>「海外の大学」 自分が滞在した所と友人関係で話をしていて大学院教育に関して同じ意見に至った所だと US: Harvard, MIT, UCLA, UCSF, Caltech, Johns Hopkins, Duke UK: University college London, Oxford, Bristol EU: U Tubingen, Lausanne (EPFL), U Basel, U Zurich, U Amsterdam, Norwegian University of Science and Technology 位ですね。たいした数じゃありませんが、日本の旧帝大の数よりは多いかと。。 大学院教育に関しては面白いことに、生物系、工学系共に同じ意見に至りました。
利点など (スコア:5, 参考になる)
海外からの留学生/PDが集まってくるような状況だと以下のような利点があります.
・即戦力が増える
D課程やらPDやらの人間が集まってくると言うことは,研究において即戦力が増えることを意味しますのでかなり研究上有利です.また,この手の海外に出ようという人間は母国の集団内でもそこそこ上位に位置しますので,自国内で人を集めるよりも優れた人間が獲得しやすかったりもします.
さらに,こういった留学生が集まってくる国というのは,総合的な研究環境(生活面も含む)が整っていて彼ら留学を希望する人にとって魅力的な国と言うことですから,誰も彼もがその国を目指し
Re:利点など (スコア:2, 興味深い)
現在海外のPDですが、ついでに補足
日本の大学院が海外に絶対的に負けている点
-金銭的負担
海外では博士課程の院生が自腹を切って博士課程に進学するなんて事はありえません。博士課程の大学院生は教授の仕事を手伝うという名目で、授業料と生活費が支給されます。逆に日本だと育英会の借金を400-600万程度背負って大学院博士課程を卒業することになります。
-コースワーク
海外では博士課程の1年目は系統だった講義にかなりの時間を割き、非常に幅広い知識が身につきます。一方、日本の大学院では研究室で実験して、論文書けば学位がもらえる為、多くの大学院生は自分の研究室から離れた分野の知識に非常に乏しい事が多いです。これが日本の大学院生はタコツボで使えないと言われる所以でしょう。ちなみに、小生の大学院時代の恩師は、海外の大学院生はそういう風に教育を受けているから、君らは自分でその分を補わなければならないんだという事を院生にいつも言っていました。
-プロジェクトの進め方
これはこちらに来てから感じた事ですが、こちらではプロジェクトを開始する前にかなり綿密に実験に対する仮説を検討します。実験を開始する前に、この実験でpositiveならば結論はA、negativeならば結論はBと言った所まで議論を詰めます。逆にここの議論が詰まっていないと、プロジェクトを開始させてもらえません。なので、プロジェクトの迷走が少ないと言えます。一方、日本では「この辺やってみたらおもしろいんじゃない?」程度のノリで実験がスタートする事が多いので、プロジェクトが迷走しがちです。結果このような日本式の大学院教育を受けても海外では「使えない奴」と言うレッテルを貼られてしまうので、日本の大学院教育のシステムを根本的に変えない限り留学生の獲得競争に勝てるはずは無いでしょう。
Re: (スコア:0)
他はともかく、
>これが日本の大学院生はタコツボで使えないと言われる所以でしょう。
これは違うと思うぞ。
なにしろそれを言ってるのは日本企業(の人事部)だけだもの。
外資企業からは言われないよ。
それから、「海外の大学」とひとくくりにするのはいかがなものかと。
あなたの経験した大学が、世界中に一体何校あるというのやら。
Re:利点など (スコア:1)
>なにしろそれを言ってるのは日本企業(の人事部)だけだもの。
>外資企業からは言われないよ。
これは分野によって違うかもしれませんね。言い方が少し乱暴だったかもしれません。
残念ながらピペドの領域では外資からもあまり相手にされていませんが・・・。
>「海外の大学」
自分が滞在した所と友人関係で話をしていて大学院教育に関して同じ意見に至った所だと
US: Harvard, MIT, UCLA, UCSF, Caltech, Johns Hopkins, Duke
UK: University college London, Oxford, Bristol
EU: U Tubingen, Lausanne (EPFL), U Basel, U Zurich, U Amsterdam, Norwegian University of Science and Technology
位ですね。たいした数じゃありませんが、日本の旧帝大の数よりは多いかと。。
大学院教育に関しては面白いことに、生物系、工学系共に同じ意見に至りました。