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昨年半ばに痴漢犯罪の証拠の厳密化を裁判所が求めるようになった判決 [msn.com]のせいもあるんじゃないの?
それがこの監視カメラ導入の契機だとは思うが、以前は“被害者”からの申告だけで立件⇒有罪とできたのがそれ以外の客観的証拠を出さざるをえなくなって、“被害者”の申告をカメラで確かめてみたら証拠不足で立件できなくなったとか。
#想像なのでご批判はどうぞご自由に。
以前、痴漢冤罪被害者のドキュメンタリーを見ましたが、痴漢冤罪は、まず自称被害者女性の主張が全て正しい前提で操作が始まるのだそうです。
クローズアップして取り上げられていた事件では、「後ろから勃起した男性器を押しつけられた」という自称被害者女性の主張を検証するために、薬品で無理矢理勃起させたり服の上からさすられたりと、屈辱的な検証を行うことになったそうです。そしてその検証によって女性の主張が客観的に認められないという結論が出ても、そこでやっと自称被害者女性の主張と冤罪被害者男性の主張が五分五分程度にあつかわれるのだとか……
10年以上前のドキュメンタリーですが、ここ数年の痴漢冤罪関係のニュースを見る限りあまりかわってなさそうだとおもいます。冤罪だったというのがニュースに出てくるのは極希な話ですね。それも、冤罪だと証明されるのはまず1回逮捕されてから。
冤罪だったというのがニュースに出てくるのは極希な話ですね。
冤罪自体がきわめて希なケースだから、とは考えられませんか?
会社に安全講習で来た警察の人に(ちょうど例の大阪のでっち上げ事件直後)話を聞いた事がありますが、「駅員さんの所に連れてこられる時点で9割はやってます。しかし被害者の証言だけではなかなか立件が難しいので、ちゃんと科学的に捜査します。残りの1割は被害者側(男性もあり)が勘違いを認めて、謝罪されますね」#会場から「ほー」と声が上がる。ちなみに聴衆はぶっちゃけ私以外すべて男性
「でっち上げとか冤罪というのは本当に希なケースですね。大体、女性が男性に仕掛けるのは恐いでしょう?必ず男性の共犯者がいます。そちらから探っていけば、ほぼ判ります」という話をされていました。
極めてまれだから証拠は必要ない。稀に冤罪があってもしょうがないよね。ではなくて、極めてまれでも冤罪は絶対あってはいけない。という逆のアプローチからの議論がほとんどないのが問題ではないか?
冤罪はあってはならないから、まず逮捕する時点で慎重になるべきだし、任意の事情聴取の時点でも慎重に証拠を積み重ねるべきなんですよ。それなのに逮捕してから証拠固めをしようとするからおかしくなるだけで。「逮捕してから吐かせりゃいいんだ」的なやり方をしているからダメなんですよ。(ちなみに冤罪というと裁判で無実の人が有罪判決を受けたことを指すことが多いと思う。誤って逮捕したのは誤認逮捕。誤認逮捕から一歩進んで裁判によって無実の人が有罪判決を受けると冤罪。)ソフトウェアのバグのたとえはあまり適切ではないと思うけど、あえて乗ってみると、テストもせずに納品(逮捕)しているようなもの。
>正しくない証拠をネタに裁判で有罪を主張するとか・・・
正しくない証拠を故意にだして裁判所が誤審するなら、正しくない証拠を誤ってだしても裁判所は誤審します。検察も弁護人も持っている証拠を全てテーブルにあげるようなことはしないし、不利な情報はだしません。なぜならば、以下のように最高裁は繰り返し説明しており、それが刑事裁判の本質だからです。これらを警察官、検察官、弁護士がそれぞれの職業的立場から解釈して適用するのであって、そこに科学的な議論の入り込む余地はほとんどありません。
重要判例① ルンバール事件(最判昭50.10.24
DNA鑑定のミスなんて極めてまれだから間違って死刑にされてもしょうがないよね。検察様や裁判官様に向かって謝れとかどんなクレーマーだよ。
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因果はどっち? (スコア:1, 興味深い)
昨年半ばに痴漢犯罪の証拠の厳密化を裁判所が求めるようになった判決 [msn.com]のせいもあるんじゃないの?
