アカウント名:
パスワード:
調査に対して言いたいことはサブジェクトが全てなんですが,ビッグサイエンスの予算的あるいは人材的な効率が良いかどうかは,別の問題ですね.この調査では,被引用件数で評価していますが,別の観点として日本のノーベル賞受賞者を見た場合,ビッグサイエンスによる受賞は小柴昌俊博士だけです.
私個人としては,ほどほどの予算をばら撒いて研究を進めさせる方が,平均的な効率は良いのではないかと思っています.昔は散見されたという「本当に働かない教授」を排除することは必要ですが.
もちろん,研究テーマによって必要な資材および人材の形態は異なりますから,ビッグサイエンスを一概に否定するつもりはありません.
> 「業績をあげる」というか「業績」そのものの意味すら理解できていない場合が多い。
教授に「インパクトファクターって何?」って真顔で聞かれたりしますからねえ。
>昔は散見されたという「本当に働かない教授」を排除することは必要ですが.
今もいますよ。文系学部には山ほど。てか、毎年コンスタントに査読付き論文を発表してる教員の方が少数の国立大学の学部もあるわけです。査読付きつっても100%採録になるやつだったり。
そういう定年間際の教授たちは、一体いくら給料もらってるんでしょうかね。クビにしたら若い人3人くらい雇えるんじゃないかと。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
ビッグサイエンスを推進したい人達の言い分 (スコア:1, 興味深い)
調査に対して言いたいことはサブジェクトが全てなんですが,ビッグサイエンスの予算的あるいは人材的な効率が良いかどうかは,別の問題ですね.この調査では,被引用件数で評価していますが,別の観点として日本のノーベル賞受賞者を見た場合,ビッグサイエンスによる受賞は小柴昌俊博士だけです.
私個人としては,ほどほどの予算をばら撒いて研究を進めさせる方が,平均的な効率は良いのではないかと思っています.昔は散見されたという「本当に働かない教授」を排除することは必要ですが.
もちろん,研究テーマによって必要な資材および人材の形態は異なりますから,ビッグサイエンスを一概に否定するつもりはありません.
Re:ビッグサイエンスを推進したい人達の言い分 (スコア:1, 興味深い)
いまでもたくさんいますけど。。。
そんな先生方が人事をしているので、地方大学とか、都会でも私立大学なんて未だにバカ採用していますよ。
曰く「俺より業績のある、若い奴はいらない」とかいって、10年以上論文書いてない30代を准教授採用したりしてますな。
#30代で10年論文書いてないってつまり学位とってから、まともな仕事をしていないんぜ。
そもそも「本当に働かない教授」は世界の研究の流れとか世間的に認められる業績の質が分からなかったりする。
というか、「業績をあげる」というか「業績」そのものの意味すら理解できていない場合が多い。
そうなると、「業績」で人事ができないから、「知っている人の推薦」なんてのに左右されやすくなる。
でも、「本当に働かない教授」は「知っている人」すら少なかったり、「知っている人」のレベルが同程度の「バカ」だったりするので、結局自分の若いときの業績とかを判断材料にするけど、「本当に働かない教授」の若い頃の業績など推して知るべしだから、採用者のレベルも下がっていく。
さらに悪いことに「本当に働かない教授」は大学の外に出ないから若い研究者の就職難なんて理解できないし、自分が就職できたから自分よりも業績がある若手が就職できないのは就職できない若手に非があると思い込んでいる。閉じこもっているから時代の流れがまるで見えてないんだよね。
そんなこんなで、「バカ」が「バカ」を採用するという悪循環が起こっている。これがいまのポスドク問題。多くの人間が思っている「ポスドクが就職できない」というポスドク問題よりも事態はもっと深刻化していて、ポストはあるけど、採用者がバカだから業績のある若手が採用されないで、バカが准教授になったりしている。そして、本当に真面目に研究し業績のある奴が潰されていき、それをみてさらに若い大学院生とかがシラケていき、結果日本全体の研究能力が落ちていく。 研究して業績だして世界に認められると就職できなくて、業績ないと准教授なんてケースをいくつも見てモーティベーション維持できる奴なんていない
競争的資金とかはこんな「本当に働かない教授」やバカに採用されたバカ准教授達を駆逐する駆動力になるはずだったのが、「広く薄く」なんて議論が出てくる。良く考えると分かるが科研費の採択率って大体25%だよ。採択されれば数年はもらえてその間応募しないんだから、ある年度で見るともらっている奴ともらっていないやつどっちが多いか分かるじゃん。単純な算数すらできない奴が「広く薄く」なんて言ってバカ教授とバカ准教授を擁護しているんだよ。
こんなこと書くと「教育と研究は違う」なんていうやつもいるけど、バカ教授やバカ准教授の講義すごいぞ、間違いを平気で言っているし、そもそも理解が浅いから薄っぺらい事、教科書そのまましか言わない。だから退屈で眠い講義になる。授業料詐欺に近いのではないかと良く思う。
特に文系大学で理系科目をもっている先生方は酷いのが多い。あれでは余計嫌いになるって。文系学生にこそ業績があってその道をある程度究めた人間が厚みのある講義をすれば「理系イジメ」が減るのに、文系学生にはこの程度でいいやなんて感じのことをやっているからダメなんだよな。 教育に力いれてあれかと思うと「本当に働かない教授」の意味が良く分かるな。
#かなりやばいのでAC
Re: (スコア:0)
> 「業績をあげる」というか「業績」そのものの意味すら理解できていない場合が多い。
教授に「インパクトファクターって何?」って真顔で聞かれたりしますからねえ。
Re: (スコア:0)
>昔は散見されたという「本当に働かない教授」を排除することは必要ですが.
今もいますよ。文系学部には山ほど。てか、毎年コンスタントに査読付き論文を発表してる教員の方が少数の国立大学の学部もあるわけです。査読付きつっても100%採録になるやつだったり。
そういう定年間際の教授たちは、一体いくら給料もらってるんでしょうかね。クビにしたら若い人3人くらい雇えるんじゃないかと。