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「published paper」がオークションにかかるということ自体が理解の果てなんだが。
雑誌名、巻、号、ページ、などがどこを探しても見当たりません。
ITMediaからリンクされているページ [justgiving.com]には、「impressive quantity of Turing's offprints」とありますが、impressive quantityとは具体的にいくつなのか、目録も見当たりません。
ちなみにoffprint(別刷り)とのことなので、論文が掲載された雑誌そのものよりは価値が高いかもしれません。(別刷りとは、業界や時代によって違うかもしれませんが、論文の雑誌への掲載が決まったときに、著者が50部なり100部なりのその論文だけを印刷した小冊子を出版社からもらったり買い取ったりして、著者が別の研究者から求められたときに送るために使う物です)。その別刷りが大量に(Turingが生涯のあいだに出した論文を網羅するような形で)あれば、たしかに価値はあるかも知れません。
しかし内容的には雑誌そのものに掲載されているものと同じですから、それなら、あちこちの大学図書館とかにあるのではないかと思います。(ほぼフルセットが、各図書館に)。
あるいは、国家機密に関わる研究だったので所内報とかにしか載ってなくて一般公開されていなかったとかかもしれません。
どちらにせよ、詳細情報が分からないと何とも言えません。こんな状態で、寄付を求めたりそれに応じたりするのはちょっとどうかなと思います。
それとも、詳細情報はあるのだけど、私が見落としているだけなんでしょうか?
ITMediaからリンクされているページには、 「impressive quantity of Turing's offprints」とありますが、 impressive quantityとは具体的にいくつなのか、目録も見当たりません。
別のコメント [srad.jp]で書きましたが、オークションが不成立で終わったから、寄付の呼びかけからリンクされていたオークション会社 Christie’s のページが消えたんですってば。それまではちゃんと Christie’s のページに載っていたのでしょう、知りませんけれど。いくらなんでも、「Alan Turing の論文別刷りたくさん」というだけの情報で 30 万ポンドからのオークションなんか開いたら馬鹿ですから。
試しに検索してみたら、英国の元国会議員の Derek Hyatt さんのブログ [derekwyatt.co.uk]に、 Christie’s のページに載っていたテキストのコピーと思われるものがありましたので、参考まで。当然ながら、これが正しい情報かどうかは知りません。
どちらにせよ、詳細情報が分からないと何とも言えません。こんな状態で、 寄付を求めたりそれに応じたりするのはちょっとどうかなと思います。
オークションで落札できなかった後も引き続き寄付を募っているのだから、寄付の呼びかけの文中のリンクが切れていることくらいちゃんと気付いて情報を補足しろ、とは僕も思いますけれど、寄付に応じた人は納得した上で応じているんじゃないんですか。
英国の元国会議員の Derek Hyatt さんのブログ [derekwyatt.co.uk]に
と書きましたが、正しくは Derek Wyatt さんでした。失礼しました。
万一、数千万円出さないと論文の内容を読めないと勘違いしている人が、その勘違いを理由に募金に応じたのだとしたら、それは申し訳ないけれど募金に応じた側の調査不足というものです。
寄付を求めるページに、オークションに出されているのは「論文の別刷り」であることがはっきり書かれています。「何だか知らないけれど重要だって言っているから協力しよう」という考えで募金に応じる人はいるでしょうけれど、そうやって信じて寄付する以外の人は、呼びかけに応じる前にせめて「論文の別刷り」というのがどういうものなのかを理解するべきでしょう。
別刷りがあるということは、その論文は出版されているということです。未出版の原稿が新たに見つかったとか、そういう話ではありません。なので、論文の内容を読むだけなら、その論文を含む論文誌を見れば載っています。さらに、 Turing の論文を集めて Collective Works of A. M. Turing という題名の 4 巻組の本が出版されている [turing.org.uk]ようなので、論文誌を購読していなくても数万円出せば Turing の論文を全部読めるはずです。
こんな情報を公開してしまうと、内容が読めるだけで満足な人は オークション参加への熱意を失ってしまって、募金が集まらなくなるかもね。
この程度の、少し調べればわかることを知って寄付する気がなくなるような人は、さすがに最初から寄付なんかしていないと信じたいです。
チューリングの論文が欲しいとか募金したくなるくらいの人なら、学術雑誌はたいていPDFで公開されてることくらい知ってるでしょうし、そんな当然のことは分かった上で募金しているのだと思います。
