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XIMの設計者としてLinuxでの多言語入力の礎を作られ
ちょっと違うな。あれはモロにlocale依存で、例えば日本語localeで簡体字中国語を入力するみたいな使い方は想定されていない。ご本人もXIMの設計には満足していなかったようで、一刻も早く抹殺したいっておっしゃっていましたが…
IIIMFも設計されました。
あれはJava Stationに熱中していたSunの事情によるところが大きいけど、Solarisの入力フレームワークにいろいろ後付けして妙に複雑にしていた印象があって正直よくないと思った。そもそも今となっては思想が古すぎたな。今はUNIX風のOSもパーソナルコンピュータとして使うようになってるしね。まあジ
XIMの設計者としてLinuxでの多言語入力の礎を作られ ちょっと違うな。あれはモロにlocale依存で、例えば日本語localeで簡体字中国語を入力するみたいな使い方は想定されていない。
ちょっと違うな。あれはモロにlocale依存で、例えば日本語localeで簡体字中国語を入力するみたいな使い方は想定されていない。
XIMは、もともとX11R5のXlib APIです。X11R5が出たのが1994年。この時代に多言語入力なんていっても鼻で笑われましたよ。 Unicode 1.0と統合されたISO/IEC 10646-1が出たのが1993年ですからね。だからって、世の中が一気に変わるわけじゃなかった。時代背景を考えてくださいな。
樋浦氏といえば、当時はhtt(「樋浦が徹夜で作った」の略)とか、やってたんだよなあ。
彼の具合が悪いらしいと聞いたのが、今月初めのこと。それが、もう訃報ですか。なんてことだ。無常を感じます。さみしいよ。
Compound Textは当時からあったと思うけど。むしろDIS 10646の設計をかなぐり捨ててUnicode 1.0と統合されたことに日本(主にfj.kanji方面)では猛反発があったんじゃなかったっけ? 多言語=Unicodeと考えることこそ時代背景を無視してませんか?
はいはい。Compound Textはありましたよ。もちろん、それを使ってマルチリンガル環境を構築することも可能だったかもしれません。
Unicodeも嫌われていました。私も嫌いだった。いまでも異体字がどうこうとかいう話は嫌になる。でも、当時のEUC-JPやShift_JISがそういう問題を解決していたわけではない。
でもね、たかが文字処理に(あえて「たかが」といわせてもらいます。たいていのプログラムにとってそれが主要な地位を占めてはいないという意味で)Compound Textのような複雑なエンコーディングを使うことが、現実的だったかどうか、それに、当時マルチリンガル処理がどれほど現実に求められていたか、ということを考えれば、XIMがlocale依存だったのも時代的制約のひとつですよ。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
マジでー(AAry (スコア:4, 興味深い)
ちょっと違うな。あれはモロにlocale依存で、例えば日本語localeで簡体字中国語を入力するみたいな使い方は想定されていない。ご本人もXIMの設計には満足していなかったようで、一刻も早く抹殺したいっておっしゃっていましたが…
あれはJava Stationに熱中していたSunの事情によるところが大きいけど、Solarisの入力フレームワークにいろいろ後付けして妙に複雑にしていた印象があって正直よくないと思った。そもそも今となっては思想が古すぎたな。今はUNIX風のOSもパーソナルコンピュータとして使うようになってるしね。まあジ
Re: (スコア:1)
XIMは、もともとX11R5のXlib APIです。X11R5が出たのが1994年。この時代に多言語入力なんていっても鼻で笑われましたよ。 Unicode 1.0と統合されたISO/IEC 10646-1が出たのが1993年ですからね。だからって、世の中が一気に変わるわけじゃなかった。時代背景を考えてくださいな。
樋浦氏といえば、当時はhtt(「樋浦が徹夜で作った」の略)とか、やってたんだよなあ。
彼の具合が悪いらしいと聞いたのが、今月初めのこと。それが、もう訃報ですか。なんてことだ。無常を感じます。さみしいよ。
Re: (スコア:0)
Compound Textは当時からあったと思うけど。むしろDIS 10646の設計をかなぐり捨ててUnicode 1.0と統合されたことに日本(主にfj.kanji方面)では猛反発があったんじゃなかったっけ? 多言語=Unicodeと考えることこそ時代背景を無視してませんか?
Re:マジでー(AAry (スコア:1)
はいはい。Compound Textはありましたよ。もちろん、それを使ってマルチリンガル環境を構築することも可能だったかもしれません。
Unicodeも嫌われていました。私も嫌いだった。いまでも異体字がどうこうとかいう話は嫌になる。でも、当時のEUC-JPやShift_JISがそういう問題を解決していたわけではない。
でもね、たかが文字処理に(あえて「たかが」といわせてもらいます。たいていのプログラムにとってそれが主要な地位を占めてはいないという意味で)Compound Textのような複雑なエンコーディングを使うことが、現実的だったかどうか、それに、当時マルチリンガル処理がどれほど現実に求められていたか、ということを考えれば、XIMがlocale依存だったのも時代的制約のひとつですよ。