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人類はすべての卵を1つのバスケット、1つの惑星に入れておくべきではない。バスケットを落としてしまう前にその負荷を分散させれば、バスケットを落としてしまうことは避けられるはずだ。
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
その通りだと思います。技術的なレベルは何とかなるかもしれませんが、 文化的レベルで達成するのが困難であるように私には思われます。 特に資本主義をベースとした現代経済は経済成長を仮定して成り立っており、経済成長しないで長期的に文明あるいは国家が存続可能なのかどうか、ですかね。
おそらく地球を長期存続させるために重要なのは以下の点です。
これらは現代経済学と矛盾します。つまり、こ
テクノロジーのレベルを下げ、資源の消費を抑え、人口を減らし、何とか地球上で生き延びていく努力をしよう、という考え方も一理有りますが・・・
まぁ聞いてくれ。誰だったか忘れたけどがNASAの科学者がインタビューで、人類の存在する目的は地上の全ての生命、遺伝子、住みかを宇宙に広げることなんだ、だから文明社会を作り、科学を発達させてるんだ、って答えてて。勿論合理的な裏付けは無いですが。
しかし表題の質問。「宇宙に行ってみたいですか?」こう訊ねると半分くらいの人は行きたいと即答します。残りの半分はちょっと考えて、別にいいと言うのだけど・・・それはそうですよね。考えて
理念とか動機付けとか、そういう話はカッコイイんですけど、ここの流れではそれを議論しているのではなくて、その先の話をしているのです。
つまり人間にはもう本能的に宇宙に行きたいっていう意志があるんじゃないかと思うことがあって。
そりゃあ当然です。人間は(少なくともそのうちの何割かは)フロンティア精神を持っているから地球全域に版図を広げられたのだし、そもそも「殖えられるだけ殖える」「繁殖できそうな場所があれば繁殖する」というのが生命の本質です。だから、ここではべつに宇宙に行きたいということにダメだしなんかしてません。(現在のヒトの姿のままで出て行くべきかどうかは議論が分かれるでしょうが)
「宇宙に行きたいのか」「行くべきなのか」じゃなくて、「行くとしたらどうすればいいのか」「いずれ宇宙に出て行くなら、今何を成さねばならないのか」という議論をしているのです。
で、ホーキング博士は時期として具体的に「100~200年内」、理由として「人類の文明に起因する環境悪化(人口増や資源枯渇)を解決するため」が挙げられていて、おいおいそりゃ違うんじゃないの、地球で存続できないレベルの文明が(もっと環境の厳しい)宇宙文明なんて築けるの?という話をしています。
>もっと環境の厳しい
もともと、人類がアフリカから外へ広がったのは「アフリカで生きられないので、もっと環境の厳しい世界へ出た」だもんね。生物進化を見てると、新しいニッチへ進出できなかった種は大抵滅びる。とは言え、ホモサピエンスの前にアフリカから出た旧人類も全部滅びてるけど。(ホモサピエンスも滅びかけてるけど、運が良かったらしい)どっちにしろ種は滅びるのが大部分で生き延びて後継を残すのは例外だから、死中に活を求めなければ希望はない。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
なにこの第三の選択 (スコア:5, すばらしい洞察)
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分
Re: (スコア:2)
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
その通りだと思います。技術的なレベルは何とかなるかもしれませんが、 文化的レベルで達成するのが困難であるように私には思われます。 特に資本主義をベースとした現代経済は経済成長を仮定して成り立っており、経済成長しないで長期的に文明あるいは国家が存続可能なのかどうか、ですかね。
おそらく地球を長期存続させるために重要なのは以下の点です。
これらは現代経済学と矛盾します。つまり、こ
ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:0)
テクノロジーのレベルを下げ、資源の消費を抑え、人口を減らし、
何とか地球上で生き延びていく努力をしよう、という考え方も一理有りますが・・・
まぁ聞いてくれ。
誰だったか忘れたけどがNASAの科学者がインタビューで、
人類の存在する目的は地上の全ての生命、遺伝子、住みかを宇宙に広げることなんだ、
だから文明社会を作り、科学を発達させてるんだ、って答えてて。
勿論合理的な裏付けは無いですが。
しかし表題の質問。「宇宙に行ってみたいですか?」
こう訊ねると半分くらいの人は行きたいと即答します。
残りの半分はちょっと考えて、別にいいと言うのだけど・・・それはそうですよね。
考えて
Re:ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:2)
理念とか動機付けとか、そういう話はカッコイイんですけど、ここの流れではそれを議論しているのではなくて、その先の話をしているのです。
そりゃあ当然です。人間は(少なくともそのうちの何割かは)フロンティア精神を持っているから地球全域に版図を広げられたのだし、そもそも「殖えられるだけ殖える」「繁殖できそうな場所があれば繁殖する」というのが生命の本質です。だから、ここではべつに宇宙に行きたいということにダメだしなんかしてません。(現在のヒトの姿のままで出て行くべきかどうかは議論が分かれるでしょうが)
「宇宙に行きたいのか」「行くべきなのか」じゃなくて、「行くとしたらどうすればいいのか」「いずれ宇宙に出て行くなら、今何を成さねばならないのか」という議論をしているのです。
で、ホーキング博士は時期として具体的に「100~200年内」、理由として「人類の文明に起因する環境悪化(人口増や資源枯渇)を解決するため」が挙げられていて、おいおいそりゃ違うんじゃないの、地球で存続できないレベルの文明が(もっと環境の厳しい)宇宙文明なんて築けるの?という話をしています。
Re:ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:1)
>もっと環境の厳しい
もともと、人類がアフリカから外へ広がったのは「アフリカで生きられないので、もっと環境の厳しい世界へ出た」だもんね。
生物進化を見てると、新しいニッチへ進出できなかった種は大抵滅びる。
とは言え、ホモサピエンスの前にアフリカから出た旧人類も全部滅びてるけど。(ホモサピエンスも滅びかけてるけど、運が良かったらしい)
どっちにしろ種は滅びるのが大部分で生き延びて後継を残すのは例外だから、死中に活を求めなければ希望はない。
the.ACount