それがこの監視カメラ導入の契機だとは思うが、以前は“被害者”からの申告だけで立件⇒有罪とできたのが
それ以外の客観的証拠を出さざるをえなくなって、“被害者”の申告をカメラで確かめてみたら証拠不足で立件できなくなったとか。
#想像なのでご批判はどうぞご自由に。
Re: (スコア:2, 興味深い)
以前、痴漢冤罪被害者のドキュメンタリーを見ましたが、
痴漢冤罪は、まず自称被害者女性の主張が全て正しい前提で操作が始まるのだそうです。
クローズアップして取り上げられていた事件では、「後ろから勃起した男性器を押しつけられた」という自称被害者女性の主張を検証するために、
薬品で無理矢理勃起させたり服の上からさすられたりと、屈辱的な検証を行うことになったそうです。
そしてその検証によって女性の主張が客観的に認められないという結論が出ても、
そこでやっと自称被害者女性の主張と冤罪被害者男性の主張が五分五分程度にあつかわれるのだとか……
10年以上前のドキュメンタリーですが、ここ数年の痴漢冤罪関係のニュースを見る限りあまりかわってなさそうだとおもいます。
冤罪だったというのがニュースに出てくるのは極希な話ですね。
それも、冤罪だと証明されるのはまず1回逮捕されてから。
Re: (スコア:2, 参考になる)
冤罪だったというのがニュースに出てくるのは極希な話ですね。
冤罪自体がきわめて希なケースだから、とは考えられませんか?
会社に安全講習で来た警察の人に(ちょうど例の大阪のでっち上げ事件直後)話を
聞いた事がありますが、
「駅員さんの所に連れてこられる時点で9割はやってます。しかし被害者の証言だけ
ではなかなか立件が難しいので、ちゃんと科学的に捜査します。残りの1割は被害者側
(男性もあり)が勘違いを認めて、謝罪されますね」
#会場から「ほー」と声が上がる。ちなみに聴衆はぶっちゃけ私以外すべて男性
「でっち上げとか冤罪というのは本当に希なケースですね。大体、女性が男性に
仕掛けるのは恐いでしょう?必ず男性の共犯者がいます。そちらから探っていけば、
ほぼ判ります」
という話をされていました。
Re:因果はどっち? (スコア:1)
極めてまれだから証拠は必要ない。稀に冤罪があってもしょうがないよね。
ではなくて、極めてまれでも冤罪は絶対あってはいけない。
という逆のアプローチからの議論がほとんどないのが問題ではないか?
Re:因果はどっち? (スコア:1, すばらしい洞察)
それが原因で冤罪が生まれるのだと思う。
冤罪の可能性を全く考慮しないとか、
逮捕したからには冤罪は許されず有罪になるように容疑者に自白を迫るとか、
正しくない証拠をネタに裁判で有罪を主張するとか・・・
冤罪をゼロにするという実現不可能な目標を設定するから、おかしなことになる。
冤罪がゼロではないという認識があればこそ、冤罪の可能性を考慮して行動できる。
ソフトウェアのバグと一緒ですよ。
Re: (スコア:0)
冤罪はあってはならないから、まず逮捕する時点で慎重になるべきだし、任意の事情聴取の時点でも慎重に証拠を積み重ねるべきなんですよ。それなのに逮捕してから証拠固めをしようとするからおかしくなるだけで。「逮捕してから吐かせりゃいいんだ」的なやり方をしているからダメなんですよ。
(ちなみに冤罪というと裁判で無実の人が有罪判決を受けたことを指すことが多いと思う。誤って逮捕したのは誤認逮捕。誤認逮捕から一歩進んで裁判によって無実の人が有罪判決を受けると冤罪。)
ソフトウェアのバグのたとえはあまり適切ではないと思うけど、あえて乗ってみると、テストもせずに納品(逮捕)しているようなもの。
Re: (スコア:0)
>正しくない証拠をネタに裁判で有罪を主張するとか・・・
正しくない証拠を故意にだして裁判所が誤審するなら、正しくない証拠を誤ってだしても裁判所は誤審します。検察も弁護人も持っている証拠を全てテーブルにあげるようなことはしないし、不利な情報はだしません。なぜならば、以下のように最高裁は繰り返し説明しており、それが刑事裁判の本質だからです。これらを警察官、検察官、弁護士がそれぞれの職業的立場から解釈して適用するのであって、そこに科学的な議論の入り込む余地はほとんどありません。
重要判例① ルンバール事件(最判昭50.10.24
Re: (スコア:0)
DNA鑑定のミスなんて極めてまれだから間違って死刑にされてもしょうがないよね。
検察様や裁判官様に向かって謝れとかどんなクレーマーだよ。