費で他にチーム型研究を対象とする種目としては「基盤研究」が中心ですが、あちらは「「若手研究」を卒業した人向け」という雰囲気が出来上がっていて、私のようにまだ「若手研究」の応募資格のある人間が(単なる下っ端ならまだしも、中心メンバーとして主導的に)応募するには敷居が高い種目です。一方、「新学術領域研究」については今回停止された「研究課題提案型」の他に、より大規模なチーム型研究を対象とする「研究領域提案型」という細目もあり、エラい先生方は「領域」の方に出すことが予想されるため「課題」の側は私のような若手でも比較的応募しやすい、という印象があります。 #今回の公募停止の件で「領域」へ鞍替えすることも少し考えたのですが、公募内容や応募書類を見る限り #我々の研究には分不相応に大規模な研究体制の構築が要求されているので応募を断念しました。 というわけで、「新学術領域研究 (研究課題提案型) 」については冒頭に引用したような状況はあまり当てはまらないと思いますし(少なくとも億単位のお金なんか動きません)、当てはまるとしたら予算額と研究規模の大きい「研究領域提案型」の方がもっと当てはまるはずなので、よりによってこの種目を、しかも「研究課題提案型」の方だけ停止されるというのは全くもって理解に苦しみます。(「若手(S)」については良く知らないので割愛。) 他の助成金を含めても、若手が主導的に研究チームとして応募できる研究助成金って殆ど無い状況なのに・・・。経済状況の厳しい折、採択数が減らされるだけならまだ納得もできますが、せめて種目自体は存続させて欲しかったというのが正直な感想です。科研費の独自性が良く発揮されていた種目だと思うのですが。 #あまりにもチーム型研究助成が見当たらない現状にイライラして以前駄目元でCRESTに応募したらやっぱり駄目だったのでID
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
科学 (スコア:1, 興味深い)
Re:科学(←にもコスト感覚をね) (スコア:2, 参考になる)
予算の7・8割つぎ込んで無駄に高価な(しかも手に余るような)設備を買っちゃって、
結局まともな成果も出ずに終~了~、なんてパターンがごろごろ。
そんなことの繰り返してるのをハタから見られれば、切り易しと判断されても仕方ないよね……
なんて、大学・大学院を外部から見る立場になってからつくづく思います。
(皆が皆そうではないのはわかっていますけど)
ちょうど企業側から大学への委託研究を考える仕事が来てるんだけど、
それも、ちょっとな~って言うところがありまして……
ニーズとか、説明責任とか、費用対効果とかそういうことを、ほんの少しでいいので
考えられるような研究者で無いといかん時代ではないかと思います。私見ですけど。
Re:科学(←にもコスト感覚をね) (スコア:2, 興味深い)
今回公募停止された「新学術領域研究 (研究課題提案型) 」へ応募しようとしていた者です(研究分担者ですが)。
この種目については、タレコミ文にも書かれている「確実な研究成果が見込めるとは限らないものの、当該研究課題が進展することにより、学術研究のブレークスルーをもたらす可能性のある革新的・挑戦的な研究」が対象という点に着目されがちですが、この種目の本当に特徴的な点は若手でも応募しやすいチーム型研究対象の種目であることだと私は考えています。
科研費で他にチーム型研究を対象とする種目としては「基盤研究」が中心ですが、あちらは「「若手研究」を卒業した人向け」という雰囲気が出来上がっていて、私のようにまだ「若手研究」の応募資格のある人間が(単なる下っ端ならまだしも、中心メンバーとして主導的に)応募するには敷居が高い種目です。一方、「新学術領域研究」については今回停止された「研究課題提案型」の他に、より大規模なチーム型研究を対象とする「研究領域提案型」という細目もあり、エラい先生方は「領域」の方に出すことが予想されるため「課題」の側は私のような若手でも比較的応募しやすい、という印象があります。
#今回の公募停止の件で「領域」へ鞍替えすることも少し考えたのですが、公募内容や応募書類を見る限り
#我々の研究には分不相応に大規模な研究体制の構築が要求されているので応募を断念しました。
というわけで、「新学術領域研究 (研究課題提案型) 」については冒頭に引用したような状況はあまり当てはまらないと思いますし(少なくとも億単位のお金なんか動きません)、当てはまるとしたら予算額と研究規模の大きい「研究領域提案型」の方がもっと当てはまるはずなので、よりによってこの種目を、しかも「研究課題提案型」の方だけ停止されるというのは全くもって理解に苦しみます。(「若手(S)」については良く知らないので割愛。)
他の助成金を含めても、若手が主導的に研究チームとして応募できる研究助成金って殆ど無い状況なのに・・・。経済状況の厳しい折、採択数が減らされるだけならまだ納得もできますが、せめて種目自体は存続させて欲しかったというのが正直な感想です。科研費の独自性が良く発揮されていた種目だと思うのですが。
#あまりにもチーム型研究助成が見当たらない現状にイライラして以前駄目元でCRESTに応募したらやっぱり駄目だったのでID