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もう戦場のトレンドは、無人になっているので、これは最後の有人戦闘機になるような気がします。自衛隊もはやく装備の無人化を進めるべきでしょう。ラジコンベースなら、国産化も容易でしょうし、なにより大幅なコストダウンができます。
> もう戦場のトレンドは、無人になっているので、それは嘘だと思うぞ。無人戦闘機とか無人戦車なんて全く開発されたことがないし。
こういう話を見ていると、「これからはオフショアの時代だから、日本人開発者はいらない。」「日本人に必要なのは要件定義のような上流工程で、それができる人間だけが必要な時代がくる」みたいな話を垂れ流していたSIerの老害どもを思い出すわ。
無人戦闘機や無人戦車が全く開発されたことがないっていうのは流石に無いと思います。例えば、こんなの [jugem.jp]に対してはどう思いますか?例えば、この前パキスタンのタリバン指導者が無人機の攻撃で殺害 [latimes.com]されてますけど、こういうのに対してはどう思いますか?
米軍が無人兵器を多く使いだした、というのは彼らが正規軍と戦わなくなったということなんです。タリバンみたいなのは手持ち武器で山にこもって散りますから、普通の戦闘攻撃機じゃ小さくて見えませんし、対戦車ヘリでもオーバーキルです。そこでたまたま敵が対空兵器を持っていても被害が抑えられ、同時に多数を運用でき、少人数同士の戦闘でも活用できるUAVがもてはやされてるんです。正規軍部隊の前に出したら即撃墜されます。本物の戦闘攻撃機を機能で置き換えられる日はまだ先です。
普通の戦闘攻撃機じゃ小さくて見えませんし、対戦車ヘリでもオーバーキルです
もう少し補足すると、相手はゲリラ戦を仕掛けてくるわけで、待ち伏せをしようにも有人機だと中の人が体力的になかなか持たないんですね。何時どこに相手が出てくるか判らない以上、ずーっと待っていなきゃいけないわけですから。無人機であれば燃料が続く限り飛ばすことが出来ます(オペレータは地上にいるから簡単に交代できる)ので、監視-発見-攻撃というプロセスを実行するには無人機の方が都合が良かったりするわけです。
これが相手も戦闘機を持っていたりする場合だと、E-3の様な「空飛ぶレーダーサイト」(有人)を飛ばして周辺空域を監視しつつ戦闘機が空中で護衛する、という流れは現在も変わっていない(はず)ので、上記のような体制が可能なのは相手が強力な対空兵器を持っていないゲリラだから、というのは上のコメントにもあるとおりです。
余談ですが、アフガニンスタンみたいな高地・高温の土地では、ヘリコプターは飛ぶのにも中々苦労するようで、最新の対戦車ヘリでも滞空時間は1時間くらいしかないとか。なのでオーバーキル云々以前にヘリコプターだとアフガンでのこの手の任務は能力的につらいみたいですね。
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人生unstable -- あるハッカー
最後の有人戦闘機? (スコア:0)
もう戦場のトレンドは、無人になっているので、これは最後の有人戦闘機になるような気がします。自衛隊もはやく装備の無人化を進めるべきでしょう。ラジコンベースなら、国産化も容易でしょうし、なにより大幅なコストダウンができます。
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
> もう戦場のトレンドは、無人になっているので、
それは嘘だと思うぞ。無人戦闘機とか無人戦車なんて全く開発されたことがないし。
こういう話を見ていると、
「これからはオフショアの時代だから、日本人開発者はいらない。」
「日本人に必要なのは要件定義のような上流工程で、それができる人間だけが必要な時代がくる」
みたいな話を垂れ流していたSIerの老害どもを思い出すわ。
Re: (スコア:0)
無人戦闘機や無人戦車が全く開発されたことがないっていうのは流石に無いと思います。
例えば、こんなの [jugem.jp]に対してはどう思いますか?
例えば、この前パキスタンのタリバン指導者が無人機の攻撃で殺害 [latimes.com]されてますけど、こういうのに対してはどう思いますか?
他のコメントにもありますけど (スコア:4, 参考になる)
米軍が無人兵器を多く使いだした、というのは彼らが正規軍と戦わなくなったということなんです。タリバンみたいなのは手持ち武器で山にこもって散りますから、普通の戦闘攻撃機じゃ小さくて見えませんし、対戦車ヘリでもオーバーキルです。そこでたまたま敵が対空兵器を持っていても被害が抑えられ、同時に多数を運用でき、少人数同士の戦闘でも活用できるUAVがもてはやされてるんです。
正規軍部隊の前に出したら即撃墜されます。本物の戦闘攻撃機を機能で置き換えられる日はまだ先です。
Re:他のコメントにもありますけど (スコア:3, 参考になる)
もう少し補足すると、相手はゲリラ戦を仕掛けてくるわけで、待ち伏せをしようにも有人機だと中の人が体力的になかなか持たないんですね。何時どこに相手が出てくるか判らない以上、ずーっと待っていなきゃいけないわけですから。無人機であれば燃料が続く限り飛ばすことが出来ます(オペレータは地上にいるから簡単に交代できる)ので、監視-発見-攻撃というプロセスを実行するには無人機の方が都合が良かったりするわけです。
これが相手も戦闘機を持っていたりする場合だと、E-3の様な「空飛ぶレーダーサイト」(有人)を飛ばして周辺空域を監視しつつ戦闘機が空中で護衛する、という流れは現在も変わっていない(はず)ので、上記のような体制が可能なのは相手が強力な対空兵器を持っていないゲリラだから、というのは上のコメントにもあるとおりです。
余談ですが、アフガニンスタンみたいな高地・高温の土地では、ヘリコプターは飛ぶのにも中々苦労するようで、最新の対戦車ヘリでも滞空時間は1時間くらいしかないとか。なのでオーバーキル云々以前にヘリコプターだとアフガンでのこの手の任務は能力的につらいみたいですね。