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環境の良いところにいた生物が競争を避けるために特殊な環境に適応するということがよくあるとか。この微生物も、もともとは燐を使っていたが、競争の少ない環境に適応した結果、ヒ素を使うシステムを獲得したんでは?
となると、このような生物の存在を宇宙生命の話にまで敷衍することはできないんじゃないのかと思うのだけれど、どうなんでしょうね?
適応の途中ではどういう状態になるんでしょうかね。
わたしのような無機化学の人間(生物の酵素みたいな精密な部分は知らない人間)からすると、「リン酸と砒酸の置き換え?分子中でのリンと砒素の原子での置き換えならともかく、リン酸基レベルの置き換えならだいたい同じように行くでしょ。サイズも似たようなもんだし」と思ってしまう。最適化されていない、非常にルーズな酵素なら行っても良さそうな気はする。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
疑問 (スコア:0)
環境の良いところにいた生物が競争を避けるために特殊な環境に
適応するということがよくあるとか。
この微生物も、もともとは燐を使っていたが、競争の少ない環境に
適応した結果、ヒ素を使うシステムを獲得したんでは?
となると、このような生物の存在を宇宙生命の話にまで敷衍することは
できないんじゃないのかと思うのだけれど、どうなんでしょうね?
Re: (スコア:0)
適応の途中ではどういう状態になるんでしょうかね。
Re:疑問 (スコア:1)
鵺の啼く夜は恐ろしい
Re: (スコア:0)
わたしのような無機化学の人間(生物の酵素みたいな精密な部分は知らない人間)からすると、「リン酸と砒酸の置き換え?分子中でのリンと砒素の原子での置き換えならともかく、リン酸基レベルの置き換えならだいたい同じように行くでしょ。サイズも似たようなもんだし」と思ってしまう。
最適化されていない、非常にルーズな酵素なら行っても良さそうな気はする。
Re:疑問 (スコア:1)
タイミングやら調節機構やらフィードバックやらがそう簡単に追従するんだろうか
と思ってしまうんですよ、なまもの屋としては。
逆に言えばそんなにルーズな酵素系を使っても生命が維持できるって、どこにその
冗長性を許容する余地があるんだろうかと。
遺伝情報の発現一つ取ってみたって、調節因子やポリメラーゼ周りのサブ酵素みたい
なものからmRNAのスプライシング、リボソームRNA、トランスファーRNAにいたるまで、
リン酸と砒酸が置き換わった状態で同じように流れていくんでしょうか??
生きてるからには行くんでしょうが・・・。
塩基配列一つ狂っているだけで死にいたる事があると思えば、こんな根源的なところで
置き換わっていても増殖する細菌が居たり。いやはや、生きるってのはどういうシステム
なんでしょうかね。
鵺の啼く夜は恐ろしい