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研究者という肩書の人はみな書類書きに追われ、実際に手を動かすのは初心者の学生さん。実験手技を教え終わった頃には就活でいなくなる。最先端の装置を買っても分かる人が任期切れで他に移ってしまう。学生やポスドクはボスの考えたテーマをしなければならない。優秀な研究者ほど忙しくて自分で研究できない。本当にやりたい事が出来てる人は実はほとんどいない。何でこうなった?
大学が多すぎ、大学生が多すぎ、研究者も多すぎるのでは?
地方の三流私大(古い言葉で言うと駅弁大学)を出ても、地元でデパートの売り子になったり、クルマのセールスマンになったりするなら、無理に学費を払って大学を出る必要はないのに、とりあえず大学に通う。(売り子やセールスマンが他より劣る職業という意味ではなく、大学では必要なノウハウが得られないという意)
勉強を続けたい人のすべてが勉強を続けられるのが理想で、そのためには学費を全額国が負担しても良いと思うが、四年制大学に通う学生の何割が、そういう意思を持って進学したんだろうか。
学生が多いから、大学の教員は講義や事務仕事が多くて、自分の研究に割く時間はない。教員の人数も必要になって、科研費も取り合うことになる。
日本の研究者の満足度が低い理由って「雑用」が多いことに尽きると思いますが。。国内2機関(内教育職1回)の後、現在海外にいますが、こちらの研究者を見ていると、会議と雑用書類が圧倒的に少ないですね。
専攻レベルの会議は月1回(1時間の時間制限付き)会議の中身は議論ではなく、連絡と意志決定教務委員会とか安全委員会なんて言う馬鹿な会議は一つもありません。
あとは無駄な書類がほとんどありませんね。日本だと海外学会に行くために、外国出張承認願、旅程表、航空運賃見積もり、旅行命令簿、出張報告書等々で10ページ程の書類を作る必要がありますが、こちらでは領収書を紙に貼り付けて提出するだけ。海外学会に学生だけでいかせようとすると、これまた2-3ページ程の理由書を書かされますが、こっちではそんなバカな書類は一切必要なし。
その代わり、研究費の報告書は結構厳しいです、毎年、9.5ポイントの書式制限付で5ページ分ほど要求されます(2000-3000 words位でletter 1本文位の量ですね)。あと、自分がいる国だと、日本の助教レベルは毎年1コマ講義の受け持ち、ポスドクでも人によっては講義の受け持ちがあったりします。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
頭と尻尾 (スコア:2)
たいした研究をしないから、それ相応の待遇なのか。
国別ノーベル賞受賞者数。
デンマーク13名。日本15名。
人口はデンマーク550万人、日本1億2千7百万人。
ただし、サッカーは日本が勝った。
Re:頭と尻尾 (スコア:2, 興味深い)
研究者という肩書の人はみな書類書きに追われ、実際に手を動かすのは初心者の学生さん。実験手技を教え終わった頃には就活でいなくなる。最先端の装置を買っても分かる人が任期切れで他に移ってしまう。学生やポスドクはボスの考えたテーマをしなければならない。優秀な研究者ほど忙しくて自分で研究できない。本当にやりたい事が出来てる人は実はほとんどいない。何でこうなった?
Re:頭と尻尾 (スコア:2)
大学が多すぎ、大学生が多すぎ、研究者も多すぎるのでは?
地方の三流私大(古い言葉で言うと駅弁大学)を出ても、地元でデパートの売り子になったり、クルマのセールスマンになったりするなら、無理に学費を払って大学を出る必要はないのに、とりあえず大学に通う。(売り子やセールスマンが他より劣る職業という意味ではなく、大学では必要なノウハウが得られないという意)
勉強を続けたい人のすべてが勉強を続けられるのが理想で、そのためには学費を全額国が負担しても良いと思うが、四年制大学に通う学生の何割が、そういう意思を持って進学したんだろうか。
学生が多いから、大学の教員は講義や事務仕事が多くて、自分の研究に割く時間はない。教員の人数も必要になって、科研費も取り合うことになる。
書類と会議 (スコア:1, 興味深い)
日本の研究者の満足度が低い理由って「雑用」が多いことに尽きると思いますが。。
国内2機関(内教育職1回)の後、現在海外にいますが、
こちらの研究者を見ていると、会議と雑用書類が圧倒的に少ないですね。
専攻レベルの会議は月1回(1時間の時間制限付き)
会議の中身は議論ではなく、連絡と意志決定
教務委員会とか安全委員会なんて言う馬鹿な会議は一つもありません。
あとは無駄な書類がほとんどありませんね。
日本だと海外学会に行くために、外国出張承認願、旅程表、航空運賃見積もり、旅行命令簿、出張報告書等々で10ページ程の書類を作る必要がありますが、こちらでは領収書を紙に貼り付けて提出するだけ。海外学会に学生だけでいかせようとすると、これまた2-3ページ程の理由書を書かされますが、こっちではそんなバカな書類は一切必要なし。
その代わり、研究費の報告書は結構厳しいです、毎年、9.5ポイントの書式制限付で5ページ分ほど要求されます(2000-3000 words位でletter 1本文位の量ですね)。あと、自分がいる国だと、日本の助教レベルは毎年1コマ講義の受け持ち、ポスドクでも人によっては講義の受け持ちがあったりします。