「中国産CPU搭載のLinuxサーバ登場」記事へのコメント

そもそも

[Futaro (2025)]

ノイマン型コンピュータのアーキテクチャそのものが米国発だよねぇ。
さすがに米国でも「ノイマン型」を、今さら特許と言って振り回さないと思うし、今さら中国もノイマン型以外のアーキテクチャを考えるところから始めることはないと思うけど。でも、考えてみたいよね。ノイマン型以外のやつ。

Re:そもそも

[Anonymous Coward]

非ノイマンをうたうプロセッサも国産されてますね。
「世界初の非ノイマン型 データ駆動並列処理 メディアプロセッサを開発」 [sharp.co.jp]
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この研究をしている先生の講演が、半分も理解できなかったのでAC

Re:そもそも

[Anonymous Coward]

　クロックレスの非同期プロセッサならなんでも非ノイマン型なのか？ARMアーキテクチャの非同期プロセッサならだいぶ昔からあると思ったんだけど。

クロックレスなだけではないようです

[Kanji (8729)]

クロックレスの非同期プロセッサなだけではないようです。

このページ [sharp.co.jp]の用語解説にある「データ駆動型」の項を見ると、

> 一方、データ駆動型では、プログラムはデータが
> 入力されることによって読み出されます。データ
> が複数入力されれば、複数のプログラムが読み出
> されるため、並列にデータ処理が行えます。これ
> を非ノイマン型並列処理方式と呼びます。

データの数だけプログラムが読み出されるようですから、x86 のいわゆる CS:IP が走るようなノイマン型のコンピュータではないのではないでしょうか。

なんかオブジェクト指向っぽいです。データにコードが付随するみたいな。興味が沸いてきました。コードも多分クロックレスの回路で出来ているのでしょう。イメージとしては水道管カードを沢山の分岐や合流でつなぎあわせるようなものではないでしょうか。どうやって結合するのか分かりませんが。もちろん私の憶測ですが。

Re:クロックレスなだけではないようです

[Dot.Zeile (1169)]

でも二十年位前ですら非ノイマン型が議論されると必ずデータ駆動型の話は出ていたはずだし、当時いくつか製作されたシステムもあったような気がするんですけど。あと、intel系で内部クロックが外部クロックの何倍、というのが常態になりはじめたころ（Pentiumが200MHzを超えた頃だったか）にクロック非同期プロセッサもどっかで紹介されているのを見たことがあるし、それが初めてでもなかったはず。私は門外漢だし、それらを組み合わせてっていうのが過去にあったかどうかはわからないから、これが世界初、みたいに言われちゃえば、そうなんだ、って納得するしかないんだけど…。非同期でデータ駆動で並列処理で「メディアプロセッサ」なのが世界初ってことなのかなあ…。