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実際にダウンロードした人がその手段がなかった場合買うか買わないかは別にしてダウンロードされたという事実がある以上損害であることには変りないんだよ。
いろいろレスがついていますけど、著作物による複製による損害という考え方は、1・著作物の複製の場合、著作者の許しを得ずにコピーを作成しても、著作者が著作物を失うわけではない→この意味では損害は生じない(さらに言えばコピーの費用はコピーを作成する側が負担している)。
2・著作者は著作権により、著作物の利用について独占的な権利を有しており、他者が著作物を利用する事に対して対価を請求する権利を有しているが、著作者の許しを得ずにコピーが行われた場合にはその権利を行使することができない。→著作権による対価請求権を行使できないという意味で損失が発生する。
という仕組みになっているので、著作者からすると、コピーされた数*コピーを認める代わりに請求する金額が損害額、となります。しかし、原理主義的にこのルールを適応すると、対価を支払って購入しようと思う人がいないような著作物に高価格をつけ、("Hello World"を表示するだけのソフトに1兆円の値段をつける等)誰かがコピーを行ったところで損害賠償請求を行う、という行為が可能になってしまいます。
著作権の良いソースが見あたらなかったのですが、特許侵害による損害額の算定で適応される『実際の侵害事件では、市場における代替品の存在等により、「侵害者の譲渡数量=権利者の喪失した販売数量」とは、できない事情が存在する場合がある。この場合は、侵害者が、その旨を立証することにより、その事情に応じた額を控除する。』(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/012/020902c.htm より引用)との考え方が著作権にも適応され、権利者の販売能力等を考慮して損害額を算定するようになっています。
これにより、先ほどのような実際には売れそうにない著作物のコピーにより莫大な損害賠償請求が可能になるようなことは起きなくなっています。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
ちゃんと科学的な方法で調べた結果以外は信用に値しない (スコア:-1, 荒らし)
また「ダウンロードするヤツは金払ってまで欲しがらない」理論? (スコア:0)
実際にダウンロードした人がその手段がなかった場合買うか買わないかは別にして
ダウンロードされたという事実がある以上損害であることには変りないんだよ。
Re:また「ダウンロードするヤツは金払ってまで欲しがらない」理論? (スコア:4, 参考になる)
いろいろレスがついていますけど、
著作物による複製による損害という考え方は、
1・著作物の複製の場合、著作者の許しを得ずにコピーを作成しても、著作者が著作物を失うわけではない
→この意味では損害は生じない(さらに言えばコピーの費用はコピーを作成する側が負担している)。
2・著作者は著作権により、著作物の利用について独占的な権利を有しており、他者が著作物を利用する事に対して対価を請求する権利を有しているが、著作者の許しを得ずにコピーが行われた場合にはその権利を行使することができない。
→著作権による対価請求権を行使できないという意味で損失が発生する。
という仕組みになっているので、著作者からすると、コピーされた数*コピーを認める代わりに請求する金額が損害額、となります。
しかし、原理主義的にこのルールを適応すると、対価を支払って購入しようと思う人がいないような著作物に高価格をつけ、("Hello World"を表示するだけのソフトに1兆円の値段をつける等)誰かがコピーを行ったところで損害賠償請求を行う、という行為が可能になってしまいます。
著作権の良いソースが見あたらなかったのですが、特許侵害による損害額の算定で適応される
『実際の侵害事件では、市場における代替品の存在等により、「侵害者の譲渡数量=権利者の喪失した販売数量」とは、できない事情が存在する場合がある。この場合は、侵害者が、その旨を立証することにより、その事情に応じた額を控除する。』(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/012/020902c.htm より引用)
との考え方が著作権にも適応され、権利者の販売能力等を考慮して損害額を算定するようになっています。
これにより、先ほどのような実際には売れそうにない著作物のコピーにより莫大な損害賠償請求が可能になるようなことは起きなくなっています。