論文へのリンクは「参考になる」だと思いますが。お金払ってでもチューリングの最初の論文を読みたい人もいるかもしれませんし。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
>his first published paper (スコア:1, すばらしい洞察)
「published paper」がオークションにかかるということ自体が理解の果てなんだが。
Re:>his first published paper (スコア:1, 興味深い)
雑誌名、巻、号、ページ、などがどこを探しても見当たりません。
ITMediaからリンクされているページ [justgiving.com]には、
「impressive quantity of Turing's offprints」とありますが、
impressive quantityとは具体的にいくつなのか、目録も見当たりません。
ちなみにoffprint(別刷り)とのことなので、論文が掲載された雑誌そのもの
よりは価値が高いかもしれません。(別刷りとは、業界や時代によって違うかも
しれませんが、論文の雑誌への掲載が決まったときに、著者が50部なり100部なりの
その論文だけを印刷した小冊子を出版社からもらったり買い取ったりして、著者が
別の研究者から求められたときに送るために使う物です)。その別刷りが大量に
(Turingが生涯のあいだに出した論文を網羅するような形で)あれば、たしかに
価値はあるかも知れません。
しかし内容的には雑誌そのものに掲載されているものと同じですから、それなら、
あちこちの大学図書館とかにあるのではないかと思います。(ほぼフルセットが、
各図書館に)。
あるいは、国家機密に関わる研究だったので所内報とかにしか載ってなくて
一般公開されていなかったとかかもしれません。
どちらにせよ、詳細情報が分からないと何とも言えません。こんな状態で、
寄付を求めたりそれに応じたりするのはちょっとどうかなと思います。
それとも、詳細情報はあるのだけど、私が見落としているだけなんでしょうか?
Re:>his first published paper (スコア:2)
別のコメント [srad.jp]で書きましたが、オークションが不成立で終わったから、寄付の呼びかけからリンクされていたオークション会社 Christie’s のページが消えたんですってば。それまではちゃんと Christie’s のページに載っていたのでしょう、知りませんけれど。いくらなんでも、「Alan Turing の論文別刷りたくさん」というだけの情報で 30 万ポンドからのオークションなんか開いたら馬鹿ですから。
試しに検索してみたら、英国の元国会議員の Derek Hyatt さんのブログ [derekwyatt.co.uk]に、 Christie’s のページに載っていたテキストのコピーと思われるものがありましたので、参考まで。当然ながら、これが正しい情報かどうかは知りません。
オークションで落札できなかった後も引き続き寄付を募っているのだから、寄付の呼びかけの文中のリンクが切れていることくらいちゃんと気付いて情報を補足しろ、とは僕も思いますけれど、寄付に応じた人は納得した上で応じているんじゃないんですか。
Re:>his first published paper (スコア:2)
と書きましたが、正しくは Derek Wyatt さんでした。失礼しました。
Re:最初の論文はPDF化されてるようです (スコア:2)
万一、数千万円出さないと論文の内容を読めないと勘違いしている人が、その勘違いを理由に募金に応じたのだとしたら、それは申し訳ないけれど募金に応じた側の調査不足というものです。
寄付を求めるページに、オークションに出されているのは「論文の別刷り」であることがはっきり書かれています。「何だか知らないけれど重要だって言っているから協力しよう」という考えで募金に応じる人はいるでしょうけれど、そうやって信じて寄付する以外の人は、呼びかけに応じる前にせめて「論文の別刷り」というのがどういうものなのかを理解するべきでしょう。
別刷りがあるということは、その論文は出版されているということです。未出版の原稿が新たに見つかったとか、そういう話ではありません。なので、論文の内容を読むだけなら、その論文を含む論文誌を見れば載っています。さらに、 Turing の論文を集めて Collective Works of A. M. Turing という題名の 4 巻組の本が出版されている [turing.org.uk]ようなので、論文誌を購読していなくても数万円出せば Turing の論文を全部読めるはずです。
この程度の、少し調べればわかることを知って寄付する気がなくなるような人は、さすがに最初から寄付なんかしていないと信じたいです。
Re: (スコア:0)
チューリングの論文が欲しいとか募金したくなるくらいの人なら、
学術雑誌はたいていPDFで公開されてることくらい知ってるでしょうし、
そんな当然のことは分かった上で募金しているのだと思います。
論文へのリンクは「参考になる」だと思いますが。
お金払ってでもチューリングの最初の論文を読みたい人もいるかもしれませんし。